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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(創視点)六十

 創が自分のことを死神の長の孫と言った時、リヴァイアサンは今までに感じたことがないほど大きな衝撃に襲われた。


 創は全知全能であることをリヴァイアサンは知っていたため、死の権能を保持していることは知っていたが、彼女は創が保持する死の権能は誰かから奪ったものだと考えていた。


 だが、実際はリヴァイアサンの考えから大きくかけ離れており、創は死神の長の孫であった。


 あまりに衝撃的な告白にリヴァイアサンは未だに驚きのせいで体が動かない。


 リヴァイアサンがここまで驚くのも無理もない。


 死神とは、死の君主アルデバランの使徒である者たちの総称であり、アルデバランと契約を結んだ各根源の均衡を保つために主であるアルデバランに代わって均衡を保つために戦う者たちである。


 死神たちには契約を結んだ根源たちの均衡を保つために死の君主アルデバランから最強の権能である死の権能を授けられる。


 死神たちは死の権能だけでなく、個々の戦闘力も桁違いであり、その実力は古龍(エンシェントドラゴン)と同等か、それ以上かと言われている。


 彼らの主人たる死の君主アルデバランの存在力は根源をも軽く超えると言われており、その実力は未知数である。


 そして、死神の長と言うのはその名の通り死神たちのリーダーであり、その実力や力は死の君主アルデバランにまで迫っていると言われている。


 そんな死神の長の孫である創も死神の中で相当な実力と地位があることが窺える。


 ちなみに、死神は伝承の中でもほとんど登場せず、謎が多すぎるため、死神自体の存在を疑っていたり、信じていない者が大半だ。


 だが、リヴァイアサンたち龍種は根源から直接生み落とされた存在であるため、この辺りの知識は母であるオリジンから教えられているので、死神の存在をしっかり認知している。


 それに加えて、龍種の中にも根源や世界そのものに反旗を翻す者たちがおり、その者たちを排除するために死神が良く動いているため、龍種の間では死神は良く聞くワードであり、恐怖の対象である。


 そのため、リヴァイアサンは普通よりもオーバーリアクションになってしまったのだ。


 そうして、リヴァイアサンが驚きのあまり固まってしまっている間にも、創と死神の男は激しい戦闘を繰り広げていた。


 創は勢い良く飛び上がり、草薙剣に死の権能をエンチャントし、死神の男に向けて剣を大きく振り下ろした。


 しかし、死神の男は草薙剣を大太刀を軽く受け流し、その華麗な身のこなしにより、創にカウンター攻撃を仕掛けた。


 だが、創も死神の男のカウンター攻撃が返ってくると分かっていたので、創も死神の男のカウンター攻撃を草薙剣で見事に受け流した。


 そして、創は死神の男の攻撃を草薙剣で見事に受け流した後、今出せる火の権能の最大火力で生み出した炎槍を魔導術で炎の威力を底上げし、死神の男に向けて炎槍を目にも留まらぬ速さで放った。


 あまりにも速い速度で打ち出された炎槍は死神の男の胸に向けて一直線に飛んで行ったのだが、胸に当たる直前の間一髪のところで避けられてしまった。


 炎槍を避けた死神の男はそのまま飛んで来た炎槍を掴み、創に向けて勢い良く投げ返した。


 創はまさか投げ返されるとは思ってもいなかったので、創は急いで死の権能により前方に死の霧を展開し、投げ返された炎槍をなんとか防いだ。


 しかし、投げ返された炎槍を塞いでいる隙に死神の男にマジかまだ距離を詰められてしまい、死神の男は創に向けて大太刀を勢い良く薙ぎ払った。


創(これはまずいっ!!!)


 創が内心でそう叫んだ時、リヴァイアサンが創の前に割り込んで来て、死神の男の攻撃を創の代わりに防いだ。


 だが、死神の男の力はリヴァイアサンよりも遥かに強かったため、


リ「きゃっ!?!?!?」


 リヴァイアサンは死神の男に弾き飛ばされてしまった。


 そうして、リヴァイアサンはそのまま地面を転がると思いきや、創が弾き飛ばされたリヴァイアサンを直ぐに受け止めた。


 どうやら、創はリヴァイアサンが代わりに死神の男の攻撃を受け止めて貰ったお陰で創は体勢を立て直すことができ、飛んで来たリヴァイアサンを直ぐに受け止めることが出来たようだ。


 創が死神の男に弾き飛ばされてしまったリヴァイアサンを受け止めた後、死神の男は両手が塞がってしまった創のことを抱き抱えているリヴァイアサンごと両断しようと大きく踏み込んだ。


 しかし、レヴィアタンとゼルクレイグが死神の男を挟み込むようにして割り込んで来たため、創たちに更なる追い討ちを仕掛けることは出来なかった。


 そして、死神の男のことを挟み込んだレヴィアタンとゼルクレイグは同時に攻撃を仕掛けたのだが、死神の男は大太刀の刀身の真ん中の部分を握り、後ろと前から攻撃を仕掛けてきたレヴィアタンとゼルクレイグの攻撃を防いだ。


 レヴィアタンとゼルクレイグの攻撃を防いた死神の男はまずは自分の前にいるレヴィアタンに強化した足で蹴り飛ばし、自分の後ろにいたゼルクレイグには強化した左拳を溝内に叩き込むことにより吹き飛ばした。


 二人のことを吹き飛ばした死神の男は再び創に追い討ちをかけようと思ったのだが、既に創とリヴァイアサンが戦闘態勢に戻っていたため、追い討ちをかけることは諦めた。


 追い討ちを諦めた死神の男は大太刀を再び持ち直して創たちの方に大太刀を向けた。


 そうして、創たちと死神の男との戦いはまだまだ続いたのだった。








 

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