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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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生物兵器実験施設の調査五

ガル達はレノ達が全滅したこともつゆ知らず、古代文明の遺跡を改築して作った生物兵器の実験施設の調査を順調に進めていた。


ガ「そう思えば私たちがここの実験施設に入ってどのくらいが経ったんだ?」


フ「約15時間くらいですね。」


ガ「そんなに経っていたのか。地下にいると陽が登らないし、落ちないから把握するのが難しいな。」


ハ「それで今は何階層ぐらいなんだ?」


フ「階段を下った数と斜面の数から数えると今は約30階層くらいですかね?」


ハ「俺たちそんなに降りて来たのか。それにしても30階層なんてここの施設はどんだけデカいんだよ。」


フ「ここの施設は生物兵器の研究だけでなく、その生物兵器を量産するための工場とそれを保管する倉庫がありますからね。それにこの施設は元々は古代文明の遺跡だったので大きいのでしょう。」


ハ「それにしても俺たちって結構色んな研究室やら資料室やら回ってきたが全く情報が無いよな。ご主人が言ってた通り、フランって女は情報の隠蔽が完璧だな。ほんとにやめてほしいわ。」


ガ「はあ、敵の手掛かりもないのに加えて全く強い敵と戦えなくて辛いな.......手掛かりがないせいで成果も上げられないし.......はぁ...........。」


ガルはとても悲しそうに肩を落とした。


そうしてガル達が歩いていると古代文明の闘技場な場所に出た。


ガ「いったいここは何なんだ?闘技場に見えるが何故こんなものがそのままの形で残っているんだ?」


ガル達が今まで来た道や研究室にされていた空間は全て第三者からの手が加えられていた。


しかし、今ガル達がいる闘技場のような場所は第三者からの手が加えられた形跡が無かった。


ガルがこの闘技場がどうしてそのまま残っているのか悩んでいるとフェンリルがガルに話しかけた。


フ「ガル、あくまで私の予想ですが、この場所は見た通り闘技場として使われていたと思います。」


ガ「それはどうしてだ?」


フ「それはこの闘技場でここの施設で作った生物兵器同士で戦わせてみてその強さをみたり、戦闘経験がある者にどの程度張り合うことが出来るのか調べたり、色々な用途で使っていたと私は考えています。」


ガ「なるほど.......そういう使い方をしていると考えるとこの場所に手が加えられてないことに頷けるな。そうなると、この闘技場には何も手掛かりが残っていないことになるな。それでは、先を急ごうか。」


そうしてガル達が闘技場を抜け、次のエリアに向けて進もうとした時、


『ドンドンドン!!』


その闘技場の上から何か物音が聞こえた。


ハ「おい、ガル.......今の音聞こえたか?」


ガ「ああ、はっきりとな。何かがこちらに向けて来ているな。」


ガル達が相談している最中もその物音はどんどん近づいて来ていた。


そしてガル達は闘技場の真ん中に移動し、戦闘態勢を取っていると


『ガシャンン!!』


天井を突き抜けて巨大な何かが闘技場に降りて来た。


その闘技場に降りて来た者は、全長が約30メートル、目は単眼で頭からでかいツノが二本生えており、全身が真っ黒で筋肉隆々である。


その肩にはNo.5と書かれている。


そして手には超巨大な曲刀を持っており、背中には巨大な剣を二本携えていた。


ガ「まさか、こんな強い敵と出会うとは思わなかったな。」


ガルはそう言いながらその単眼の巨人の前に立った。


ハ「おい、ガル!お前はどうして戦う気満々なんだ!あいつ、明らかに今までの敵とレベルが違うぞ!一旦逃げた方がいい!」


ガ「ハーゲン、お前はあの怪物が俺たちを逃してくれると思うか?」


ハーゲンはそう言われてると押し黙ってしまった。


フ「ガル、あの怪物は私たちが巨大な実験室で一番奥で佇んでいた二体の生物兵器のうちの一体だと考えられます。」


ガ「まさか、あのデカいガラスの円筒の中にあんな化け物が保存されていたとはな。ハーゲン、フェンリル、あれは私一人では勝てないだろうから手を貸してくれ。」


ハ「ちぇっ、ここまできたらやってやるよ!あんな化け物とは戦いたくねぇがあいつの戦う以外に選択肢はないからな。」


フ「私も全力でサポートさせていただきます。」


ガ「二匹とも助かる。それじゃあ、あいつを倒して調査の続きに移ろうではないか!」


そうしてガル達と単眼の巨人との戦闘が始まったのだった。

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