ワカティナ防衛作戦(ベルヘイム視点)二
レ「ちょっ!?!?ちょっと待ってくださいよ!?!?あのヘルムさんと言う方がベルヘイムの婚約者と言うのは本当なんですか!?!?私、貴女が結婚しているなど一言も聞いていないんですが!?!?!?」
ベルヘイムの婚約者がヘルムであることを聞いた黒滅龍レイルアルマはあまりにも衝撃的な真実に驚きを隠せず、声を荒げながら自分はベルヘイムが結婚したなど一言も伝えていないことを質問したのだった。
衝撃的な告白に驚きを隠せずに声を荒げている黒滅龍レイルアルマの声量があまりにも大きかったため、近くにいたベルヘイムは耳鳴りを起こしており、黒滅龍レイルアルマが何を言っているのか聞き取ることが出来なかった。
そして、ベルヘイムが黒滅龍レイルアルマのあまりにも大きな声に我慢が出来ずに耳を塞いでいると、そのことが黒滅龍レイルアルマにも伝わったのか、彼女はハッとした表情を浮かべた後、ベルヘイムに向けて小さな声で話しかけた。
レ「すみません......驚きのあまり貴女のことを考えずに大きな声を出してしまいました......それでですね、もう一度質問したいのですが、本当にあのヘルムさんと言う方が貴女の婚約者なのですか?」
黒滅龍レイルアルマは小さなベルヘイムに落ち着きを取り戻した小さな声で先ほどベルヘイムが言っていたヘルムが自分の旦那であると言うことが本当なのか確認するためにもう一度質問をしたのだった。
黒滅龍レイルアルマがベルヘイムにヘルムは貴女の旦那なのかと質問を投げかけると、ベルヘイムは恥ずかしそうに頬を赤らめながら首を縦に振ったのだった。
ベルヘイムが黒滅龍レイルアルマからの質問に肯定すると、黒滅龍レイルアルマは「マジかよ......」と言う感じの表情を浮かべていた。
まあ、最愛の妹と約1000万年ぶりの再会を果たしたと言うのに、いきなりその妹から結婚していることを報告されたのなら、困惑してしまうのも仕方ない。
だが、ベルヘイムが旦那であるヘルムの話をしている時にとても惚気ている様子から、ベルヘイムは旦那であるヘルムとはとても仲が良いことが窺えたため、黒滅龍レイルアルマは二人の関係に口を出す必要はないなと思ったのだが、
ヘ「オラ!オラ!オラ!オラ!オラぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!さっきまでの威勢はどうしたんだ!?!?!?!?隊長さんよぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!」
惚気ているベルヘイムの後ろで彼女の旦那であるヘルムが彼が所属している部隊の隊長であるアルベルトに馬乗りになり、アルベルトの顔面に向けて本気のパンチを連続で繰り出していた。
ヘルムに馬乗りにされているアルベルトはヘルムの繰り出した連続パンチを回避する方法などはなく、ヘルムが繰り出したパンチを何度も顔面に被弾してしまった。
そんな自分のパンチを何度も顔面に食らっているアルベルトを見たヘルムは大爆笑しながら更に追い打ちをかけるようにパンチを繰り出す速度を向上させ、アルベルトの顔面に向けて何度も殴り続けた。
そんなアルベルトに馬乗りになって顔面を笑いながら殴っているヘルムがベルヘイムの旦那であることがとても不安になった黒滅龍レイルアルマは何かを思い出して惚気ているベルヘイムに質問を投げかけたのだった。
レ「ベルヘイム?私はまだ貴女の旦那であるヘルムさんのことをよく知りませんので、あの方がどんな神なのか教えてもらうことは出来ないでしょうか?」
黒滅龍レイルアルマから見たヘルムは自分の部隊の隊長であるアルベルトに馬乗りになって殴りまくっている完全にヤバい奴なのだが、ベルヘイムの旦那をたかが一場面を見ただけでは決めてはいないと思ったので、黒滅龍レイルアルマはベルヘイムに普段の彼はどんな神なのかそれとなく質問したのだった。
もしも普段からヘルムが頭のおかしな奴であれば、黒滅龍レイルアルマはヘルムとのこれからの付き合いに頭を悩ませるだけで済むのであるのだが、頭がおかしなせいで普段からベルヘイムに危害を加えるようなことをしていれば、迷わずヘルムからベルヘイムのことを取り返すと黒滅龍レイルアルマは心に決めたのだった。
そうして、黒滅龍レイルアルマがベルヘイムにヘルムがどんな神なのか質問してみると、ベルヘイムは待ってましたと言わんばかりの表情を浮かべており、そんな表情を浮かべているベルヘイムは黒滅龍レイルアルマの要望通りにヘルムのことについて話し始めた。
ベ「レイルアルマお姉ちゃんはヘルムのことが知りたいんだね!!分かった!!私がレイルアルマお姉ちゃんにいっぱいヘルムの凄いところとか良いところを教えてあげるね!!」
ベルヘイムはとてもニコニコしながら黒滅龍レイルアルマに自分の旦那であるヘルムの良いところや凄いところなどをベラベラといつも以上の饒舌具合で話し始めたのだった。




