創の隠したい秘密
創は誰かの話し声で目覚めた。
目を少し開け、周りを確認するとレーナと陽奈がレジャーシートの上に座り、アイナと話しているのを確認した。
そして創はゆっくりと体を起こした。
アイ「やっと起きた!もう、創くん起きるの遅いよ!」
創「すまない.......爆睡してた。」
アイ「別に寝てるのはいいけど、創くんがものすごい力で抱きついてるから離れられなかったんだけど!」
創「まじ?それは気付かなかった。俺ってそんなに強い力で抱きついてたの?」
創はそう言いながらアイナを放した。
そしてアイナはレーナ達と一緒にレジャーシートの上に座った。
レーナ「はい、私たち三人がかりでも離せないぐらいには強かったですよ。」
創「まじか..........それでレーナ達はどうしてここに?」
レーナ「バーベキューの準備をしていたらたまたま創さん達が見えたので遊びに来ました。」
創「そうか、それで今は何時くらいだ?」
レーナ「今は十一時半ですね。」
創「もうそんな時間か、それで他のみんなはいつくらいに来るんだ?」
レーナ「一応予定では十二時にビーチに集合でしたが私たちのように早く来る方もいるでしょう。」
レーナがそう言うと、タイミング良く誰かがこちらに向かって来てるのを確認した。
創「あれは草薙たちか...........。」
創のもとに向かって歩いて来てるのは、草薙剣、アトランシア、アンの三人だった。
草薙剣はラッシュパーカーを着ており水着が見えなかったが、アンはフリルの付いた水色のビキニを着ている。
一方、アトランシアは黒色のオフショルダービキニを着ていた。
創はその姿をしっかり目に焼けつけようとガン見していると
アイ「ねえ?創くん大丈夫?鼻血出てるよ?」
創「えっ?」
そう言われて鼻の下を触ってみると手に血がついた。
創「もしかして暑くてのぼせちゃったのかな?あはは、俺としたことがのぼせるなんてしくじったな.......ははは...........。」
アイ「それ嘘だよね?だって創くん、アンたちを見てから鼻血出したの知ってるよ?創くん.......アンたちの水着姿見て興奮し過ぎて鼻血出たんだよね?」
創「うっ!!そんな訳ないだろ!?」
実は創は興奮しすぎると鼻血が出てしまう。
その鼻血の出る量によってどれだけ創が興奮しているのか測ることができる。
ちなみに創は今までこの事実を誰にも話していないし、気づかれないようにしていた。
そして創はこの事実を家族の誰にも知られたくないと思っている。
その理由は単純で恥ずかしいからである。
アイ「ふーん、そうやって嘘つくんだ。それからレーナたちも創くんに水着姿見せてあげてよ。これで創くんが鼻血を出さなかったら信じてあげる。」
創「ああ、良いよ。ただのぼせただけだって証明してやる。」
創は口ではこう言っているが
創(ヤバい!ここをなんとか乗り切らないとバレてしまう!!いけるのか俺!!)
心の中ではすごく焦っていた。
アイ「それでどっちから創くんに水着姿を見せてくれる?」
陽「それじゃあ陽奈から見てせるね。今回は結構自信があるから。」
アイ「それじゃあ陽奈お願いね。」
陽奈はそう言うと創の上にまたがった。
陽「それじゃあ創兄に陽奈の水着姿見せるね...........。」
創「おう...........。」
そう言うと陽奈はラッシュパーカーを脱いだ。
そして創の前に現れた陽奈はは、黒色のホルターネックを着ており、普段着痩せして目立たない胸も水着であることにより解放され、その胸の大きさは普段の華奢な体から想像できないほど大きい。
創は陽奈の水着姿に釘付けになった。
陽「どうかな........?似合ってる.......?」
創「ああ、すごく似合ってるよ。..........なんだかすごくエロいな...........。」
そう言った時、創は水滴なようなものが足に落ちてきたのを感じた。
そしてその場所を見てみると赤色に染まっていた。
創は急いで創造の権能で手鏡を作り、自分の顔を見てみると、鼻から下が血で真っ赤に染まってるのが確認できた。
創はその事実を確認するとすぐに魔術『ウォーターボール』を使い、自分の目の前に留めて、その水の玉の中に手を突っ込み水をすくって自分の顔にかけて血を洗い流した。
陽「創兄....大丈夫なの.......?」
陽奈はとても心配そうな顔をしていた。
創「そんなに心配しなくても大丈夫だ。陽奈の水着姿がエロ過ぎて血流が良くなっただけだからな。」
アイ「レーナの水着を見せるまでもなかったね。それじゃあ勘弁して正直に話してね、創くん?」
創「ああ、分かった。全部話すよ...........。」
そうして創は自分がどうして鼻血を出したのかを話し出したのだった。




