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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第一章 アジト攻略編

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アジト攻略十九

この実験施設はとても大きかった。


さっきから通路を進んでいるが全く先が見えない。  


それにさっきから通路にむごたらしい死体が散らばっていた。


(あのクソアマ本当にここの関係者を全員殺していやがったな。この死体向きと場所から推測するとこいつらは五階か六階の転送装置から逃げてきたやつだな。)


創は通路を進みながら死体の死因を憶測していると大きな部屋に出た。


そこには案の定関係者らしき人物の死体が大量にあった。


この大きな部屋をよくみるとそこはまるで工場のようだった。


今は止まっているベルトコンベアの上には五階でみたあのガラスの円筒がたくさん並んでいた。 


そうここは創たちが戦った化け物たちの製造工場だったのだ。


それを知ったとき創は自分のなかの何かが切れたように感じた。 


そしてその瞬間、怒りが湧き上がってきたのを感じた。


「あいつらはあの化け物たちをこんなにも生み出していたのか!それもこんなにも非神道的にだ!こんなこと絶対に許されないことだ!なのにあいつら平気な顔でやってのける!絶対に許さない!あいつらはここで死んだものたちの苦しみよりも強い苦しみを与えて殺してやる!」


創は怒りで我を忘れかけたときアンは後ろから創に抱きついた。


「お願い王様.....暴走しないで.......。あなたが怒る気持ちはわかる。私も一緒の気持ちだから。きっとここで死んだものたちは王様がしようとしていることを絶対に望んでいない。復讐をしても死んでいったものたちは報われないよ。だからお願い王様.......悲しみしか残らないことはやめて.........。」


アンは泣きながら創に訴えた。


その声が届いたのか創は我にかえった。


「じゃあこいつらはどうやったら報われるんだ!教えてくれよ......アン.........。俺はどうやったらあいつらの無念を晴らしてやれるんだ.............。」


創の声は震えていた。


それでアンは創が泣いていることに気づいた。


「ここで死んだものたちが報われる方法はあるよ王様。それはね、もう二度こんなことをさせないことだよ。ここで死んだものたちはきっとそれを望んでいるよ。」


創はアンの提案を聞いて心の中で思った。


(お前たちは本当にそれでいいのか。)


(うん。僕たちはそれで充分だよ。)


創は自分が心の中で思った問いに答える声が聞こえた。


(僕たちは王様に復讐なんてして欲しくない。僕たちの願いは一つ。それは、僕たちと同じ境遇のひとがあらわれないことだ。)


創「ああ、わかった。お前たちの願いを叶えてやる。」


創は誰かと話しているかのように言った。


(王様最後のお願い聞いてくれる?) 


創「それはなんだ?」


(僕たちを殺して欲しい(・・・・・・)。)


創はその願いを聞いたとき一瞬戸惑いを見せたがすぐに冷静になった。


創「ごめんアン。心配をかけて。俺はもう大丈夫だ。」


そう言って創は立ち上がった。そして刀を構えた。


「今楽にしてやるからな。」


創はなるべくすぐ逝ける技を選んだ。


「八武神流 五式 百花繚乱!」


その瞬間この工場にあったガラスの円筒は中身ごと切り刻まれた。


(ありがとう王様。最後に会えたのが王様でよかったよ。)


創はそんな声が聞こえた。


そして創は暴食せし影の捕食者(シャドー・イーター)で全てを捕食した。


「俺がお前たちの意思は継いだ。だから安心して眠ってくれ。」


創はそう言って刀をしまった。



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