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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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リヴァウエアの樹海四

そうして創たちがリヴァウエアの樹海を進んでいると、創がいきなり立ち止まった。


陽「えっ!?なに!?どうしたの!?!?」


創「いや、前から誰かが近づいてきている気がするから確認しようと思って。」


陽「それって幽霊じゃれないよね!?!?じゃないよね!?!?」


創「大丈夫だ。俺が確認できているから相手は生きた神だ。」


そうして立ち止まっていると、アイナたちとリアたちが創に追いついた。


アイ「創くん、いきなり立ち止まってどうしたの?」


創「いや、前から誰かが近づいて来たから確認するために立ち止まったんだ。危険な奴だったら困るからな。」


アイ「なるほどね。」


そうやって創とアイナが話していると、前からいかにも見た目がDQNの二人の男がやってきた。


一人は身長が180センチほどで、アロハなシャツに短パン、金髪にグラサンをかけてる兄ちゃんと、身長2メートルほどで、褐色の肌の筋肉質なスキンヘッドで金髪の兄ちゃんと色違いの同じ服を着ているあんちゃんだ。


金髪の兄ちゃんの右手にはいかにも怪しい白い粉が入ったパケットを持っている。


金髪の兄ちゃんもスキンヘッドのあんちゃんもフラフラ歩いている。


創「あれは完全にヤってるな...........。」


そうして創たちの方に二人のDQNは歩いて近づいて来たため、創は二人のDQNに話しかけた。


創「おい、お前ら。どうしてここにいる?ここは危険だぞ?」


金「あぁん??なんだ兄ちゃん、俺らに何かようか??」


創「話が分からないのか。どうしてここにいる?ここは一般神は立ち入り禁止だぞ?」


金「あんちゃん知らねぇのか?しょうがねぇな、特別に教えてやるよ。」


そう言って金髪の兄ちゃんは自慢げに話し出した。


金「ここの森のなぁ、奥の方にある草が良いクスリになるんだよぉ〜ほら、俺が持ってるこれがそのブツだ。兄ちゃんも試しに吸ってみるかぁ?」


創「俺は遠慮しておく。それ遠くの方に行くのは危険だから止めておいた方がいい。この奥にはリヴァウエアの樹海の主人が居るとされているからな。命の保証はないぞ?」


金「ハハハ!!!何だ、兄ちゃん、そんな噂を信じてるのかよ!!あんなの嘘に決まってるだろぉ!!兄ちゃんは馬鹿だなぁ!!」


そう言って金髪の兄ちゃんは大爆笑した。


その姿を見た瞬間、アイナが今朝の創に負けないくらいの殺気を金髪の兄ちゃんに向けて放った。


アイナが殺気を放った瞬間、創はアイナの方に手を置き、首を横に振った。


その合図を見たアイナは不満げであったが、渋々殺気を放つのを止めた。


創「俺は忠告したからな?どうなっても知らないぞ?」


金「ハハハ!!!はいはいwww忠告ありがとうございますwwwそれじゃあな!!馬鹿な兄ちゃんwww」


そう言って二人のDQNは森の奥に入って行った。


アイ「アイナが言うのも何だけど、本当にいかせて良かったの?この奥に行くのは危険じゃないの?」


創「別に良いんだ。あいつらが望んだことなんだからな。後ちょっとで遊歩道に出るからさっさと行くぞ。」


そうして創たちは数分歩いた後、遊歩道に無事たどり着くことができたのだった。





◾️




二人のDQNは創の忠告を無視して、リヴァウエアの樹海の奥深くに来ていた。


金「おい、これが例のクスリの原料の草じゃねぇのか?」


金髪の兄ちゃんはそう言いながら地面に生えている白色の草を引き抜いた。


ス「ああ、そうだ。これが例のクスリの原料だ。ここに沢山生えているようだから、全部持ってずらかるぞ。」


金「へへへ、これでボスも喜んでくれるなぁ?褒美で何もらえるかなぁ?」


ス「おい、話してないでさっさと原料の草を集めろ。サツが来たから面倒だからな。」


金「へいへい、分かりましたー。」


そうして二人のDQNはクスリの原料となる白い草を見える限りの分を引き抜いて袋の中に詰めた。


ス「これで最後だな。さっさとここからずらかるぞ。」


そうして二人のDQNは遊歩道に帰ろうとした時、一瞬、二人の上の方の葉が揺れたのを感じた。


金「ん?何だ?今の音は?今風でも吹いたか?」


ス「いや、吹いていないが、何かの動物が俺たちの上の枝を通ったんだろう。そんなこと気にしてないで早く行くぞ。」


そう言ってスキンヘッドのあんちゃんが歩き始めた瞬間、何かが足に巻きついたと思った瞬間、


ス「何だぁぁぁあああああああああああああ!?!?!?!?!?!?!」


スキンヘッドのあんちゃんは勢いよくさらに森の奥の方に引っ張られて行った。


金「い、一体何が起きてるんだ!?!?」


金髪の兄ちゃんも状況が理解できずにその場でパニック状態に陥り、慌てふためいていると、


ス「あ、嫌だ!!!ああああああああ!!!!!!!!来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」


スキンヘッドのあんちゃんの発狂している声が樹海の中に響き渡った。


金「あ、あああ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」


金髪の兄ちゃんはあまりの恐怖に発狂し、叫びながら走って遊歩道の方に逃げようとした。


しかし、金髪の兄ちゃんが走っていると、目の前に何かが勢いよく落ちて来た。


それを見てみると、スキンヘッドのあんちゃんの腹が裂かれて内臓が全て飛び出し、頭もカチ割られ脳味噌が丸見えになっている死体であった。


金「ぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!」


金髪の兄ちゃんはスキンヘッドのあんちゃんの死体を見た瞬間、その場で失禁しながらさっきとは逆方向に走って逃げ出した。


そして金髪の兄ちゃんが走っていると、いきなり足に粘着質の何か糸のようなものが足に絡まり、転んでしまった。


金「い、嫌だぁぁぁぁああああ!!!!!まだ死にたくないぃぃぃぃいいいいい!!!!!!!!!!!!!」


金髪の兄ちゃんは必死に匍匐前進をして前に進もうとするが、全く進まない。


そして金髪の兄ちゃんが匍匐前進を始めてから少しした時、金髪の兄ちゃんの足に絡まり付いている糸が少しずつ引っ張られていった。


金髪の兄ちゃんは必死に匍匐前進するが、糸の引っ張る力は圧倒的で金髪の兄ちゃんは少しずつ引っ張られて行った。


そして金髪の兄ちゃんはスキンヘッドのあんちゃんと同様に樹海の奥深くまで引っ張られていった。


金「ああ、ああああああ!!!!ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!!!!!!!」


その後、二人の姿を見たものはいなかった。

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