創は爆睡中です
創とアイナがプライベートビーチで寝ている時、レーナたちはバーベキューの準備をみんなでしていた。
陽「ねえねえ、レーナ?創兄が見当たらないんだけどどこにいるかわかる?」
レーナ「いいえ、私も朝食の後からは見てませんね。いったいどこにいったのでしょう?」
そうやって陽奈とレーナは倉庫からバーベキューコンロを探していた。
レーナ「そう思えば、朝食の後からアイナの姿も見てませんね。もしかしたら二人でどこかに行っているかも知れませんね。」
陽「それじゃあ二人はどこに行ったんだろう?あっ!バーベキューコンロ見つけたよ!」
そして二人はバーベキューコンロを二人で倉庫から出して玄関と反対側にあるプライベートビーチに繋がる出入り口を抜けてすぐの場所に置いた。
そして二人が家の中に入ろうとした時、陽奈は海の近くで開かれているビーチパラソルを見つけた。
陽「ねえねえ、レーナ?あれ見て。」
そう言って陽奈はビーチパラソルを指さした。
レーナ「あれは確かビーチパラソルですね。」
陽「うん、あのビーチパラソルの下にいるのもしかしたら創くんじゃない?」
レーナはそう言われて目を凝らして見てみるとビーチチェアの上に寝転がっている影が見えた。
レーナ「その可能性は高いですね。私たちも水着に着替えて会いに行きませんか?」
陽「良いね!陽奈たちの仕事も終わったし、早く水着に着替えて創兄に会いに行こうよ!」
そうしてレーナたちは自分の部屋に戻り、水着に着替えてプライベートビーチに繋がる出入り口で集合した。
二人ともラッシュパーカーを着ていてどんな水着を着ているのか分からなかった。
レーナ「それでは行きましょうか。」
そうして二人は創がいるであろうビーチパラソルの元へ向かった。
陽「なーんだ、アイナちゃんも一緒に居たんだ。」
陽奈とレーナは創とアイナが仲良くお昼寝をしているのを発見したのだった。
陽「この二人ってすごくラブラブだよね。なんだか嫉妬しちゃうなぁ〜。」
レーナ「それは仕方ないですよ。創さんが一番最初に心を許した神がアイナなんですから。」
陽「陽奈ね、ずっと気になってたことあるんだけどね、創兄ってやけにアイナちゃんのこと知ってたよね?付き合う前から。」
レーナ「確かに同棲しないと分からないことも既に知っていましたよね。あくまで予想ですが、アイナはあれだけ創さんに付き纏っていたのでヤバい人と創さんも思ってたんでしょう。だから未来視の能力を使ってあらかじめ調べてたんじゃないんですか?地雷を踏まないように。」
陽「その説が一番ありそうだね。てかそれ正解じゃない?アイナちゃんを怒らせたら面倒くさいし。」
そうやってレーナと陽奈が創とアイナを眺めながら話しているとその声に気づいたのかアイナが目覚めた。
アイ「う、う〜ん、ってあれ?陽奈にレーナも来てたんだね。寝てて気付かなかったよ。」
レーナ「おはようございます、アイナ。もしかして起こしてしまいましたか?」
アイ「うんうん、ちょうど目が覚めたところ。それで今何時くらい?」
レーナ「今はちょうど十一時ですね。」
アイ「もうそんな時間なの!?つい気持ちが良くていっぱい寝ちゃった。それで他のみんなは?」
陽「他のみんなも準備が終わり次第、来ると思うよ。それで創兄も起こしといた方がいいんじゃない?」
アイ「そうだね、もうすぐみんな来るんだったら起こしといた方がいいね。」
そしてアイナは一旦、創の上から降りようとしたが結構強い力で抱きつかれていたため動けなかった。
アイ「は、創くん?その放してくれる?」
創「・・・」
創は爆睡しており、アイナが手を叩いたり、話しかけたりしたが一切の反応がない。
レーナ「創さん、起きてください。もう十一時ですよ。」
創「後五分...........。」
それからアイナたちは色々試してみたが一向に創は起きなかった。
陽「もうこれ起きないんじゃないの?」
レーナ「創さんが自分で起きるまで待つしかなさそうですね...........。」
アイ「せめてアイナのこと放してくれたらいいんだけど...........。」
陽「この様子だったら無理そうだよね……アイナちゃんはどうする?」
アイ「アイナはこのまま創くんと一緒にいるかな。まずこうするしかないし。」
陽「それじゃあ創兄が起きるまでみんなでお話しよ。」
そうして陽奈とレーナはビーチパラソルの下にレジャーシートを敷いてそこに座り、創が起きるまで話していたのだった。




