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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(創視点)八十

 創は自分たちの方へ向けて放たれているレーザーを再び違う方法で対処する前に近くで何とか立てているリヴァイアサンに確認するがあったので、質問したのだった。


創「一応聞いておきたいんだが、俺が今防いでいるレーザーをリヴァイアサンの息吹で周りに何の被害も出さないように押し切ることは出来るか?」


 創は超重力加速砲グラビティーストライクが完全に押し負かされ、再びレーザーを禍々しい魔力で生み出したドームで防ぎながら、リヴァイアサンに周りに被害を出さずに押し切ることは可能であるかを確認した。


 創から周りに被害を出さずにレーザーを押し切ることが出来るのかと質問されたリヴァイアサンは顎を手で押さえながら少しの間、考えている様子を見せた後に創からの質問に答えたのだった。


リ「あれほどまでの威力のレーザーを押し切れるほどの威力の息吹を放つとなれば、ほぼ100%の確率で何かしらの被害が出てしまいますね。最悪の場合、息吹の威力が強すぎるあまり空間に大きなダメージを与えることになってしまい、空間断裂が起きてしまう可能性もあります。なので、私の息吹でレーザーを対処することは無理だと思います」


 リヴァイアサンは質問をしてきた創に自分がレーザーを押し切れるほどの息吹を放ってしまった場合はほぼ100%の確率で何かしらの被害が出てしまい、最悪の場合、空間断裂まで起こってしまう可能性もあることを伝え、自分の息吹ではレーザーを対処することは出来ないと答えたのだった。


 ちなみに、空間断裂と言うのは超強力な攻撃が放たれた際に空間そのものにも大きなダメージが入ってしまい、空間が大きなダメージに耐え切ることができずに空間そのものに大きな亀裂が入ってしまう現象のことである。


 この空間断裂で生み出された亀裂はほとんどの者が耐えきれないほどの超強力な引力が発生するため、空間断裂が起こった際はブラックホールのように周りにあったものはこの亀裂の中へと吸い込まれてしまう。


 そして、亀裂の中に吸い込まれたとすれば、次元と次元の間や世界と世界の間にある何も存在していない空間である虚零絶界(きょれいぜっかい)に投げ出されてしまい、運良くどこかの次元や世界に辿り着かない限り、永遠にこの虚零絶界を彷徨い続けることになる。


 虚零絶界を皆さんにも分かるもので例えるとすれば、宇宙ですね。


 先ほど運良く次元や世界に辿り着いたら虚零絶界から脱出することは出来ると言っていたが、運良く虚零絶界から脱出することはほぼ不可能とされており、その確率は最低でも宝くじを千京回連続で当て続ける確率はあると言われている。


 現在、この虚零絶界に投げ出された時に運良く虚零絶界から脱出できる確率はいまだに研究者たちによって日々更新されており、確率が更新される度に虚零絶界から脱出できる確率は著しく下がっていっている。


 それに加え、虚零絶界はその大きさや虚零絶界に満たされているとされる未発見の謎の物質など、虚零絶界は未だにそのほとんどが謎であり、この空間に放り投げ出されてしまった時、どうなるか全く予想できない。


 ただ分かっていることがあるとすれば、虚零絶界に生身で入ってしまった場合は意識は正常だと言うのに肉体のみが完全に動かなくなってしまい、自殺することさえ出来ずに永遠と意識があるのまま虚零絶界を漂うことになってしまうことである。


 この現象は虚零絶界に満たされているとされる謎の物質による効果であることは分かっているのだが、それ以上のことは分かっておらず、現在でもこの物質のことを解明しようと日々学者たちが研究を続けている。


 ちなみにだが、龍種は息吹などの強力な魔力攻撃を保持しているのに加え、根源であるオリジンから直接産み落とされた存在であるため、虚零絶界を自由に移動することができ、龍種の中には虚零絶界の中を生息域としている者までも存在していると言う。


 龍種の他にも上位種族とされている者たちの中にも虚零絶界を自由に移動することが出来る者が存在しており、次元を越える際にわざわざワープすることなく、別の次元へと虚零絶界を通って移動していると言う話を聞いたことがあるのだが、この話の審議はよく分からない。


 あくまで虚零絶界に耐性がある者は龍種や一部の上位種族であり、普通の神であれば、虚零絶界に生身で入った時点でジ・エンドであり、過去に魔力炉の爆発で空間断裂が発生してしまい、その空間断裂が発生してしまった国が全て吸い込まれて消滅してしまったと言う事例も存在している。


 それに虚零絶界に耐性があるとしても空間断裂により発生した亀裂は何処に繋がっているのかは分からないため、虚零絶界に耐性があったとしても近くの次元がどの辺りにあるのか、どれほど距離があるのかなど様々なことが把握できていないため、虚零絶界で永遠に彷徨ってしまうケースも存在している。


 そのため、空間断裂を起こすような攻撃は自殺行為に等しく、基本的に大きな力を持つ者が戦闘をする際には絶対に空間断裂が起きないように細心の注意を払いながら相手と戦う必要がある。


そして、空間断裂が最も発生させやすい攻撃手段は魔力を使用するものであり、根源から与えられた力である権能では全く空間断裂は発生せず、潜在能力(スキル)を使用した攻撃は魔力を使用した攻撃よりかは発生率が低いが、権能と違って空間断裂が発生する可能性がある。


 このことから分かるように、リヴァイアサンたち龍種が使用する息吹はその膨大な魔力を撃ち出す攻撃手段であることから、空間断裂が発生しやすく、危険であるため、リヴァイアサンではレーザーの対処は無理だと言うことが窺える。


 リヴァイアサンに自分ではレーザーの対処は無理だと伝えられた創は一応聞いてみたけど、やっぱり無理だったかと心の中で思いながら、自らの手でレーザーの対処を移すことにしたのだった。






 


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