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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(優真視点)三

ラ「よっしゃああああああああ!!!!全員完膚なきまでに叩き潰してやるぜ!!!」


 ライネストはそう叫びながら勇者の特大剣の一回りほど大きい大斧を二本召喚し、特殊個体のアスディルフェンの方に向けて構えた。


勇「あまりはしゃぎ過ぎるなよ。あいつらは思った以上に強いから調子に乗ってると普通にやられるからな」


 勇者は隣でテンションが上がりまくっているライネストのことを宥めるように言った。


ラ「言われなくても分かってるよ。隊長がさっきあいつらにボールにされていたところを見てるからな」


 ライネストは心配する勇者に先程の勇者と特殊個体のアスディルフェンの様子を見ているから大丈夫だと言った。


 勇者はライネストにこう言われた時、少しの恥ずかしさとライネストがしっかり警戒していることに対する安心感とが混じり合い、複雑な気持ちであった。


 そうして、勇者とライネストが色々とやり取りをしていると、特殊個体のアスディルフェンたちが二人に向かって来た。


勇「それじゃあ、あのアスディルフェンたちの殲滅を行うぞ」


 勇者がライネストにそう言うと、二人はギアチェンジで脚を強化して迫り来る特殊個体のアスディルフェンたちに向かって駆け始めた。


 最初に勇者よりも先行していたライネストがその大斧を勢い良く振り上げ、目の前にいる特殊個体のアスディルフェン立ちに向けて振り下ろした。


 だが、特殊個体のアスディルフェンたちの地中を移動する速度はとても速いため、ライネストの大斧の叩きつけ攻撃は最も容易く避けられてしまった。


 ライネストは最初から特殊個体のアスディルフェンたちに避けられることは分かっていたため、地面にライネストが振り下ろした大斧が接触した次の瞬間、叩きつけの威力が凄まじく、地中にいた特殊個体のアスディルフェンたちはライネストの叩きつけ攻撃の余波で地面から空中に叩き上げられてしまった。


 ライネストは空中に叩き上げられた特殊個体のアスディルフェンたちに追い討ちをかけるように二本の大斧を空中にいる特殊個体のアスディルフェン立ちに向けてブーメランのように投げた。


 ほとんどの特殊個体のアスディルフェンたちは体を捻らせたり、息吹を放ったことによる勢いで回避したのだが、数体の特殊個体のアスディルフェンはライネストの大斧を避けることが出来ずに両断されてしまった。


 そして、ライネストの大斧は大きく弧を描いてブーメランのように再び彼の両手に二本の大斧は戻って来た。


ラ「チッ!数体しかやれなかったか」


 ライネストは思ったよりも特殊個体のアスディルフェンを倒すことが出来なかったことに不満であるようであった。


 そうして、ライネストが不満を垂れ流していると、後方から勇者が未だに空中に打ち上げられている特殊個体のアスディルフェンに向けて光波を飛ばした。


 勇者が飛ばした光波は先ほどと同じように特殊個体のアスディルフェンたちの息吹によって相殺されてしまったのだが、勇者の放った光波の息吹により相殺されると同時に激しい光が辺り一面に放たれた。


 特殊個体のアスディルフェンたちはいきなり辺り一面に放たれた激しい光のせいで目が潰されてしまった。


 そして、勇者は空中に打ち上げられている特殊個体のアスディルフェンたちに向けて再度光波を放った。


 そうすると、先ほどとは違い特殊個体のアスディルフェンたちは目が潰されてしまっているため、勇者が放った光波を相殺することなど出来ず、特殊個体のアスディルフェンたちは光波により両断されてしまった。


 勇者がそうやって空中に打ち上げられた特殊個体のアスディルフェンたちを光波により切り刻んでいると、後方からライネストに打ち上げられなかった個体のアスディルフェンが勇者に向けて突進を仕掛けて来た。


 だが、勇者は特殊個体のアスディルフェンの突進攻撃を右にステップを踏むことにより回避すると同時に突進攻撃を仕掛けて来た特殊個体のアスディルフェンはいつの間にか目の前にまで迫っているライネストの大斧より両断されてしまった。


 ライネストは勇者に突進攻撃を仕掛けて来た特殊個体のアスディルフェンを両断した後、勇者の元に駆けて行った。


ラ「言われた通りに投げたのは良いんだが、隊長が俺の斧を避けるのがギリギリ過ぎてこっちがヒヤヒヤしたぞ」


 勇者の元に駆け寄ったライネストは先ほどの勇者が自分の投げた大斧をギリギリで回避したのが結構ヒヤヒヤしたらしく、ライネストか冷や汗をかいたと勇者に伝えた。


勇「悪い悪い。だけどよ、アスディルフェンを倒すにはギリギリまで引きつけないと避けられるだろ?だからギリギリまで引きつける必要があったんだよ」


 勇者はライネストにギリギリで回避した理由を説明した。


 勇者からの説明を聞いたライネストは納得しているようであったが、流石に心臓に悪いからなるべくやめてくれと勇者はライネストに怒られた。


 勇者はライネストに怒られた後、再び二人は特殊個体のアスディルフェンたちの駆除にあたったのだった。







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