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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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黒滅龍レイルアルマが親になったわけ七十

 黒滅龍レイルアルマは変わり果てた滅戒龍グラン・ガイウスのことを号泣しながら見つめていると、滅戒龍グラン・ガイウスの近くに立っていたバハムートが黒滅龍レイルアルマの方へ近づいて来た。


 そして、バハムートは滅戒龍グラン・ガイウスの変わり果てた姿を見て号泣している黒滅龍レイルアルマのことを優しく抱きしめ、黒滅龍レイルアルマが落ち着けるように頭を優しく撫で始めた。


 変わり果てた姿になってしまった滅戒龍グラン・ガイウスを見て号泣していた黒滅龍レイルアルマはバハムートに抱きしめられ、頭を優しく撫でられているうちに心が落ち着いてきたのか、少しずつだが泣き止み出してきた。


 そうして、バハムートが黒滅龍レイルアルマのことを優しく抱きしめながら頭を撫でていると、バハムートに抱きしめられている黒滅龍レイルアルマは啜り泣いてはいるが、ある程度落ち着きを取り戻したようだ。


 号泣していた黒滅龍レイルアルマは何とか話が聞けるところまで落ち着きを取り戻したことを確認したバハムートは彼女のことを抱きしめたまま耳元で滅戒龍グラン・ガイウスのことについて話し始めた。


 バハムートによると、滅戒龍グラン・ガイウスはベルヘイムが産まれ落ちた樹海とは真反対の位置にある樹海の奥深くの中で瀕死の状態で見つかったようだ。


 一番最初に滅戒龍グラン・ガイウスを見つけたバルクレシスは体が血だらけになっおり、幾つもの致命傷と深い傷跡が体に刻まれていたことから既に死んでいるのではないかと思ってしまうほどであった。


 バルクレシスがあまりの負傷具合から諦めた気持ちで傷だらけの滅戒龍グラン・ガイウスに近づいてみると僅かにだが、滅戒龍グラン・ガイウスは本当に僅かであったが、彼女が呼吸している音が聞こえた。


 滅戒龍グラン・ガイウスが息をしている音が聞こえてくると、バルクレシスは急いで血だらけの滅戒龍グラン・ガイウスのことを担ぎ上げ、今いる部屋へと急いで運んで来たとのことであった。


 この部屋に運び込まれた滅戒龍グラン・ガイウスはバハルリアにいる名医たちの手によって治療が始まったのだが、彼女の龍核は今にも壊れてしまいそうなほどにまで傷つけられており、滅戒龍グラン・ガイウスの治療は困難を極めたのだった。


 そうして、名医たちが必死に滅戒龍グラン・ガイウスの治療に努めたのだが、龍核の損傷が著しく悪く、彼女の全身にあった傷を処置することは出来たのだが、龍核の修繕させることは出来なかった。


 そのため、名医たちは滅戒龍グラン・ガイウスの龍核を治すことが出来るほどの医学技術が向上するまでの間は彼女の容態が悪くならないように冬眠状態にすることにしたのだった。


 そうして、名医たちはこの場所にある高度な技術力を駆使することで滅戒龍グランのガイウスの容態が悪化しないように冬眠状態にしたお陰で時間が経っても彼女の容態は悪くなることはなく、この施設が壊れない限りはこのまま永久に滅戒龍グラン・ガイウスの延命が可能であるとのことだ。


 ちなみに、滅戒龍グラン・ガイウスの傷はあくまで命が脅かされないようにと緊急処置を施しただけであり、これから時間をかけてもぎ取られた翼や全身に空いている穴や傷口などを元通りに治していく予定である。


 バハムートから一連の話を聞いた黒滅龍レイルアルマは死んだと思っていた滅戒龍グラン・ガイウスがボロボロではあるが生きていてくれたことに喜び、彼女のことを助ける手段はまだ見つかっていないのかと不安になる気持ちでいっぱいになった。


 そんな黒滅龍レイルアルマが滅戒龍グラン・ガイウスのことを治す手段が見つかることがなく、この施設が先に壊れてしまうのではないかと不安になっていると、そのことを察したのか、バハムートが再び黒滅龍レイルアルマに話しかけたのだった。


バ「私たちが絶対にグラン・ガイウスさんの龍核を治す方法を見つけ出すから不安に思う気持ちも分かるのだけど、そんなに悲しそうな顔をしないで?」


 バハムートは滅戒龍グラン・ガイウスが治らなかったらどうしようかと不安と悲しさが入り混じる表情を浮かべている黒滅龍レイルアルマに自分たちが滅戒龍グラン・ガイウスの龍核を治す方法を絶対に見つけ出すから安心して欲しいと優しく言ったのだった。


 バハムートが黒滅龍レイルアルマのことを慰めようと様々な言葉をかけていると、黒滅龍レイルアルマの表情は悲しそうなものから段々といつもの凛とした表情に変わって行ったのだった。


 そして、バハムートの頑張りにより、なんとか立ち直ることが出来た黒滅龍レイルアルマは今度は自分から、バハムートに話しかけたのだった。

 

レ「いえ、バハムートたちに任せきりではいけませんので、私もグラン・ガイウス姉さんの龍核を治す手段を探したいと思います」


 黒滅龍レイルアルマはバハムートたちに任せきりではいけないのに加え、滅戒龍グラン・ガイウスは自分の姉であるため、彼女の龍核を直す方法を自分の方でも探すことをバハムートに伝えたのだった。


バ「ええ、みんなで協力して、少しでも早くグラン・ガイウスさんの龍核を治す方法を見つけようね」


 そうして、黒滅龍レイルアルマは滅戒龍グラン・ガイウスの龍核を治す方法をバハムートたちと模索することになったのだった。


 これはとても後の出来事であるが、公式チート枠である最強主人公こと如月 創くんがバハムートの依頼で滅戒龍グラン・ガイウスの龍核を修復したのだが、黒滅龍レイルアルマは創との面会を拒否しているため知らないのである。


 





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