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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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任務完了

あれから、勇者とリーパーは悪夢から色々とシムラクルム・アラネクスのことについて説明を受けた。


勇「ちょっと待ってくれ!悪夢先輩!今、シムラクルム・アラネクスが親父のこと好きって言わなかったか!?」


悪「ああ、言ったが、何か問題でもあるのか?お父さんはよく新しい嫁を貰ってると思うが?つい最近も新しい嫁さんを貰ってたし。」


勇「いやいや、別に問題はないけど..........シンはどう思ってるんだ?」


鷹「俺は賛成だな。家族が増えるのは嬉しいからな。それと、今は任務中だから本名で呼ぶのはやめろ。」


勇「それじゃあ、俺たちの母親になるってことは挨拶をしておかないとな。初めまして、俺は如月家の次男、如月 優真だ。これからよろしくな。」


ア『キュウキュウ、キュウキュキュウキュキュキュキュウ!!』


そして、シムラクルム・アラネクスと勇者はお互いに挨拶すると、アラネクスと勇者は握手をした。


リ『それで、シムラクルム・アラネクスをこれからどうするんだ?主人(マスター)の元に連れて行くのか?』


悪「いや、まずは俺らの基地に連れて行って、面倒を見たいと思ってる。まあ、隊長のことだから、すぐにアラネクスのことを迎えにくると思うが。」


リ『分かった。悪夢がそう言うのだったら、俺は反対しない。』


悪「そう言って貰えると助かる。」


そうやって、みんなで話していると、悪夢の通信機器が鳴った。


悪夢はすぐにポケットの中から通信機器を取り出し、メールが届いていたので中を見た。


悪「防衛省から撤退の命令が届いた。今回の任務はこれで終了だな。」


悪夢がそう言うと、他のメンバーはため息を漏らした。


そして、全員が頭に被っていたものを外した。


虚「やっと任務が終わったか..........本当に疲れた..........早く基地に戻って休息を取ろう...........。」


仮面を外してフードも取ったことにより、虚飾の素顔が現れた。


虚飾は青色の髪であり、顔はとても美形であった。


虚飾は長い間、連続で重要な任務を行なっていたため、疲れが溜まっていたらしく、グッタリとしていた。


※ここからは任務が終わったことにより、彼らは本名で呼び合います。


シ「カイン(・・・)さん、休むのはまだ早いですよ。俺たちには今回の事件の事後処理をしないといけませんからね。」


※虚飾の本名はカインと言います。


カ「ああ、そうだった..........俺たちは事後処理をしないといけないんだ..........はぁ...........。」


カインは事後処理をしないといけないと知って更に肩を落とした。


黄「そのことなら大丈夫だ。後処理は全て軍が行ってくれるとのことだから、俺たちは何もしなくても良いとのことだ。」


カ「よっしゃぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!!これで酒をしこたま飲めるぜ!!!!!」


黄泉の話を聞いた途端、カインは大声で叫びながら歓喜した。


そして、カインは叫びながら何処から召喚したのか分からない酒瓶を持っており、蓋を開けて飲もうとし始めた。


そんなカインを見た黄泉はすぐにカインから酒瓶を奪い取った。


カ「おい!!黄泉!!いったい何をするんだ!!!俺の酒を奪い取ったと思ったら飲み干しやがって!!」


黄「それはこっちのセリフだ!!いきなり酒なんか取り出しやがって!!お前は酒癖が悪いんだから誰かと一緒にいる時は絶対に飲むなって言ったよな!!?!!?」


どうやら、カインは酒癖が悪く、過去に黄泉から何度も注意を受けているらしい。


カ「うるせぇ!!!!俺はなぁ!!お前と違ってここ半年は任務で酒が飲めなかったんだよ!!!邪魔すんじゃねぇ!!今すぐ俺の酒を返せ!!」


カインはそう言いながら必死に酒瓶を取ろうとするが、黄泉の方が身長が高く、頑張って取ろうとしているが一向に手が届かない。


黄「いーや、ダメだ。お前にはこの酒は返してやらない。これは俺が全部いただくからな。」


黄泉はそう言いながらカインの酒瓶の蓋を開けて、中に入っている酒を一気に飲み干した。


カ「ああ.......俺の酒が..........俺の酒が...........。」


カインは目の前で自分の酒が飲み干されたことがショックだったのか、その場に倒れ込み、涙を流しながら嘆いていた。


黄泉はそんなカインを見て、首を横に振りながらため息を漏らした。


そんな光景を見ていたシンと優真は


シ「この(ひと)、任務の時はあんなに頼もしいのに、オフの時はダメダメなの、ギャップあり過ぎだよなぁ...........本当にオフの時は見てて情けない...........。」


シンと優真の顔を比較してみると、シンは創とレーナに似ており、優真は創と陽奈に似ている。


優「まあ、親父の仲間だしな.........オフの時はダメダメなのが普通だからな..........黄泉先輩が少し変わっているだけだ...........。」


どうやら、黄泉はオフの時もまともらしい。


シンと優真はそんなことを言いながら、地面に平伏せて泣いているカインを冷たい目で眺めた。


そして、今の状況が分からず、置いてけぼりにされているシムラクルム・アラネクスあった。








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