アグアナ基地の案内
転移魔法陣が放つ光が眩しかったため、シムラクルム・アラネクスは目を瞑った。
そして、シムラクルム・アラネクスは少し時間が経った後、目を開いた。
そうすると、周りにあった景色が全く別のものに変わっていた。
それは、どこを見ても一面砂に覆われていて、リヴァウエアの樹海とは正反対の場所であった。
そして、シムラクルム・アラネクスの目の前には柵で覆われている施設が広がっていたのだ。
シムラクルム・アラネクスが巨大な施設を前にして茫然としていると、左の砂丘の上にハイエクスの群れが見えた。
そして、ハイエクスの群れを見たシムラクルム・アラネクスはこの砂漠に住む生物の強さが気になり、周りの魔力を探知すると、さらに驚いた。
それはこの砂漠に住む生物たちはシムラクルム・アラネクスが住んでいたリヴァウエアの樹海に住む生物とは比べ物にならないほどの魔力の質と量をしていたからだ。
シムラクルム・アラネクスはそんな状況に唖然としていると、
カ「俺は部屋に戻るから後のことはよろしくな〜〜。」
カインはそう言いながら、手を振って施設の中に入っていき、施設の何処かに行ってしまった。
いきなり、カインが何処かに行ってしまったため、シムラクルム・アラネクスたちは固まってしまった。
カインが何処かに行ってしまってからしばらくした後、
シ「それじゃあ、今からアグアナ基地を案内しますね。」
そうして、シンはシムラクルム・アラネクスを案内するために、アグアナ基地の入り口にあるフェンスを開けた。
そして、みんなでアグアナ基地の中に入って行ったのだった。
シンはアグアナ基地の中に入ってすぐの場所で止まった。
シ「まずはこのアグアな基地にある施設について説明していきますね。」
そうして、シンはアグアナ基地の中にある施設をシムラクルム・アラネクスに説明していった。
アグアナ基地には王直属部隊のメンバーが住む寮が五つほどあり、その寮は全て入り口から一番奥のスペースに並んでいる。
ちなみに、女子寮と男子寮はもちろん別である。
そして、創は基本、アイナとの約束により、女子寮への立ち入りが禁止されている。
一回、創がアイナに報告なしに女子寮でのパーティーに参加した際には、いきなりパーティーの会場にアイナが現れ、パーティーに参加しているメンバーが気づかないうちに創を気絶させて家まで運び、創はアイナに二週間監禁されたようだ。
ちなみに、創は二週間の監禁生活は最高だったと言っている。
そして、五つの寮よりも少し手前にある建物は創の契約している神獣や龍などがアグアナ基地の防衛の任務を任されている時に使われている宿泊施設だ。
この宿泊施設は創の家とも繋がっており、基地の防衛の任務についている間でも創にすぐに会いに行けるように設計されている。
もちろん、この宿泊施設の設計者は創である。
ちなみにだが、この基地の施設の設計は全て創である。
そして、その先には巨大なグラウンドがあり、入口から見て左側には奥から研究施設、武器庫、仮想空間での戦闘訓練ができる施設などが並んでいる。
ちなみに研究施設は魔導術(魔法と魔術の総称)を研究する施設、科学兵器を研究する施設、近代兵器を研究する施設など、たくさんの研究施設がある。
そして、武器庫もそれぞれの兵器によって分かれており、こちらはそれぞれの兵器を研究している施設の近くにある。
仮想空間での戦闘訓練が出来る施設では、好きなように地形や天気、空間の大きさなど、様々な項目が事細かに設定できる。
そのため、アグアナ基地では、実戦の訓練では良くこの仮想空間での戦闘訓練が行うことができる施設で行っている。
そして、グラウンドの手前には作戦会議や大きな任務を行う際に使う巨大な司令室と各分隊が任務の時にサポートを行うための小さな指令室などが完備された施設があり、その横にはオペレーターが住んでいる寮が並んでいる。
その横には各主要都市の防衛相の施設や他の基地などへと転移することができる装置がある施設がある。
ちなみに、入口から見て左側のとても離れた場所には滑走路があり、飛行機が止まることも可能である。
入り口から見て右側には巨大な装甲車両や戦車、近未来兵器など、色々な巨大兵器が保管されている施設がある。
そして、アグアナ基地はとても大きいので、移動が大変なため、至る所には駐車場があり、そこに移動用の自動車が止められている。
シンはアグアナ基地にある施設をシムラクルム・アラネクスに説明した後、この基地の場所などを説明した。
シ「まあ、口での説明だけでは面白くないと思うから、実際に施設を見て回りましょうか。」
ア「うん!」
シ「それじゃあ、この基地はとても大きいので、移動が大変なので、車を取ってきます。その間、優真と一緒に待っていてください。」
シンはそう言うと、入り口付近にあった駐車場に行き、車を取りに行った。
そして、シンが車を取りに行っている間、シムラクルム・アラネクスと優真は楽しく雑談をしていたのだった。




