アジト攻略六十九
クロムウェルは力を溜めてから五分経った。
創(ものすごい魔力量だ。この魔力量から繰り出されるあの一撃を止めるには指輪八個以上は必要だな。クロムウェルは磨けば俺たちと同じレベルの強さになるな。これからが楽しみだ。)
創は今後のクロムウェルについていろいろ考えていた。
そしてクロムウェルは準備が終わったのか創に話しかけた。
ク「準備が終わったぜ如月。それで一つ聞きたいんだが俺って如月ぐらい強くなれそうか?」
創「俺の見立てではクロムウェルは一級戦闘員になれると思うぞ。まあそのためには沢山の訓練を積む必要があるけどな。」
ク「それは本当か!なんだか今から楽しみになってきたぜ。俺が強くなった時は是非とも手合わせをお願いしたい。」
創「お前と手合わせをするのを楽しみに待ってるよ、クロムウェル。それで準備はできたか?」
ク「おう、準備はできたぜ!如月は平気か?」
創「俺は平気だ。だからいつでもこい。」
ク「それじゃあいくぜ!!」
クロムウェルがそう言って槍を構えるとその槍は赤色に光りだした。
その槍はさっき創に向かって放った時よりもより深い赤色になっていた。
ク「惑星を貫く紅の槍!!!!」
クロムウェルは槍を創に向かって勢いよく投射した。
そのスピードはさっきとは比べものにならないほど上がっていた。
創(威力もスピードも充分だな。これなら俺のチームに入団するための基準点を超えている。そう思えば新しい仲間が増えるのはさしぶりだな。いつぶりだっけな......。)
創はそう思い右手を前に出した。
そして槍と手が当たった瞬間、槍はあっけなくへし折れてしまった。
ク「おいおい!嘘だろ!?俺の聖槍が折れるなんてどうなってやがる!?」
クロムウェルが槍が折れたことに驚いているうちに創はクロムウェルの目の前にいつのまにか立っていた。
創「これで俺の勝ちだ。」
創はそう言ってクロムウェルにデコピンをするとクロムウェルは目にもたまらぬ速さで結界まで飛んでいき、結界に激突した。
クロムウェルはあまりの衝撃にその場に倒れてしまった。
創はクロムウェルがステージ外に出たことを確認すると結界を解いた。
そしてクロムウェルのそばまでくると
ク「如月、俺の完敗だ。俺はこれからお前の下に着く。こき使ってくれ。」
創「これからよろしくなクロムウェル。いろいろ大変だと思うが仲良くやってくれると嬉しい。」
創はそう言って倒れているクロムウェルに手を差し伸べた。
クロムウェルはその手をとり起き上がったのだった。




