生物兵器実験施設の調査九『単眼の巨人戦』
ガルは木っ端微塵に切り刻まれた単眼の巨人を眺めた後、ハーゲンの側まで戻ってきた。
ハ『一応あいつを倒したことで良いんだよな?』
ガ『ああ、一応手応えはあったんだが念のためにこいつの死体を燃やしておこうと思う。』
ハ『それが良いな。こいつもご主人が戦った生物兵器と一緒でものすごい生命力を持っている可能性が高いからな。』
ガ『ということだ。フェンリル?こいつの償却をお願いできるか?』
フ『はい、任せてください。』
そうしてフェンリルは切り刻まれた単眼の巨人の事態に近づいていき、丁寧に肉片を焼却していった。
フ「これで全部ですかね?念のためにもう少し探してみますか?」
ガ『ああ、そうだな。もしも肉片が残っていた時にそこから蘇生されたら厄介だかな。しっかり見落としなく探そう。』
そうしてガル達は単眼の巨人の肉片が残っていないか闘技場を見て回った。
そしてガル達は単眼の巨人の肉片が残っていないことを確認すると一息ついた。
ハ『それでこれからの予定は?』
ガ『そうだな、ここで一息ついてからここを出発しようか。まだこの施設は続いていそうだからな。』
そうしてガル達は少しの間休息を取った後、さらに地下深くまで潜る為に動き出した。
フ「二人とも、もうそろそろ人の姿になったらどうですか?その大きさではあの通路は通れないと思うのですが...........。」
ガ『確かにこの大きさでは進めそうにないな。仕方ない。人の姿に戻るか。』
ハ『そうだな。』
そうしてガルとハーゲンは人の姿に戻った。
ガ「それでは先に進もうか。」
そうしてガル達が闘技場から抜けようとした時、ガルは真上から殺気を感じ、ハーゲンとフェンリルを素早く抱き抱え、勢い良く後ろに跳ねた。
『ドッカァァァァァァアアアアアアンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!』
さっきまでガル達がいたところは大きなクレーターが出来ていた。
そしてそのクレーターの中央にいたのはさっきガル達が倒したはずの単眼の巨人であった。
ハ「おいおいおいおい!!なんであいつが生きているんだよ!!俺たちは確かにあいつの肉片を全て燃やし尽くしたぞ!?!?!?」
ガ「今はあの巨人がどうして生きているからは後だ!!あいつをもう一度倒すぞ!!」
そうしてガルがハーゲンとフェンリルを放そうとした時、クレーターと反対の方向から殺気を感じ、右側に勢いよく飛んだ。
『ドッカァァァァァァアアアアアアンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!』
再び、ガル達がさっきまでいたところに大きなクレーターが出来た。
そしてその中央にはなぜか二体目の単眼の巨人が二本の大剣を地面に突き立て立っていたのだ。
ガ「二体目だと!?いったい何が起こっているんだ!?」
フ「あくまで仮説ですがあの巨人は桁違いの再生能力があり、体を一度再生させた後、二つに分けてそれぞれを再生させ、二体に分身したとみています!!分かりやすく例えるとプラナリアですね!!」
※プラナリアを知らない方は是非ともYouTubeで調べてみよう!プラナリアの生命力は凄いぞ!!
ハ「それでどうする!?あのデカブツが二体に増えたのはフェンリルの仮説で理解できるがあのデカブツがどうして生き返ったのか先に調べねぇと一生あのデカブツに勝てないぞ!!」
ガ「そうだな、あの巨人を倒すには復活の原因を突き止めなければならないな。それでフェンリルも契約神獣覚醒をしてくれ。我々だけでは少々荷が重い。」
フ「分かりました!それでは契約神獣覚醒を行う時間だけ稼いでください!!」
ハ「了解!!」 ガ「分かった!!」
そうしてガルとハーゲンは大狼の姿に戻り、それぞれ違う単眼の巨人に向かって走っていった。
そしてフェンリルは契約神獣覚醒の準備を始めたのだった。




