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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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黒滅龍レイルアルマが親になったわけ二十五

レ「バハムートの代わりに私からの頼みを聞いてもらいありがとうございます、バルフェルノ」


 黒滅龍レイルアルマはバハムートの代わりに自分からの頼みである行方不明になった滅戒龍グラン・ガイウスの捜索に助力することになったバルフェルノに感謝の言葉を述べた。


 黒滅龍レイルアルマがバルフェルノに感謝の言葉を述べると、黒滅龍レイルアルマに感謝の言葉を述べられたのが嬉しかったのかバルフェルノの頬が緩んでいる。


 そして、


バル「いえいえ〜レイルアルマさんとグラン・ガイウスさんには多大な恩がありますので〜気にしないでください〜」


 バルフェルノは黒滅龍レイルアルマに感謝された喜びが未だに抑えられず、黒滅龍レイルアルマに惚気た声で答えたのだった。


 そうして、黒滅龍レイルアルマとバハムートの話し合いはバルフェルノの介入により終わると思いきや、バハムートにはまだ気になる点があった。


バハ「そう思えば、バルフェルノはグラン・ガイウスさんの捜索をバルたちが行うって言っていたけれど、バルフェルノ以外にも手伝ってくれる(ひと)がいるのかしら?」


 バハムートはバルフェルノが「バルたち」と言っていたことに引っかかったらしく、バルフェルノ以外にも行方不明になった滅戒龍グラン・ガイウスの捜索を手伝ってくれる龍がいるのか質問した。


 黒滅龍レイルアルマはバルフェルノが滅戒龍グラン・ガイウスのことを捜索ひてくれると言っていたことに夢中になっていたため、バハムートがバルフェルノにこの質問した時にそう思えばと言っていたなと思い出した。


 そのことについて質問されたバルフェルノは驚いている様子もなく、淡々とバハムートからの質問に答えたのだった。


バル「はい、バル以外にもグラン・ガイウスさんの捜索を手伝ってくれる方はいますよ。例えば、バルクレシス姉さんやフィンベルク姉さんなどですね。他にも連絡のつく姉さんたちや妹たちに助力を頼む予定です」


 バルフェルノは自分以外にも彼女の姉にあたるバルレクシスやフィンベルクと言う龍たちも行方不明になった滅戒龍グラン・ガイウスの捜索を手伝ってくれるようだ。


 ちなみにだが、バルレクシスもフィンベルクもバハムートに育てられており、バルフェルノの姉でもあることから分かると思うが、二人とも立派な古龍である。


 他にもバルフェルノは自分の姉妹たちに行方不明になった滅戒龍グラン・ガイウスの捜索の助力をお願いする予定のようであった。


 この話をバルフェルノから聞かされた黒滅龍レイルアルマは自分の姉である滅戒龍グラン・ガイウス捜索に全力で手伝って貰えることに喜びを感じていた。


 一方、バハムートの方は自分の質問から返ってきたバルフェルノの答えに驚きを隠せていないようで、顔を強張らせながら固まってしまっている。


 驚いているバハムートのことを見た黒滅龍レイルアルマはどうして、バハムートはこれほどにまで驚いているのだろうかと心の中で考えたのだった。


 そして、黒滅龍レイルアルマが再び被害妄想と言われてもおかしくない頭のおかしい妄想を脳内に浮かべている時、バハムートは驚いた表情のままで質問した。


バハ「バルフェルノだけじゃなくて、バルレクシスとフィンベルクもバハルリアに戻ってきてるってことよね!?」


 バハムートはいつものマイペースな話し方ではあったが、驚きのあまり少しだけ声を荒げているように感じた。


 黒滅龍レイルアルマがこんなに慌てるバハムートは珍しいなと思いながら、遠目で眺めていると、バルフェルノがバハムートに話しかけた。


バル「はい、バハルリアに向かう最中にバルレクシス姉さんとフィンベルク姉さんに会ったので、三人でバハルリアに来ました。バルレクシス姉さんもフィンベルク姉さんも黄金の大扉の裏に隠れてこちらの様子を伺っていますが気づいていないんですか?」


 バルフェルノによると、バハルリアに来ている最中に姉であるバルクレシスとフィンベルクと会ったらしく、久しぶりの再会ということもあり一緒にバハルリアに来たようだ。


 そして、バルフェルノによると、彼女がバハムートと黒滅龍レイルアルマと話している間、二人は黄金の大扉の裏にずっと隠れているとのことだった。


 バルフェルノにバルクレシスとフィンベルクが黄金の大扉の裏に隠れていると聞かされた黒滅龍レイルアルマとバハムートは自然と大きく開いている黄金の大扉の方へ視線を向ける。


 そうすると、振り返った黒滅龍レイルアルマから見て左側の大扉からは白味かかった美しい水色の尻尾が見えており、右側には立派な右角がはみ出していたのだった。


 バハムートは今まで黄金の玉座に座っていたのだが、その美しい尻尾と立派な角を見た瞬間、驚くように黄金の玉座から飛び上がったのだった。


 そして、バハムートは大きな声でこう言った。


バハ「バルクレシス!フィンベルク!二人とも帰っていたなら、直ぐにでも私に顔を合わせてよ!」



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