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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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生物兵器実験施設の調査

ガル達が剣を構えているとフランによって生み出された醜い化け物達は野生動物のように統率無く襲いかかってきた。


まずはガルに頭に無数の手が蜘蛛のように生えた化け物が勢いよく飛びかかってきて、ガルに噛みつこうとした。


そしてガルは噛み付いてきた化け物の口の中に剣を突き刺し、薙ぎ払うとその化け物は真っ二つになった。


ガルは斬りつけた勢いのまま化け物の群れの中に突っ込み、剣に仕掛けていた術式を起動すると、剣の長さが一気に伸び、そのままガルが勢いよく回転薙ぎ払いをすると群れにいた化け物達は真っ二つに両断され、その死体は地面に転がった。


そして体長が低く、ガルの薙ぎ払い攻撃を躱した化け物達に向かってガルは創造魔法で生み出した剣を頭上に生成し、勢いよく降下させ、化け物達を全て串刺しにした。


ガ「これで全部か。思ったよりも弱かったな。」


ハ「それはガルが強いだけじゃないのか...........。」


フ「安心してください、ガル。この化け物達はあくまで量産型なので主人様の報告によれば体長が8メートル以上の怪物や、全身の皮膚の硬度が高く、肉弾戦がとても強い個体など様々いるようですのでこれから会えると思いますよ。」


ガ「おお!なんて強そうな奴らだ!今からでも楽しみで血が滾るな!」


ハ「はぁ、俺的にはあんまり強い奴らには会いたくないんだがな...........。」


フ「私も同感です。まあ、ガルは戦闘狂なので仕方ないですね。戦闘はガルに任せて私たちはサポートしましょうか。」


ガ「お前ら何をしている!速く先に進むぞ!」


ガルは完全にテンションが上がっており、強い敵と戦えるのが楽しみすぎてウキウキしている。


ハ「はぁ、テンションが上がったガルは面倒くさいな。それじゃあ俺たちも行くか...........。」


フ「そうですね。このままだったらガルが先走りそうなので速く向かいましょう。」


ハ「あっ、その前にレノに報告しておこう。ここの施設が生物兵器の実験施設であることとその生物兵器が逃げ出してそこらじゅうにうじゃうじゃいることだけでいいか?」


フ「それだけ報告すれば充分でしょう。」


そうしてハーゲンは司令塔と繋がる携帯端末で今の情報を伝達した。


ガ「おい!お前ら!何をしている!速くこの施設を攻略するために先に進むぞ!お前らが来ないようなら俺一人ででも先に行くぞ!」


ハ「今からそっちに行くから待っていてくれって言ってるだろ!報告もできたし、速く向かおう。」


そうして先に行こうとするガルにハーゲンとフェンリルは走って追いつき、さっき化け物達がやって来た通路を進んでいった。


ハ「なあ、フェンリル?この壁画ってどの古代文明の遺跡か分かるか?」


フ「私は考古学はあまり詳しくないので分かりませんね。もしかしたらレーナ様だったら分かるかもしれませんね。」


ハ「確かにレーナだったら分かりそうだな。ご主人の真実を調べるために今発見されている古代遺跡は全て調べ尽くしたようだしな。ここの遺跡を見せたらすごく喜びそうだ。」


フ「それではリヴァイアサンを救出した後、時間があればレーナ様を連れてきましょうか。あのお方だったらこの遺跡の本来の使用用途やこの遺跡を作った理由など分かるかもしれませんね。」


ハ「なあ、少し話を変えるが、何だかここら辺、血生臭くないか?すげぇ鼻につく臭いなんだが?」


フ「確かに言われてみればさっきより臭いがキツくなっている気がしますね。」


ガ「多分だがあれが原因のようだ。」


そう言ってガルは指を指した。


ハーゲンとフェンリルはガルが指を指した方向を見てみると何か赤い塊がそこらじゅうに落ちていた。


ハ「あれはいったい何だ?」


ガ「あれは何かの生物の内臓だな。」


ハ「内臓..........?」


ガ「ああ、あれは内蔵だ。あの地の飛び散り方をみると、体が勢いよく弾け飛んで内臓だけが残ったようだな。我が主人が使用する体の内側に大量の空気を送り込むことにより、相手の体を弾けさせる技を食らった時の死体と酷似しているな。」


ハ「それじゃあご主人と同じ攻撃が使える敵がやってたってことか?」


ガ「いや、そういう訳でもなさそうだ。この死体からは大量の魔力が溢れ出ている。もしかしたら体内に大量の魔力が流し込まれて体が耐え切れなくなって爆発したのかもしれないな。どちらにせよこの死体を生み出した者がいるのには変わりがないのだが。警戒を強めて先に進もう。この死体を生み出した犯人もこの先にいる筈だしな。」


そうしてガル達は体が破裂して内臓だけになった死体が散らばっている通路を進んでいったのだった。

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