アグアナ基地への帰還
黄泉はカインを何とか宥めた後、王直属部隊の基地であるアグアナ基地に戻ることにした。
黄「アラネクス?今から俺らの基地に戻るんだが、その姿のままだったら目立つから、人の姿になってくれるか?」
ア『キュー!!』
シムラクルム・アラネクスは元気よく片足を上げて返事をすると、シムラクルム・アラネクスの体が光り出した。
そして、シムラクルム・アラネクスの体はどんどん小さくなっていき、人の体を形成し始めた。
シムラクルム・アラネクスが人の体を形成し始めてから数分が経った時、シムラクルム・アラネクスを包んでいた光が消えた。
そして、光の中から現れたのは、身長が160センチほどの純白のワンピースを身に纏った銀髪セミロングの美少女だった。
そんなシムラクルム・アラネクスのあまりにも美しい姿に黄泉たちが見惚れていると、
ア「どうかな?私の姿、変じゃない?」
と、シムラクルム・アラネクスが黄泉たちに向かって首を傾げながら聞いた。
そんな姿を見た黄泉たちは
みんな((((か、可愛すぎる!!!))))
そんなシムラクルム・アラネクスを見て萌えていた。
黄「ああ、全然変じゃないぞ。むしろ、めちゃくちゃ可愛い。」
黄泉は返事を待っているシムラクルム・アラネクスに対して、ありのままの気持ちを伝えた。
黄泉の返事を聞いたシムラクルム・アラネクスはとても嬉しそうに笑った。
ア「ほんとに?この姿って可愛いんだね!創くんは私のこの姿を気に入ってくれるかな?」
シムラクルム・アラネクスは少しの不安と期待を込めた声で黄泉に創が自分の姿を気に入ってくれるのかを聞いた。
黄泉はそんなシムラクルム・アラネクスにドキドキしながら答えた。
黄「ああ、その姿は創の好みにどストライクだ。これなら、創のことをメロメロにできるな。」
黄泉がそう言うと、シムラクルム・アラネクスは今までにないほどの笑みを浮かべて黄泉の元に近づいていき、黄泉の手を取った。
黄泉はシムラクルム・アラネクスにいきなり手を掴まれて驚いていると、
ア「ほんとに!?創くんは私の姿がどストライクって!?」
と、シムラクルム・アラネクスは黄泉に顔を近づけながら聞いた。
黄泉は少し照れ臭そうにしながら
黄「ああ、本当だ。創は銀髪美少女が大好きだからな。絶対にタイプだ。」
黄泉がそう言い終わると、シムラクルム・アラネクスは勢い良く黄泉の手を上下に振った。
ア「やったー!!創くんのタイプを教えてくれてありがとう黄泉!!」
シムラクルム・アラネクスは満面の笑みを浮かべて黄泉に感謝を述べた。
黄「これくらいお安い御用だ。何か他に聞きたいことがあったら俺にいつでも言ってくれ。」
黄泉もシムラクルム・アラネクスに優しく微笑みながら言った。
そして、そんな二人を見ていたカインは早く帰りたいため、二人の会話が終わったところに割り込み、早く帰るように催促するため話しかけた。
カ「話も済んだようだから、早く基地に帰るぞ。俺は早く基地に帰って休みたいんだ。」
カインは黄泉を睨みつけながら言った。
黄「はいはい、今から帰るから、そんなに不機嫌になるなよ。」
カ「なら、早く帰ろう。今すぐ帰ろう。」
黄「それと、すまないが、カインたちはアラネクスを連れて先に帰っていてくれ。俺は創に少し用があるから、もう少しリヴァイアブル島にいるつもりだ。」
シ「それは良いですけど、アラネクスさんはどうするんです?」
黄「それなら、シンと優真にアラネクスのことを任せて良いか?アラネクスは二人の家族になるんだし、基地の案内でもして親睦を深めていてくれ。」
シ「分かりました。俺たちにアラネクスさんのことは任せてください。」
シンが黄泉に返事をすると、黄泉は「それじゃあ、一旦、ここでお別れだ。後のことは任せたぞ。」と言って何処かに行ってしまった。
シ「それじゃあ、アラネクスさん。俺が色々とサポートするんで、何かあったら言ってくださいね。」
ア「うん!よろしくねシン!!」
シンがシムラクルム・アラネクスにこう言うと、シムラクルム・アラネクスは満面の笑みを浮かべながら元気に返事を返した。
優「シンだけじゃなく、俺もいるからな。シンが手が話せない時は俺のことも頼ってくれ。」
ア「優真もよろしくね!」
シムラクルム・アラネクスは満面の笑みを浮かべながら優真に返事を返した。
カ「よし、それじゃあ基地に帰るから俺の展開した魔法陣の中にいてくれ。」
カインはそう言いながら転移魔法陣を展開した。
そして、シムラクルム・アラネクスたちはカインの指示に従い、カインが展開した転移魔法陣の中に入った。
カ「みんな入ったな。それじゃあ、アグアナ基地まで一気に飛ぶぞ。」
そうして、カインは転移魔法陣を起動し、アグアナ基地に飛んだのだった。




