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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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VS ウォーターワイバーン三

創「八武神流 五式 百花繚乱!!」


創はそう言い草薙剣を振ると、百の斬撃が出現し、ウォーターワイバーンに襲いかかる。


『ガキンキンキンキン!!!!』


だが百の斬撃はウォーターワイバーンの硬い鱗に傷をつけることができなかった。


そしてウォーターワイバーンは勢いよく噛み付いてきた。


創「それを狙っていたぜぇ!!」


創はすぐさまに草薙剣を創造の権能で複製し、ウォーターワイバーンの口の中へ射出した。


創「流石に体内までは硬くないだろ!!」


だが、体内に入った草薙剣の複製品は全て喉などにぶつかり、へし折れてしまった。


創「ちぇっ、体内まで硬いとはな.......だが、これはどうだ!!」


創は今度は体内でサンダーボールを叩き込んだ。


『ギャァウウウウンンンン!!!!!』


流石に体内に直接、弱点でいる電気の攻撃を叩き込まれたため、ウォーターワイバーンは口から煙を出しながら海の中に沈んでいった。


草『もしかして倒せた?』


創「いや、手応えがないからまだ死んではないと思う。ただ弱点を体内に叩き込まれたから怯んだだけだよう。今のうちに急ぐぞレーナ!!」


レーナはさらに体に魔力を流し込み、身体強化し、泳ぐスピードを跳ね上げた。


そして数分が経った時、離れた所から


『ギャァアアウウウウンンンンンン!!!!!!』


ウォーターワイバーンの咆哮が聞こえてきた。


創「もう復活したのか、ってあいつ何かさっきより強くなってね?」


創がウォーターワイバーンを見てみるとさっきより体から溢れ出る魔力の量が格段に増していた。


そして再び創たちに向かって追いかけてくると思ったが、ウォーターワイバーンは口を開けたままその場に留まり続けた。


創(なんだ.......あいつはどうしてあそこで止まってる?)


創はその場で留まり続けるウォーターワイバーンの様子を伺っていると口のあたりに魔力が集まってきているのを確認した。


創はそのことに気づくとすぐに自分たちの周りに超強力な魔法障壁を何十枚も重ね掛けし出した。


創「おい!レーナ!今からものすごい衝撃が来る!!気をつけてくれ!!」


レーナ「急にどうしたのですか!?」


創「いいから衝撃に備えろ!!」


創が警告している間にもウォーターワイバーンの口のあたりに魔力がどんどん集まっている。


そしてある基準点を満たした時、ウォーターワイバーンの口内が青白く輝き出した。


いる一定のラインまで輝くと今度は、ウォーターワイバーンの口の中に無数の魔法陣が高密度に重なり合って砲身のようになっていく。


そして魔法陣が大量に重なり合って出来た砲身は、魔法陣それぞれが回転し始めて、ものすごいエネルギーを生み出している。


圧倒的なエネルギーの大きさにウォーターワイバーンの口の中の空間は歪んでいる。


創はウォーターワイバーンが口内に魔力を集めている間もできるだけ多くの魔法障壁を張り続けた。


そして、時は来たーーー


ウォーターワイバーンの口内にある一番手前の魔法陣に高密度に圧縮された魔力弾がセットされた。


そしてその魔力弾はものすごいスピードで口内に連なる魔法陣を駆け抜けているにつれて、そのスピードと威力が跳ね上がっていった。


魔力弾が最後の魔法陣を超え、口内から出た時、その魔力弾は一線の極太のレーザーとなり、空間を歪ませながら創に向かって発射された。


そして創の展開している魔法障壁にぶつかり、


『キイイイインンンンンン!!!!』


轟音が響き渡った。


最初は均衡しているように見えたが、


『パリン!パリン!パリン!』


着実に創の張った魔法障壁が破られていった。


創(くっ!何て威力だ!!!このままだったら突破される可能性があるな!!)


創はそう思い、魔法障壁をレーザーがちょうど収まる大きさにした。


そうすることにより、さっきまで余っていた分の魔法障壁もレーザーを受けるのに使えるため、魔法障壁の密度と強度が上がる。


創は魔法障壁が破られるたびに新しいのを展開し、重ね掛けしていく。


だがウォーターワイバーンから放たれたレーザーは創が新しい魔法障壁を展開するよりも速く、一つ、また一つと破壊し続けている。


創(クソ!このままじゃ突破されてしまう!!!)


創はあれから何度も何度も魔法障壁を重ね掛けしてきたが、ウォーターワイバーンから放たれたレーザーの威力は圧倒的で、創の魔法障壁は残すところ三枚になってしまった。


創(やっぱりあれを使うしかないか!!)


創はそう思い、創の持つ、異空間の武器庫に封印されている最強の盾を再び召喚しようとした時、


ウォーターワイバーンに巨大な蛇のような怪物が突進し、レーザーの軌道を変えた。


そしてその突進の威力が強かったためか、ウォーターワイバーンは吹っ飛ばされた。


それは群青色の鱗を持つ龍『嫉妬龍レヴィアタン』だった。


レヴィ『ご主人様!!助けに来たよ!!こいつが怯んでるうちに背中に乗って!!』


創はそう言われてレーナと一緒にレヴィアタンの背中に飛び乗った。


創「ありがとうレヴィ!マジで助かったよ。」


レーナ「応援ありがとうございます。私だけではウォーターワイバーンからは逃げることはできませんでした。」


レヴィ『感謝されるのってすごく気持ちがいいね!』


創「それより、気を付けろレヴィ。ウォーターワイバーンは動き出したぞ。」


さっき吹っ飛ばされたウォーターワイバーンはレヴィアタンに向かって迫ってきていた。


レヴィ『竜種(ワイバーン)ごときが私たち龍種(ドラゴン)に勝てると思うなよ。一瞬で片付けてやる雑魚が!』


創「レヴィってワイバーン相手になるとやけに口が悪くなるよな...........。」


そうしてレヴィアタンとウォーターワイバーンと戦いが始まったのだった。

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