アジト攻略二十八
創はまず初めに炎を纏わせた槍を千本創造の権能で生み出し一斉に射出した。
槍は化け物に命中するが全てはじき返された。
続いてさっきの槍よりも一回り大きい槍を千本生み出しさっきの槍よりも高速で射出した。
しかし、その槍も全てはじき返された。
(まさか皮膚がここまで硬くなっているとはな。この硬さなら今の最高威力の技を当てたとしても倒せなさそうだな。仕方ない。封印を一段階解くか。)
創はそう思って両手の手袋の上からしている十個の指輪のうち一個の指輪を外した。
その瞬間、創からとんでもないほどの力が溢れ出てきた。
その力はさっきまでの力とは比べものにならないほど規格外なものだ。
あまりの力に化け物は一瞬怯んだ。
「お前に怯んでいる余裕はないぞ。」
そう言って創は化け物に右ストレートを決めた。
その瞬間、化け物の体の半分が消しとんだ。
化け物は飛ばされた部分を一瞬で再生して一歩後ろに下がって態勢を立て直した。
「やはりお前の再生力は桁違いだな。それならこれはどうかな。」
創はそう言って手を上に掲げるとそこには小型の蒼白い恒星が現れた。
その恒星は創造の権能で作られたものを魔法で強化したものだ。
その恒星の熱量はさっきまでの創の炎の熱量とは比べものにならないほど大きい。
「これでお終いだ。」
創がそう言って掲げていた手を化け物に向けると小型の恒星が化け物目掛けて飛んでいった。
化け物はその恒星を止めようとして何度も何度も攻撃をするが全て燃やし尽くされた。
そして化け物は全てを悟ったのか途中で攻撃をやめた。
その化け物の目らしき場所をみると大きな水滴が流れていた。
そうこの化け物は泣いていたのだ。
「そうかお前にも感情があったのか。」
創は胸が締め付けられる感覚に襲われた。
そして化け物に恒星が当たる寸前、
(死ぬのってこんなに怖いことなんだ。)
創はそんな声が聞こえた。
その瞬間、恒星が化け物に命中し、恒星が肥大化して化け物の身体を全て飲み込んだ。
そして恒星は大爆発をした。
その爆発した後を確認すると化け物の身体は完全に消えていた。
そうあの化け物を倒すことが出来たのである。
しかし創はあの化け物を倒したのにその場に膝をつき泣いていたのだ。
「ごめんな........、ごめんな...........。」
創はその化け物に謝っていた。
そして創はその化け物が死んだであろう場所に花を置き手を合わせて黙祷した。
その後、創はこの工場らしき部屋を後にしたのだった。
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