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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(創視点)八十四

創「おやおや?その表情から察するにリヴァイアサンは俺が展開している術式に何か違和感を感じているのかね?」


 創が展開した術式を必死に読み解くと同時にこの術式に感じた違和感の正体は何なのかをリヴァイアサンが考察していると、彼女の様子を窺っていた創は自分が展開している術式に彼女が違和感を感じていることをすぐに察し、話しかけたのだった。


 創から術式に何か違和感を感じているのではないかと質問されたリヴァイアサンはいつもいつも創はどうして、自分が考えていることが分かるのだろうかと少し自分の思考が読まれている気がして怖くなった。


 だが、リヴァイアサンは創に思考盗聴されたとしても何か困るようなことがあるとすれば、頭の中がお花畑であることと創のことをたまに性的な目で見ている時があることがバレてしまう程度であり、そこまで思考盗聴されて困るような内容はない。


 まあ、リヴァイアサン本人からすると、日頃からちょくちょく創のことを性的な目で見てしまっていることがバレてしまうのはとても恥ずかしいことであるのに加え、自分以外の誰かに自分の思考を読み取られるのは普通に怖いため、創に思考盗聴されたくないと考えることは別におかしくない。


 創に自分の思考を盗聴されているのではないかと怖くなったリヴァイアサンであったが、流石に創とは言え、そうそう誰かの思考盗聴など行なっているはずがないと少し考え過ぎたなと反省し、創からの質問に答えるために首を縦に振った。


 リヴァイアサンが自分からの質問に肯定を表す首を縦に振る合図を確認した創は流石は自分が色々と魔導術を教え込んだだけあって、だいぶリヴァイアサンの魔道術への理解が深まっているなと感心した。


 リヴァイアサンの魔導術への理解が更に深まっていることに創が感心してうんうんと嬉しそうな顔で首を縦に振っていたのだが、途中でリヴァイアサンが違和感を感じた部分が術式のおかしな部分と本当に合っているのだろうかと気になり始めた。


 そうして、創が展開した術式のおかしな部分とリヴァイアサンが違和感を感じた部分が本当に合っているのか確認するためにも、創はリヴァイアサンにどんな部分に違和感を感じたのか本人に聞いてみることにした。


創「それで?リヴァイアサンは俺が展開した術式のどの部分に違和感を感じたんだ?別に俺が展開している術式には変わったような部分はないはずだが?」


 創はリヴァイアサンが本当に自分が展開した術式の変わっている点に気づいているのか確認するためにわざとおかしな点なんてないぞとカマをかけてリヴァイアサンに質問したのだった。


 創から自分が展開した術式には別に変な場所はないぞとカマをかけられたリヴァイアサンは創にカマをかけられていることなど知らないので、絶対に創の展開した術式に何かおかしな点があると確信していたリヴァイアサンは創からおかしな点がないと聞いた時は嘘だろと言わんばかりの驚いた表情を浮かべ、創の方へその顔を向けたのだった。

 

 驚いた表情を浮かべるリヴァイアサンに見つめられた創はどんどんと驚いた表情から不安げな表情に変わっていくリヴァイアサンがとても可愛いなと頬が緩みかけてしまったのだが、ここで頬が緩んだところを見られるのはまずいと思い、必死に顔が緩まないように顔に力を入れたのだった。


 ちなみに、リヴァイアサンは自分が間違っているのではないかと不安になって思考がぐちゃぐちゃになってしまっているため、創が慌てふためくリヴァイアサンのことを見て頬を緩ませたとしても気づかない。


 それに、創本人は自分は表情豊かであると確信しているのだが、実際の創は常にポーカーフェイスを浮かべており、本人の中ではオーバーリアクションをしていると思っていても他人から見たら全く反応していないように見えている。


 王直属部隊のメンバーたちや如月ファミリーズのみんなが全くと言って良いほど表情の変化がない創の表情を読み取ることが出来ているのは単純に彼との付き合いが長いので、彼の僅かな顔の変化でも読み取ることが出来ているためである。

 

 そして、この小説内で創の顔の表情などの表現は創自身が思っていることをそのまま書いているため、実際の創の浮かべている表情と小説内での表現が大きく変わっていたりする。


 そこは小説をよりわかりやすくするための工夫であると了承しておいてもらえると助かる。


 そんなこんなで創が不安げな表情を浮かべるリヴァイアサンに興奮してニヤけそうになっていると、リヴァイアサンが創は自分にカマをかけているのだと気付いたのか、少しずつ不安げな顔からいつもの凛とした表情に変わっていった。


 そうして、創にカマをかけられたことに気づいたリヴァイアサンは少し怒っているのか、鋭い視線で創のことを睨み付け、先ほどのレヴィアタンに負けないほどの激しい殺気を創に向けて放った。


 怒っているリヴァイアサンから鋭い視線と激しい殺気を向けられた創は怒っているリヴァイアサンも可愛いなと殺気を向けられている人物とは思えないことを考えており、必死にニヤニヤしないように顔に力を入れて我慢していた。


 そんな風に殺気を向けられるほど自分に怒りの感情を抱いているリヴァイアサンのことを可愛いなと呑気に見つめていると、怒っているリヴァイアサンが創に話しかけたのだった。




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