VS ウォーターワイバーン七
それからレヴィアタンはウォーターワイバーンに様々な攻撃を仕掛けた。
尻尾叩きつけ攻撃すると見せかけて噛みつき攻撃で奇襲したり、突進すると見せかけて水中に潜り、ブレスを放つなど、様々な攻撃を仕掛けたが、その全てをウォーターワイバーンは見切ったかのように避けてレヴィアタンに反撃した。
そしてレヴィアタンはウォーターワイバーンとの戦いで、体表を覆っている鱗が頑丈であるため、怪我などはしていないが、体力的と精神的が限界が来そうになっていた。
レヴィ『はぁ、はぁ、どうして私の攻撃が通用しないの..........。』
創「レヴィ、もうそろそろ終わりにしよう。お前じゃあ、あのウォーターワイバーンには勝てない。レヴィはもう、とっくに気付いているんだろ?」
レヴィ『ううぅ...........。』
創「レヴィ、そのプライドを捨てる時が来たんだよ。レヴィ、そのプライドを捨てないと次のステージには行けないんだ。お前はこのままで良いのか?妹のリヴァイアサンに負けたままで。」
レヴィアタンは創の言葉を聞くと、決心を決めたのか真面目な顔で言った。
レヴィ『ご主人様、私一人の力じゃあのウォーターワイバーンに勝てない。だからご主人様の力を貸して!!』
創「よく言った!それじゃあ俺たちの真の力を見せてやろうぜ!」
創がそう言ってレヴィアタンの頭の上に手を置くと、超巨大な魔法陣が展開された。
創「目覚めよ嫉妬の龍よ、真なる力を解放させ、嫉妬の炎で全て焼き尽くせ!」
創がそう叫んで魔法陣を起動するとレヴィアタンは魔法陣から放たれた光の中に吸い込まれていった。
そして魔法陣から放たれた光の中から現れたのは、全身を群青色の炎を纏わせ、口の端から群青色の炎をたなびかせ、片目からも群青色の炎を放っているレヴィアタンだった。
その内包する魔力量が桁違いに増えたためか、身体中を魔力で出来た稲妻が何度も駆け巡っている。
そしてレヴィアタンの周りの海はその群青色の炎のせいで、群青色になっており、海の水は超高温にまで跳ね上がっている。
レヴィアタンの周りの空間は、レヴィアタンから放たれる膨大な魔力により、歪んでいる。
そして創の右腕を見てみると、レヴィアタンが放つ群青色の炎が纏っており、手の甲には古代遺跡で描かれているレヴィアタンの絵の魔法陣が描かれている。
創「どうだ?さしぶりの能力解放は?気分がいいだろ?」
レヴィ『うん!!もう絶好調だよ!!これならあのウォーターワイバーンを倒せそう!!』
創と龍たちがしている契約は特殊で、創は龍たちの神核を己の神核に融合させるものだ。
普通ならば龍の神核を己の真核と融合させれば、龍の圧倒的な力に耐えられなくなり、己の神核が破壊され、死んでしまう。
しかし、創は他人を食うことによってとの能力を奪う力を持っているため、龍たちの神核を食うことにより、融合させている。
その契約は普段は、創の中に己の神核があるため、創が作った擬似神核を用いて現界している。
そのため、実際の力の半分までしか出すことができない。
だが、創が己の神核をその契約した龍たちに分け与えることにより、その龍たちは契約以前の力より数段強い力を手に入れることができる。
創が神核を共有している時、創が受けたダメージはその龍にも、龍が受けたダメージは創にも返ってくる『シンクロ状態』になる。
そのため、お互いダメージを食らわないようにしないといけないため、より正確に息を合わせて攻撃をしなければならない。
それにこの契約をした者はそのどちらかが倒れても、もう片方の者が生きていれば無限に蘇ることができる。
それとこの契約は普通の契約と違い、契約を破棄することができない。
そのため、この契約は一生を共にすることになるため、絆が深いもの同士がする物だ。
だから、この契約は『絆の契約』と呼ばれている。
創「それじゃあ、さっさとあのウォーターワイバーンを倒そうぜ。レヴィよろしく頼むな。」
レヴィ『うん!!任せて!!』
そうして真の姿に目覚めたレヴィアタンはウォーターワイバーンにさっきまでのお返しを開始するのだった。




