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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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古代遺跡の調査九

ガル達は転移してきたリヴァウエア火山の下に広がる古代文明の遺跡の調査を順調に進めていたのだった。


このリヴァウエア火山の下に広がる古代文明の遺跡はさっきまでいたリヴァイアブル・モールの下に広がっていた遺跡と違い、複雑に入り組んでいて迷路のようになっているが、それ以外は何もなかった。


そのため、ガル達はリヴァイアブル・モールの下に広がっていた遺跡の時とは違い、とても速く調査が進んでいた。


ガ「それにしてもこの遺跡は全くトラップも敵もいないな。」


ハ「トラップとか敵がいないのは助かるんだが、それはこの遺跡に入った者たちの心を油断させる罠かもしれないと考えてしまうんだよな。考えすぎかもしれないが。」


フ「私も今まであんなにトラップがあったのに対して、ここまで全くトラップが無いのは少し違和感を感じますね。」


虚「あー、それでしたら安心してください。この迷路を抜けるまでは敵やトラップはありませんので。ですが、この迷路を抜けた先には敵がいますので気をつけてください。」


ハ「なあなあ、虚飾?いつの間にそんなに調べたんだ?」


虚「それはですね、ハーゲンさん達が魔法陣の光に目をやられている間に自分の分身を大量に作って、先にいかせていたんですよ。ちなみにこの遺跡は逆ピラミッド型の構造をしていて、どんどん下に向かっていく感じですね。ちなみに私の分身はこの迷路を抜けた先にある、次の階層でやられてしまいましたね。」


ハ「てかさ、自分の分身を先に向かわせたってことは、次の階層までの道が分かるんじゃないのか?」


虚「私も最初はそう思ったのですが、実はこの迷路、一定時間が経つと道がランダムに変更されているんですよね。ですから私の分身が進んだ道のりと私たちが進んでいる道のりが違うんです。なので案内は出来ないんですよ。」


ハ「この迷路、そんなに面倒臭い作りになっていたのかよ..........。」


虚「という訳なので、この迷路の出口を目指して頑張りましょう!!」


そうしてガル達はランダムで道が変わる迷路をひたすらに進み続けたのだった。





◾️





この迷路を進み始めてから数時間が経った時、たまたまハーゲンが上を向いた時にあるものを見つけた。


ハ「なあなあ、この大穴なんだと思う?」


そう言いながら指を差すと、その先にはずっと上に続く大穴が空いていた。


虚「あれじゃ無いんですか?この遺跡も相当古いようですし、崩落したんじゃ無いかと思いますよ。それにしてもこの大穴、とても高い場所まで続いていそうですね。」


ハ「もしかしたらこの大穴を登れば外に出られるとかあるかな?」


虚「あーその可能性はありますね。もしも、この遺跡の最下層に出口がなかった時や緊急事態の時に使える通路になるかもしれません。少し調査してみるのもいいかもしれませんね。」


そう言うと虚飾は自分の手の甲に小さなナイフを刺すと、血が出てきた。


そして手の甲から流れる血をまず、大穴の入り口付近につけてた。


虚「これで大穴の場所はマーキング出来ましたね。それでは次はこの大穴が外まで繋がっているのか調べる必要がありますね。」


そう言って虚飾は手の甲から出た血で出来た血の水たまりに手を触れると、なんと虚飾は自分と寸分変わらない分身体を生み出したのだ。


虚「この上は外に繋がっているのか調査してきてくれ。それと出口がある場合、その出口までの道を残してきてくれ。」


虚飾が指示を出すと、その分身体は大穴の上を目指して飛んでいった。


虚「それでは私たちは先に進みましょうか。迷路もあと少しで出られそうですし、速く行きましょう。」


そう言って虚飾は先に進んでいった。


ハ「俺ずっと気になってるんだが、虚飾のあの能力って一体どんな効果があるんだ?」


ガ「虚飾が『この能力は詳しくは教えられません』と言っていたから、あまり詳しいことは教えられてないが、血を媒介に分身とか作れるらしいぞ?」


ハ「それってめちゃくちゃ強くないか?流石は王直属部隊でナンバーとコードネームを貰っているだけはあるよな。俺もそんな強い能力が欲しいな。」


ガ「ハーゲンも相当良い権能を持っているじゃないか。あまり高望みするのは良くないぞ。それにお前の能力はもっと磨けば、今よりも更に強くなる。師匠の俺が言うんだ。絶対にお前は私よりも強くなる。」


ハ「師匠がここまで言ってくれるんだ。弟子である俺は頑張るしかないな。まあ、待っとけよ、ガル。俺は絶対に追いつくからさ。」


ガ「ああ、その時まで楽しみに待っているぞ。」


そう言って二人は見つめ合っていると、


フ「二人とも、感動の展開は別に良いと思うますが、虚飾が先々に進んでいるので速く行きますよ。」


ガ「虚飾において行かれるのは流石にまずいな。速く追いつかないとな、ハーゲン?」


ハ「ああ、そうだな、師匠(・・)?」


そうしてガル達は先々進んでいく、虚飾に追いつくために走って追いかけたのだった。

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