VS ウォーターワイバーン六
レヴィ『死ね!!短小チ○コ野郎!!!』
レヴィアタンはそう叫びながらウォーターワイバーンに再び突進した。
ウォーターワイバーンもレヴィアタンの突進に対抗するように突進をし、再び膠着状態に陥った。
しかし、レヴィアタンはこれを狙っていたようで、押し合いで止まっているウォーターワイバーンに対して勢いよく尻尾を叩きつけた。
ウォーターワイバーンはこの攻撃を避けることができず、尻尾叩きつけ攻撃を食らって一瞬よろめいた。
レヴィアタンはその隙を逃さずに、今度は下半身を勢いよく回転させ、その遠心力の力を利用し、高威力の尻尾攻撃を繰り出した。
ウォーターワイバーンはあまりの威力に吹き飛ばされてしまった。
さらにレヴィアタンは追い討ちをかけるように、口内に魔力を集中させ、さっきウォーターワイバーンが放ったブレスよりも数倍の威力のブレスをウォーターワイバーンに向けて放った。
レヴィアタンのブレスがウォーターワイバーンに直撃すると、轟音と共に大爆発が起こり、海の水がその爆発の熱により水蒸気へと状態変化し、ウォーターワイバーンの周りを埋め尽くした。
レヴィ『ふん!!私に喧嘩を売るからこうなるんだよ!!雑魚が!!!それで分かってたでしょ、ご主人様?私があんな雑魚に負けるわけないよ!!』
創「レヴィ、お前は何終わった気でいるんだ?あのウォーターワイバーンはまだピンピンしているぞ?」
レヴィ『えっ?』
レヴィアタンは創からの指摘をくらってウォーターワイバーンの方を再び見てみると、その水蒸気の中に何か影が蠢いているのが見えた。
レヴィ『嘘でしょ!?私のブレスを食らってまだ生きているなんてありえない!!』
創「それがあり得るんだよなぁ〜、ということで戦いはまだまだ続くだぞ?」
そうやってレヴィアタンが創と話しているうちに、ウォーターワイバーンは水蒸気の中から飛び出しており、レヴィアタンに迫ってきていた。
ウォーターワイバーンはレヴィアタンに馬鹿の一つ覚えのように再び突進を繰り出した。
レヴィアタンもそれに対抗するように突進を繰り出した。
そして、さっきのように再び二体の力が拮抗すると思いきや、レヴィアタンがウォーターワイバーンに力負けして吹き飛ばされた。
レヴィアタンは吹き飛ばされた後、なんとか態勢を立て直し、何とかウォーターワイバーンの突進攻撃を受けきった。
レヴィ『えっ!?どうして私が負けるの!?さっきまで私とそう力は変わらなかった筈だよ!?』
創「それはあいつが本気を出してなかっただけだろ。」
レヴィ『嘘でしょ!?あれで本気を出してなかったて!絶対おかしいもん!』
創「別におかしくないと思うが?だってあのウォーターワイバーンの方が強いからな。」
レヴィ『ご主人様?今なんて言った?』
創「ん?聞こえなかったのか?ならもう一度言ってやる。お前よりあのウォーターワイバーンの方が強い。このままだったらレヴィ、負けるぞ?」
レヴィ『そ、そんなこと.......ないもん!!私の方が強いもん!!』
レヴィアタンは気付いていた。
自分よりあのウォーターワイバーンの方が強くて、このまま戦ったら負けてしまうことを。
だが、レヴィアタンはあのウォーターワイバーンと一人で戦うことを選択した。
それはレヴィアタンのプライドが許さなかったからだ。
創「そうか、なら頑張れよ?それでもし、ヤバい状況になったら助けてやるからちゃをと言えよ?」
レヴィ『分かった。危険な状況になったらご主人様に助けてもらうね。そんな状況には絶対ならないんだけどね...........。』
レヴィアタンはとても自信なさげに言った。
創「さあ、あのウォーターワイバーンが攻撃を仕掛けてくる前にこっちから攻めるぞ。」
レヴィ『うん!!』
そしてレヴィアタンは向かって来るウォーターワイバーンに対してブレスを放った。
ウォーターワイバーンもレヴィアタンの放ったブレスに対抗するために、ウォーターワイバーンもブレスを放った。
そして二つのブレスがぶつかり合い、そのぶつかり合っている場所は超高密度な魔力のせいで空間が歪んでいる。
二つのブレスは拮抗した後、相殺し合って消滅した。
レヴィアタンが再びウォーターワイバーンに向かってブレスを放とうとしたが、ウォーターワイバーンはすでにレヴィアタンの間近まで迫っており、レヴィアタンは急いで尻尾薙ぎ払い攻撃を繰り出して距離を離そうとした。
しかし、ウォーターワイバーンはそれを狙っていたようでレヴィアタンの尻尾薙ぎ払い攻撃を海の中に潜ることによって躱し、レヴィアタンに向けて尻尾叩きつけ攻撃を繰り出した。
ウォーターワイバーンの繰り出した尻尾叩きつけ攻撃は体長が8倍近く違うレヴィアタンを海の中へと叩き落とす程の威力があった。
レヴィアタンは海の中へ叩き込まれたが、すぐに海面まで戻って行き、ウォーターワイバーンに向けて勢いよく突進攻撃を繰り出した。
ウォーターワイバーンはレヴィアタンの突進攻撃をギリギリのところで躱し、今度は尻尾薙ぎ払い攻撃を繰り出して遥か遠くまでレヴィアタンを吹き飛ばした。
そのレヴィアタンの姿は子供に遊ばれている大人のようだった。
レヴィ『ううぅ、どうしてあんなに強いの.......おかしいよ...........。』
創「どうした?弱音なんか吐いて。もうギブアップするか?」
レヴィ『まだ!まだしない!』
創「そうか、なら頑張れ。もうあいつはこっちに向かってきているぞ。」
そう言われてレヴィアタンは創の指を指した方向を見てみるとウォーターワイバーンが迫ってきていることがわかった。
そしてレヴィアタンもウォーターワイバーンに向かって泳ぎ出したのだった。




