アジト攻略三十八
二人は双剣を構えて創に一直線に向かってきた。
(そう思えばあの二人は双剣使いだったな。この刀じゃあ少し不利だな。よし、武器を変えるとするか。)
創はそう思って空間に謎の裂け目を作り透明な刀をその中に入れた。
そのあと創はその裂け目に両手を入れて何かを探すように手を動かした。
そして創は何かを見つけるとそれを裂け目から引っ張り出すように手を出した。
創の手には二本の剣が握り締められていた。
その二本の剣は特大剣と大太刀であった。
兄「バカめ!自分から不利な武器に持ち替えるとは!いくぞジョセフィーヌ!あいつに思い知らせてやるぞ!」
ジ「ええ!お兄様!私たちの愛の強さを見せつけましょう!」
創「お前らどんだけバカップルなんだよ。俺も人のことはいえないけどさぁ。こんな戦いの場までそのノリ持ってこられると流石にきつい。お前は大人しく黙って戦いに集中しろよ。なんだか頭が痛くなってきた。」
兄「貴様はまた我々兄妹の愛を侮辱するのか!今すぐあの世に送ってやる!」
兄のセリフとともに二人は創に襲いかかった。
二人の息の合った連携はとても強力で二人から繰り出される連撃はよけるのは不可能なはずだが
兄「クソ!なぜ当たらない!」
創「それは当たったら痛いからに決まってるだろ。お前馬鹿か?」
創は二人の攻撃をいとも簡単に避けているのだ。
兄「ジョセフィーヌ!スピードを上げるぞ!」
ジ「わかったわ、お兄様!」
そう言って二人の攻撃のスピードが跳ね上がった。
(これはさすがに受けないときついな。)
創はそう思い二人から繰り出される連撃を全て受け流した。
兄「どうしてそのでかい剣で我々の攻撃を防ぐことができる!?」
二人は創の規格外な力に驚いていると
創「次はこっちからいくぞ。」
創はそう言って二人に攻撃を仕掛けた。
その剣の威力は規格外でそしてスピードもあまりにも速くその速さは二人の連撃を優に超えている。
兄(クソ!なんて重い攻撃だ!それにスピードも速すぎる。)
二人は創の攻撃に押されていった。
創「おいおいおい。さっきまでの威勢はどうした?兄妹の愛を見せるんじゃなかったのか?それともお前らの愛はその程度のものなのか?」
創は二人に渾身の煽りをかました。
二人はその創の煽りに憤慨し、そして創の攻撃を怒りのままにはじき返した。
その反動と攻撃をはじき返された驚きで創は少し態勢が不安定になった。
その隙に二人は創から距離をとった。
兄「お前だけは絶対に許さぬ!ジョセフィーヌ!あれをするぞ!」
ジ「お兄様あれを本当にするのですか!?」
兄「あれをしないと我々に勝機はない!」
ジ「わかったわ。あれをしましょうお兄様!」
そう言って二人は謎の術式を展開しだした。




