アジト攻略三十九
(あいつらいったい何をしようとしている?だがあの術式を起動されたらまずいな。ここは卑怯だが先手を打つか。)
創はそう思い魔法で稲妻を高密度に圧縮した球を生み出し、それを二人に向かって勢いよく投げた。
(これであいつらは倒せるだろうな。)
創はそう思った。
しかし稲妻の球が二人に当たりそうになった時、稲妻の球が消えた。
(なに!?消えただと....。あの術式はいったいなんなんだ?)
創は切り替えて魔法ではなく物理攻撃を仕掛けるために二人に目にも止まらぬ速さで近づいたが遅かった。
兄「お前の魔法のおかげで術式が早く起動することができたぞ!感謝してやる!だがこれでお前も終わりだ!ジョセフィーヌ術式を起動しろ!」
ジ「わかったわ、お兄様!さあ私たちの愛を侮辱したことを後悔しながら死になさい!」
そう言ってジョセフィーヌは術式を起動した。
その瞬間、魔法陣が出現し、二人は魔法陣に包まれていった。
そして二人が魔法陣に完全に包まれた瞬間、八階が白い煙で包まれた。
創は一旦二人から距離をとり警戒態勢をとった。
(いったいなにが起きているんだ!?)
創はこれからなにが起こるか分からず焦っていると煙の中から勢いよく何かが迫っていることに気づいた。
創はその迫ってきているものの攻撃を防ぎ距離を取った。
そのあと剣で空間に穴を開け、その穴の引力で八階に充満している煙を全て吸い込ませた。
そして創の目の前に現れたのは中性的な顔立ちの神物だった。
その神物は金髪で身長は180センチほどで両手には大きな剣を持っていた。
創「まさか融合魔法だったとはな。」
融「どうだ?我々の愛の結晶は!驚いただろう?さっきまでの我々とは強さの格が違うだろう?これが俺とジョセフィーヌの真実の愛の力だ!」
創「融合魔法を愛の結晶とかいうの恥ずかしくないのか?それにその程度の力じゃあ俺は倒すことはできないぞ?やっぱりお前らの真実の愛ってのはその程度だってことがわかったよ。この程度の愛で真実の愛を語るな。」
創は少し怒っていることがわかった。
だが融合した二人にはそんなことが分からなくなるほど怒っていた。
融「お前は我々の真実の愛までも侮辱するのか!!!お前だけは絶対に許さぬ!!!お前は地獄のような苦しみを味わわせてやる!!!!」
融合した二人は怒りに身を任せて創に襲いかかった。
創「地獄の苦しみを知らないのにどうやって味わわせるんだ?」
そう言って創は融合した二人を迎え撃った。




