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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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寝てたら流されました。誰か助けて下さい

創「う、うーん。つい海の水が冷たかったのと波が気持ち良かったから寝てしまったな.....…..ってここどこだ?」


創は波に揺らされるのが気持ち良く、つい寝てしまっていたようだ。


そして目が覚めて周りの景色を見てみるとそこには一面全てが海であった。


創「もしかして俺、沖まで流されちゃった?それって結構ヤバくね?」


創はやっと自分の状況を理解し、焦り出した。


創「待って!待って!待って!待って!?!?!?!?どうして俺沖まで流されてるんだ!?!?あそこって別にそこまで波って強くなかったよな!?!?」


創は普通ならば起きないであろう現象が起き、どうしてその現象が起こったのか分からず、頭の中がグチャクヂャになっていた。


創「そうだ!!こうしてはいられない!!!早くみんなのところへ戻ろう!!!って俺どっちから来たっけ?」


創は周りの景色が同じであるため、自分がどちらの方向から来たのかも分からなかった。


創は一旦落ち着いて今自分が置かれている状況を整理しだした。


創(まず俺は沖まで流されたでいいよな?それで俺は一体どれくらい流されたんだろう?周りの景色的に浜辺からはすごく遠いだろうな。それでこれからどうする?泳ぐとしてもどっちに向かっていけばいいか分からないし、これは助けが来るまで待つしかなさそうだな)


創はこの場にとどまって救助が来るのを待つことにした。


創(あーあ、まさかこんなことになるなんてな。どうして俺ってこんなに運が悪いんだ?俺そんなに悪いことしてないと思うけどな〜。てかどうして俺流されたんだろう?あそこってそこまで波無かったのにな。って、もしかして俺、あいつらの怒りを買ってわざと流されたんじゃね?)


創は思い返してみるとアイナたちに結構ひどいことをやってきた。


そして創の頭に嫌な予感が走る。


創(これ、もしかしたら助けがこんないんじゃね?)


創はそう思った時、遠くの方から何かの影が近づいてくるのが分かった。


創「もしかしてあれって誰かが助けに来てくれたんじゃね?さすがにあいつらでも海で漂流させるなんて鬼畜の所業なんてしないよな。助けてもらったら謝っておこう。それよりも、おーーーい!!!!こっちだ!!!早く助けてくれ!!!」


創が大きな声で呼ぶとその影は創に向かってものすごいスピードで迫ってきた。


そして影がどんどん近づいてくるにつれてその影の大きさは大きくなっていった。


その影の中身は全身真っ黒の鱗で身を包み、全長は約50メートル程の蛇のような化け物だった。


創はその姿を見た瞬間、身体中から冷や汗が溢れ出てきた。


創「おいおい、嘘だろ..........どうして俺はこんなに運が悪いんだ...........。」


そしてその怪物は大きな口を開けて創に勢いよく飛びかかった。


創「あっぶねぇ!!!!おいおい!?どうしてこんなところに海竜種の『ウォーターワイバーン』がいるんだよ!?お前らの生息域はここじゃないだろ!?!?」


創に襲いかかってきたのは『ウォーターワイバーン』という海に生息している竜種だった。


創は流石にその場に止まるのは危険と思ったため、ウォーターワイバーンが再び襲ってくる前に全速力で泳ぎ始めた。


創「おいおいおい!?!?!?お前凄く速くないか!?!?!?」


ウォーターワイバーンは全速力で泳いでいる創にいとも簡単に追いつき、再び襲ってきた。


創はウォーターワイバーンの噛みつき攻撃をギリギリのところで避けてさっきとは反対方向に向かって泳ぎ出した。


創(クソ!!こいつ準備してなかったらこんなに強いのかよ!!少しでも隙があればなんとか切り抜けられそうだが、こいつ全然隙がねぇじゃねぇか!!!どうしろって言うんだよ!!!)


創はウォーターワイバーンに一切の攻撃をせず、ただひたすらに逃げ続けた。


それはウォーターワイバーンが隙を見せるまで逃げ続けるしかなかったからだ。


竜種はとても頑丈な鱗で身を覆っているため、生半可の攻撃じゃ一切のダメージも受けない。


そのため竜種には最大火力を叩き込まなければならないが、今の創は封印のせいで竜種を倒すだけの出力を出すには詠唱や起動に時間がかかる大技繰り出すしかない。


そのためにはなんとかウォーターワイバーンを足止めしなければならないが、そんな隙を与えてくれる訳もないため創は逃げ回ることしかできない。


創「あっぶねぇ..........今のは本当に喰われたかと思った...........。」


ウォーターワイバーンの噛みつき攻撃が創の足をかすった。


創「誰か速く助けにきてくれ!!!」


創は助けが来るまで逃げ続けるのだった。






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