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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(創視点)九十七

創「俺が一人で黒光り野郎と戦う予定だから、俺以外の他のメンバーはあのレーザーをぶっ放してくるクソキモ羽虫野郎の相手をして貰おうと考えているよ」


 創はリヴァイアサンから二手に分かれるとしてもどのようなメンバー構成で分かれる予定なのかと質問されたので、リヴァイアサンに自分一人で黒騎士の巨人の相手をし、リヴァイアサンたちは純白の生物の相手をして貰う予定であることを話した。


 創がリヴァイアサンたちに自分は一人で黒騎士の巨人と戦うことを伝えると、リヴァイアサンたち龍種組はとても心配そうな表情を浮かべていたのだが、草薙剣たち聖剣組はさも自分たちは創と共に戦うと言わんばかりの態度をとっていた。


 まあ、草薙剣たち聖剣組はリヴァイアサンたち龍種組とは違い、創の武器という戦闘において絶対に必要なものであるため、自分たちは創と共に黒騎士の巨人と戦うのだろうと思うのは当然だろう。


 そんないかにも自分たちは創と共に黒騎士の巨人と戦う雰囲気を醸し出していた草薙剣たち聖剣組であったのだが、創が伝え忘れていた草薙剣たちに伝えなければならないことを思い出したようで、二人に話しかけた。


創「ああ、言い忘れていたけど、草薙とアトランシアもリヴァイアサンたちと共にあの空を不快な音を立てながら飛んでいるクソキモ羽虫野郎の相手をして貰う予定だからな。今回は別行動になるが、この黒光り野郎との戦闘には別の神聖武器を使う予定だから、俺のことは気にせずにリヴァイアサンたちと共に力を合わせて、あのクソキモ羽虫野郎を倒してきてくれ」


 草薙剣とアトランシアに話しかけた創は二人にリヴァイアサンたちと共に空で佇んでいる純白の生物の相手にするようにと伝え、黒騎士の巨人との戦闘では彼女たちではない他の神聖武器を使う予定であるため、自分の心配はする必要はないので、思い存分暴れてくれて構わないことも伝えたのだった。


 創から今回は別の神聖武器を使うので、別行動するようにと言われた草薙剣とはアトランシアはまさか、自分たちがリヴァイアサンたちと同じように別行動を指示されるとは思ってもいなかったので、別行動を指示されたことに驚きを隠せていなかった。


 まさかの回答に驚きが隠せず、固まっていた草薙剣とアトランシアであったが、段々と思考停止してしまっていた脳が動き始めると同時に二人は創から今回は使わないと言われたことへのショックで顔を曇らせていき、草薙剣に関しては今にも泣き出しそうな顔を浮かべていた。


 二人に今回は別の神聖武器を使うと言った創も草薙剣とアトランシアが多少のショックを受けてしまうことは予想していたが、実際の二人の反応は自分が思っていたよりも大きかったため、創は二人をどう慰めようかと頭を悩ませた。


 いっそのこと草薙剣とアトランシアのことを急遽使用する方向性で行こうとも創は考えたのだが、創は自分の目の前に立ちはだかっている黒騎士の巨人との戦闘で二人を自分の側に置いておくのは何かまずいと本能が訴えてきているため、その選択肢をとることはできなかった。


 そうして、創が悲しそうな表情を浮かべている草薙剣とアトランシアのことをどう励まそうかと頭を悩ませていると、悲しそうな表情を浮かべる二人にリヴァイアサンが話しかけた。


リ「草薙、アトランシア、なぜ悲しそうな顔をしているのですか?ご主人様は貴女たちのことをとても信頼しているので、別行動を命令されたのですよ?あの空に浮かぶ白い敵を倒すのに草薙とアトランシアの二人の力が必要であると。なので、私はここは悲しむのではなく、誇りに思うべきかと考えます。それに、私たちも貴女たちが手を貸してくれると助かりますし。なので、二人とも私たちと共に行きましょう?二人のことを信頼して任せてくれたご主人様のためにも」


 リヴァイアサンは草薙剣とアトランシアに対して、創が二人に今回の別行動をするように言ったのは二人のことを邪魔や力不足だと思っているのではなく、純白の生物の攻略において、二人の力が絶対に必要であると感じたためであると説明した。 


 そして、リヴァイアサンは草薙剣とアトランシアに創が今回別行動を任せたのは自分がいなくても二人なら絶対に純白の生物のことを仕留めてきてくれると信頼を置いているためであることも伝えたのだった。


 リヴァイアサンから創が自分たちのことを信頼しているために別行動を支持したのだと教えられた草薙剣とアトランシアの表情は暗きものから明るいものへと一瞬で変わり、今ではやる気満々と言わんばかりのやる気を見せている。 

 あまりの切り替えの速さに草薙剣とアトランシアのことを説得したリヴァイアサンも少し困惑しているようで、苦笑を浮かべており、創はあいかわらずの切り替えの速さだなと二人の切り替えの速さに感心していた。


 ちなみに、リヴァイアサンが草薙剣とアトランシアのことを説得するために話していたことは全て彼女の考えた嘘であり、創が二人のことをどうしようかと悩んでいることが分かったため、助け舟を出すためにそれっぽいことを考えて話したのである。


 草薙剣とアトランシアのことを巧みな嘘で騙したリヴァイアサンは創の方へ自分のお陰で助かったなと言わんばかりのドヤ顔を向け、リヴァイアサンからドヤ顔を向けられた創は少しリヴァイアサンのドヤ顔にむかついたが、それ以上に助かったので、草薙剣とアトランシアにバレないように感謝するポーズをとった。


 そうして、リヴァイアサンの助け舟のおかげで創たちは何とか二手に分かれることが出来たのであった。



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