アジト攻略三十
二人は七階に繋がる階段をのぼっていた。
ア「そう思えば王様、さっさより強さが桁違いになってない?」
創「ああ、封印を一段階といたからな。それよりアンよく気が付いたな。」
ア「よく気付いたなって、王様から出るオーラが段違いに上がっているのに気付かない神なんているの?」
創「それが結構いるんだぞ。あまりにも力が大きすぎると逆にオーラが感じられなくなるからな。ここの基地の一階と二階の敵はたぶん俺が封印を解いてもわからなかったと思うぞ。」
ア「へぇ〜そうなんだ。力が強すぎると弱い神にはオーラが感じとれなくなるんだね。」
創「それとアン、もうそろそろガスマスクを外してもいいぞ。ここら辺からはあまり強い死臭を感じないからな。」
ア「ほんとに!ガスマスクやっと外せるんだね。これ結構暑くてしんどかったんだよ。」
そう言ってアンはガスマスクを勢いよく外した。
創「ガスマスクってそんなしんどいものだったか?」
ア「すっごくしんどいよ。息苦しいし。もしかして王様って普段ガスマスクつけて仕事してるの?」
創「ガスマスクではないけどマスクならつけているな。」
ア「やっぱり!王様それのせいでガスマスクつけてもしんどく感じないんだよ。」
創「言われてみればそうだな。」
ア「王様さ普段はマスクつけて仕事してるって言ってたけどなんで今回はマスクをしてないの?」
創「俺もマスクをつけたいんだが諸事情によりつけられないんだ。」
ア「そうなんだ。王様にも色々な事情があるんだね。」
創「まぁ、自分こう見えて王様なんでね色々事情があるんですよ。まぁ、今回マスクをかぶってないのは王様である事とは関係ないけどな。」
ア「王様って結構冗談とか言うんだね。」
創「そら俺だってまだ若いんだぞ。冗談とか言うに決まってるだろ。」
ア「そう思えば王様って今何歳くらいなの?」
創「千万歳くらいかな。」
ア「千万歳!?」
アンは驚いた。
創は最年少で国王に選ばれたとは知っていたがこんなにも若いことは知らなかった。
神とは基本不老で寿命はない。
そして千万歳とは人間ではとてつもない数字に見えるが神の世界ではまだまだ若い方だ。
神の千万歳は人間に換算すると十八歳くらいだ。
創「そんなに驚かないでもいいんじゃないのか?もしかして俺って結構歳いってる方なのか?」
ア「いやいや若すぎてびっくりしただけだよ。」
創「ならよかった。これで結構歳いってる方だったら自分で若いとかいってたら頭おかしいやつと思われるからな。でずっと気になっていたんだがアンはいったい何歳なんだ?」
ア「私は二十歳だよ。」
創「ん?今なんて言った?もう一回言ってもらっていい?」
ア「うん、いいよ。私の年齢は二十歳だよ。」
創「えええええええぇぇぇぇぇぇーーーーーーー!!!!!!!」
創は驚きのあまり階段を踏み外した。
「あっ。」
創はその瞬間、階段から転げ落ちていった。
「王様!?」
アンは驚いた後すぐに創を追いかけて階段を下っていった。




