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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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古代遺跡の調査

ガル達が鉄扉を抜けると、そこには扉を挟んで反対側の部屋と全く作りが同じ部屋があった。


ガ「まさかこちら側にも同じ部屋があるとはな。この遺跡を作った奴はどういう意図でこの構造にしたんだ?」


ハ「そんなの作った奴に聞いてくれよ。俺たちに聞かれても分からないぜ。」


ガ「確かにそうだな。それじゃあ先に進もうか。」


そうしてガル達は次の部屋へと繋がる通路を進んで行った。


虚「それで皆さんに質問したかったことがあるんですが良いですか?」


ガ「ああ、それで何だ?」


虚「あの扉の部屋までに壁画がたくさん描かれていた通路を通ってきたじゃないですか。あの壁画を見て皆さんはどんなことを思ったのか少し気になって。」


ガ「ああ、あの壁画のことか。私はああいうのには疎いから何を描いていたのか分からなかった。分かったことといえば最初の骸骨と女性が結ばれたことくらいだ。」


ハ「俺もガルと同じで骸骨が女性と結ばれたところまでしか分からなかった。あとその二人の間に子供ができたのも分かったな。それで虚飾はどれくらい分かったんだ?」


虚「私はハーゲンさんの情報に加えて骸骨の神と女神の間には二人の子供がいるのも分かりましたね。あと、二人の子供のうち、兄と思われる神は皆から慕われているようでしたが、弟の方は疎まれているような感じがしました。私が教えられる(・・・・・)のはここまでですね。壁画が損傷していて読み取れないところも多かったのでここまでしか分からなかったです。」


ガ「フェンリルはどのくらい分かったのか?」


フ「私も虚飾と同じところまでですね。それと私は壁画の最後に描かれていた龍のような怪物が世界を滅ぼしているところが気になりました。あの龍のような怪物は一体何でしょうね?」


虚「私は仕事の関係上龍を見ることは多々ありますが、あのような見た目の龍を見たことがありませんね。もし、壁画に描かれていることが本当ならば、世界を滅ぼせる力を持つ龍は基本倒せないので封印されている可能性が高いと思います。」


ハ「だが、この壁画の信憑性はどうなんだ?もしかしたら作り話の可能性もあるぞ?」


フ「そこは五分五分ですかね。ですが、この壁画のことが本当ならば、この世界はあの龍の怪物によって滅ぼされる可能性があるということです。壁画の損傷や我々の知識不足などでどうして世界が滅んでしまったのかは分かりませんが、もしもの時を考えてあの壁画は信じた方が良さそうでしょう。」


ハ「確かにな。もし、本当に世界があの龍によって滅んだら困るしな。」


ガ「ならば、今回の任務が終わり次第、この壁画の調査とこの壁画に描かれている龍の調査を行った方が良さそうだな。」


そうして、ガル達が話しているうちに、また何かの部屋についた。


その部屋を見渡してみると、そこには大量の棺が並べられていた。


そして次の場所へと繋がる通路は大きな一枚の鉄塊で塞がれていた。


ガ「ここは古代文明の墓地か?」


虚「その可能性が高そうですね。ちょっと開けてみます?」


ハ「おいおい、開けて大丈夫なのか?何かの呪いとか罠とか仕掛けられてるかもしれないんだぞ。」


虚「呪いなら解けば良いですし、罠なら返り討ちにすれば良いので大丈夫です。」


ハ「やっぱり虚飾も王直属部隊だな...........。」


虚「それでは皆さん準備はいいですか?」


ガ「いや、一回あの鉄塊が破壊できるか確認しないか?もし、破壊できるようだったら棺を開けるのは無しだ。」


虚「わかりました.......それでは確認してきますね...........。」


虚飾は少し残念そうな顔をしながら鉄塊を見に行った。


そしてしばらくするとガル達の元に戻ってきた。


虚「確認してきましたが、あの鉄塊はとても頑丈で私の力では破壊できなさそうです。それであの撤回を調べたんですが、あの鉄塊はこの墓地のどこかにある仕掛けを作動させることによって開く仕組みになっているようです。」


ガ「そうか、なら棺を開けるのを許可する。」


虚「本当ですか!?それなら早速開けていきますね!」


そうして虚飾は勢い良く棺の蓋を開けた。


そして中から出てきたのはーーー


虚「あれ?何も入ってない?」


虚飾が勢い良く開けた棺の中は少しチリが積もっているだけで中身は空っぽだった。


そして虚飾は近くにあったもう一つの棺も勢い良く開けた。


虚「あれ?こっちも空っぽ?」


それから虚飾は近くにあった棺を何個も開けたが、その中には何も入っていなかった。


虚「中身が入ってないってことはこの棺は何なんだ?」


虚飾がどうして棺に何も入っていないか考えていると、チリの下でわずかに光っているものがあるのを見つけた。


虚飾はその部分のチリを払ってみると、そこには小さな魔法陣があった。


虚「これはもしかして鉄塊を開けるための仕掛けかな?まあ、起動してみるか!」


そうして虚飾は魔法陣の上に手をかざした。


その瞬間、魔法陣が強く光だし、この部屋全体を覆うほどの大きさへとなった。


離れたところで鉄塊を開ける方法を探していたガル達も気づいて虚飾の元へとやってきた。


ガ「いったい何が起きているんだ!!?」


虚「その.......大変申し上げにくいのですが.......その私、トラップを引いてしまいました...........。」


ガル達『おい!何やってるんだ!!このバカ!!!』


ガル達の罵声と同時に魔法陣が起動し、ガル達はどこかに転移させられたのだった。


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