パーティー前のどんちゃん騒ぎ
創はみんなで雑談をしている裏で、以心伝心を使ってリアと話していた。
創(おい、リア。ベルってヤンデレだったのか?あの具合から見るに、全盛期のアイナより少しマシぐらいのレベルだぞ?)
リ(私もベルがあんな子だったなんて知らなかった..........時々、仕事中に何処かに消えることがあったけど、まさか、あんなことをしていたなんて..........)
創(あいつ、法律に抵触してないって言ってたけど、本当に信用して大丈夫か?ベルのことは信用したいが、ヤンデレの言うことは信用できないからなあ...........)
リ(そこは心配しないでも大丈夫。ベルは創に対して嘘はつかないから。創って嘘つかれるの嫌いでしょ?だからベルは創に嫌われたくないから絶対に嘘はつかないよ。それは全員に言えることだけどね)
創(なら、ベルの言ってることは信用して良いんだな?それなら俺からベルに言うことは何もないな)
リ(よく、あっさりとベルのヤンデレを受け入れられるね。私は今でも信じられないのに)
創(まあ、ヤンデレの前兆は見えてたからな。あそこまで酷いとは知らないったけど。それに、俺にはアイナっていうヤバいやつと長い間暮らしてきたんだ。ヤンデレへの耐性はすごく高いと自負している)
そうやって創とリアが以心伝心を使い、みんなにバレないように話していると、
ベ「お二人で内緒話とは、創さんと姉さんはすごく仲良しですね。」
ベルがそう言いながら創とリアの方を見ながら微笑みかけた。
だが、笑顔を浮かべているベルからは物凄い嫉妬のオーラが出ていた。
創(まずい!!何でかわからないが、ベルにバレたぞ!?!?)
リ(しかも、物凄く嫉妬しているみたい!何か言い訳とか無いの!?)
創(言い訳か..........それなら俺に任せろ)
創は何やら良い言い訳があるのか、自信満々にベルに話しかけた。
創「仲良しってか、俺たちは明日どこに行くかの最終打ち合わせをしていただけだ。こういう話はみんながいる時に発表した方が盛り上がるからここにいるみんなにも全員が揃うまで内緒にしておこうと思ってな。気分を悪くしたなら謝るぞ。」
ベ「そうでしたか。明日の予定の確認でしたか。それは凄く明日が楽しみですね。」
ベルは少し不満があるようだが、納得してくれた。
創(何とか上手くいったようだな)
リ(ええ、そうね。だけどベルにまた気づかれる可能性があるから一旦やめといた方が良さそうだね)
創
そうして創とリアはもう一度ベルに気付かれるのを恐れて、以心伝心を使って会話をするのをやめた。
そして創たちが普通に話していると、アン、ノエル、そしてレヴィアタンがテラスにやって来た。
ノ「みんなごめ〜ん、少し遅れちゃった。」
創「いや、アイナたちもまだ来てないし、大丈夫だ。それでノエルたちはどうして遅れたんだ?」
ノ「みんなでゲームしてたら白熱しちゃって、試合がすごく長引いちゃったからだよ。」
創「みんなでゲームとは楽しそうだな。それで何のゲームをしてたんだ?」
ノ「それはね、桃○郎○鉄だよ。あれみんなでやるとすごく面白いね。」
創「マジでそれな。あのゲームはみんなでやるとマジで面白い。あれはパーティーゲームの最高峰と言っても過言では無い。」
そうやって創とノエルがゲームの話で盛り上がっていると、レヴィアタンが創の横に来て、創の服の裾を可愛く引っ張った。
レヴィ「ねえねえ、ご主人様?その.......この料理の量どうしたの.......?明らかに多すぎだと思うんだけど...........。」
レヴィアタンは創の耳元で小さな声で呟いた。
創「だって仕方ないだろ。今日の料理当番、アイナと陽奈とレーナだぞ?もし、俺でも食い切れなかったら、俺の代わりに頑張ってくれよ、レヴィ?」
創もレヴィアタンの耳元で小さく呟いた。
レヴィ「うん、その時は任せて!」
創「ああ、その時は頼りにしてるぜ?」
創はそう言いながらレヴィアタンの頭を優しく撫でた。
草「なに二人でこしょこしょ話してイチャイチャしてるの?草薙も主様とイチャイチャしたい。ねえねえ、草薙も主様とイチャイチャしたい!!」
創の右隣に座っていた草薙剣が右手に抱きつき、顔を擦り付けた。
アト「草薙先輩だけずるいです!!私も主様とイチャイチャしたいです!!!」
創の左隣に座っていたアトランシアは左手に抱きつき、草薙剣と同じように顔を擦り付けた。
創「二人とも落ち着けって。後で好きなだけ甘えさせてやるから今はみんながいるんだから我慢してくれ。」
創がそうやって甘えてくる二人を対応していると、目の前から物凄い殺気を感じた。
そして創が前を見てみると、ベルの顔は口元は笑顔を浮かべていたが、目が全く笑っておらず、眼孔がガン開きになっていた。
ベルの右隣に座っているリアも嫉妬混じりのジト目で創を見ている。
アンは創の後ろに回り込み、後ろから勢い良く抱きついた。
ノエルは少し離れたところから創の困り果てた顔を見て笑っていた。
そうして創たちがわちゃわちゃしていると、料理当番だったアイナたちがテラスにやって来たのだった。




