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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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帰還命令

悪夢と鷹の目はリヴァイアサンのブレスを防ぎながら後方へとだいぶ押し返された時、急にリヴァイアサンからのブレスが収まった。


悪夢と鷹の目はリヴァイアサンからのブレスが収まると、疲れたのか、膝を床について息を荒げた。


悪「はぁはぁ、まさか、リヴァイアサンの洗脳が完了していたとはな..........これはだいぶまずいことになった...........。」


鷹「ええ、そうですね..........これは直ぐに報告をしなければいけません...........。」


悪「ああ、そうだな..........隊長への報告は任せて良いか?俺がしたら色々文句を言われそうだからな。」


鷹「はい、分かりました。俺の方から報告させてもらいますね。」


鷹の目がそう言うと、ポケットの中から創が混沌に誘いし者たちの基地に潜入した時に、応援要請を出そうとしたときに使った通信端末を取り出し、連絡を入れた。


鷹「もしもし?隊長?」


鷹の目が連絡を入れた相手はどうやら創であった。


創『鷹の目か。どうした?』


鷹「その言いにくいんですが..........任務失敗しちゃいました..........。」


創『だろうな。任務に失敗しなかったらお前からわざわざ電話をかけてくることなんてないもんな。それで、今の状況は?』


鷹「敵がリヴァイアサンを洗脳して地上へと出たと思われます。恐らくですが、隊長がいる神国アヴァロン領に向かったのでしょう。」


創『それで、敵は洗脳されたリヴァイアサンだけで良いのか?』


鷹「断定はできませんね。もしかしたら、応援要請をしているかもしれません。一応、応援が来ると思っていた方が良いと思います。」


創『分かった。お前たちは今すぐこっちに戻ってこい。こちらも、敵の応援が来ると仮定して、リヴァイアブル島にいる全勢力を使って防衛戦を行うぞ。』


鷹「了解、悪夢先輩にもそう伝えておきます。」


創『一応、研究室に何か手がかりが残っていないかだけ確かめてから帰って来てくれ。それじゃあ、俺も準備があるからここで切らせてもらう。』


創はそう言うと、通話を切った。


悪「隊長は何て言っていた?」


鷹「研究室の調査の後、すぐに神国アヴァロン領に戻って来いとのことでした。」


悪「そうか、分かった。それなら速く研究室の調査を終わらせて神国アヴァロン領に戻るぞ。」


鷹「はい!」


そうして、悪夢と鷹の目は創に指示された通り、研究室に向かった。


二人は超高速で走り、研究室に着いてみると、研究室はリヴァイアサンのブレスにより跡形もなく破壊され、研究員たちの姿も見えなかった。


水槽にはリヴァイアサンが放った時にできた大きな穴が一つと、所々ひび割れていたり、小さな穴が開いており、そこから水が流れ出し、研究室は膝下まで水が溜まっていた。


そして、水槽の中にいたはずのリヴァイアサンの姿はなく、研究室は完全にもぬけの殻になっていた。


悪「やはり、研究資料が残らないように研究員諸共消したか。あいつららしい非道な手だな。」


鷹「そうですね..........。」


悪「一応、完全に浸水していないから、中を見ていくか。何か残っているかもしれないしな。」


そうして、悪夢と鷹の目は目の前の水槽から水が溢れ出して少し浸水している研究室の中に入った。


悪夢と鷹の目は研究室に入ると、中に何か情報が残っていないか探し始めた。


しかし、研究室の電子機器は完全に破壊されており、紙の資料などはなにも残っておらず、手掛かりとなる物が一切残っていなかった。


鷹の目は諦めながらも、何かが手掛かりが残っていそうな水槽の方に近づいて、水槽の中を見ていると、上へと大きな穴を見つけた。


鷹の目は遠見の魔術を使い、大穴の先を見てみると、大穴は先には雨雲が見えたため、この大穴は地上へと貫通していることがわかった。


鷹(どうやって、リヴァイアサンがこの水槽から地上へと向かったのか気になっていたが、まさか水槽の中にこんな大きな穴があったとはな。俺たちもこの大きな穴を使ったら、より速く地上に出ることができそうだ。すぐに悪夢先輩に報告しよう)


鷹の目はすぐに悪夢に報告しようと思い、悪夢に近づいていった。


鷹「先輩!!地上へと繋がる大きな穴を水槽の中にあることを確認しました!俺たちもその穴を使って地上まで出ませんか?」


悪「でかしたぞ、鷹の目。そのまま地上に出るより、その大穴を使って地上まで出た方が普通に出るより速く出られそうだな。よし、早速、大穴から地上に出るぞ。」


そうして、悪夢と鷹の目は水槽の穴の空いた部分から中に入り、地上まで続いている大穴に向けて泳ぎ出した。












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