アジト攻略三十六
八階に繋がる階段を少しのぼったところにアンが座って待っているのを見つけた。
創「おーいアン!長い間待たせてごめん。」
創はそう言ってアンに駆け寄っていった。
ア「王様怪我とか大丈夫?あの人凄く強かったけど?」
創「ああ、大丈夫だ。あいつ手加減してたしな。」
ア「それならよかった。それで王様とあの人どっちが勝負に勝ったの?」
創「俺が負けた。あいつ強すぎて勝てる気がしなかったしな。」
ア「あの王様が負けたの!あの人って本当にただの構成員なの?」
創「俺もあいつのことがわからん。なぜかこの上の階の敵の情報もくれたしな。あいつの狙いがよくわからんしな。」
ア「あの人敵の情報もくれたの!?ますますあの人の存在がわからなくなってきた。」
創「あの手のタイプの神の行動分析することはおすすめしないぞ。あいつらの行動原理はだいたい面白いことだからな。考えてもわからんぞ。」
ア「へぇ〜そうなんだ。王様って結構詳しいんだね。」
創「まあ俺の部下は変わった奴が多いからな。いろんなタイプの神の扱い方は知ってると思うぞ。」
ア「王様の部下かぁ〜。どんな神たちなんだろう。会ってみたいな。」
創「たぶんこれから嫌というほど会うことになると思うぞ。アンは俺のメイドになったからな。」
ア「本当に!なんだかもう楽しみになってきた。」
創「そうか、それならよかったよ。俺の部下たちは変わっているがいい奴だ。是非とも仲良ししてやってくれ。」
ア「それはこっちのセリフだよ。それで話変わるけど王様って東の方の出身なの?」
創「急にどうした?俺の出身地なんか聞いて。」
ア「さっきの篠山って人が東の方の出身だったから王様もそうなのかなぁと思って。」
創「そういうことか。俺は一応東の方出身ではないよ。」
ア「そうだったんだ。それじゃあ王様はどこ出身なの?」
創「俺は人界の地球という惑星にある日本という国出身なんだ。」
ア「王様って人界出身だったの!」
創「そんなに驚くことか?俺が人界出身っていうのはなにかおかしいことなのか?」
ア「だって人界出身のアヴァロン王なんて今までに聞いたことがなかったから。それに王様は人間が嫌いって聞いてたからびっくりしたんだよ。」
創「あれ?俺が人間嫌いって公表してたっけ?」
ア「公式には公表されてないけど王様の態度と人間への対応を見ていたらだいたいわかるよ。」
創「そうか、俺の人間嫌いってそんなに分かり易かったのか。これからは気をつけよ。」
その後アンに敵の情報を話していると八階についた。




