君の罵声を
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創はみんなでカルボナーラを食べた後、屋上にある、ルーフバルコニーで夜風に当たりながらくつろいでいた。
創「今日は本当に疲れた...........。」
創はリヴァイアブル・モールのことを思い出す。
創「本当に俺のせんたくは正しかったのだろうか...........。」
創は自分自信に問いかけた。
創「もっと違う選択肢もあったんじゃないのか...........。」
創は自分自信にもう一度問いかけるが返事は返ってこない。
そして創はリヴァイアブル・モールの時の状況を鮮明に思い出すーーーー
◾️
創はアイナと一緒に服屋で買い物をしている時、いきなり脳内にこれから起こる未来の映像が流れてきた。
その未来はリヴァイアブル・モールの客が全員が白き悪魔にされ、アイナが混沌に誘いし者たちに拐われ、レーナたちが無残に殺されるものだった。
そして創はこの未来を覆すために動き出したのだった。
まず創は未来視の能力が使えるのか確認した。
それは未来視の能力を使えば今から起こる最悪の未来を覆すことができる可能性が高くなるからだ。
しかし、未来視の能力は普段はオリジンにより封印されており、時々危ない時にオリジンが能力を一時的に解放するだけでほとんどの場合は使えない。
完全に使用できるときは世界に大規模な変革が行われる時ぐらいだ。
だが、今回は未来視の能力が完全に使用可能だった。
これは今から起こる未来によって世界そのものが大きく変わる可能性があるという証明だった。
創は未来視の能力を使い、無限に存在する未来の中からなるべく良い未来を選択し続けた。
未来とは無限に変化し続けるものだ。
創がさっき選んだ未来よりも良い未来がいきなり現れたりする。
創はそのたびにその未来を選択し、その未来に続く無限のある未来の中から再び選択し、そして創は何百、何千何万年先の未来まで選び続ける。
その作業は普通の神であれば脳が焼き切れ、神核が粉々に砕け散るレベルの負荷がかかり、普通の神なら一つの未来を選択するだけで限界である。
ましてや、その作業を数秒間のうちに行うなど不可能である。
だが創はその作業を行うことが可能である。
創の体はいくら未来演算を行おうが全くの負荷がかからない。
そして創の脳は異常に発達しているためこの高速未来演算が可能である。
創は高速未来演算で今から行動する手順を決め、動き出した。
まずはアイナを結界の外に出し、レーナと合流するように動き出した。
そして創は民間神を全て無視し、白き悪魔に感染した者は全員容赦なく殺した。
それは未来演算の中で民間神を全て無視した場合と全員を庇った場合では死ぬ神の数が圧倒的に無視した場合の方が少なかった。
そのため、無視し続けた。
助けを呼ぶ声も、泣き叫ぶ声も、今にも息が絶えそうになりながらでもそばにいる家族を助けるように頼む声も、全ての声を無視し続けた。
そして白き悪魔に生きたまま変わってしまった者たちの悲痛な叫びも、自分を殺すように懇願する声も無視した。
創は民間神たちの悲痛の声を無視することを必死に我慢していた。
創も本当ならば今すぐにでも目の前で殺されそうなっていたり、瓦礫に押し潰され身動きが取れない者も全員を助けたかった。
だが創はその者たちを助けた後の未来が見えているため助けられなかった。
それは最悪の未来につながってしまうからだ。
そして創はある神物に出会ったことにより一気に未来が変わった。
それは戦闘特化型を身に宿した少女だ。
その少女に出会った瞬間、創が未来演算で決めた未来よりも良い未来が見えた。
それはアイナを西エリアの入り口に草薙剣と一緒に向かわせ、自分に白き悪魔たちのヘイトを集めることだ。
今までは白き悪魔たちはアイナの捕獲を第一目標にしていたが、戦闘特化型が生まれるとわかった瞬間、白き悪魔繁殖特化型は戦闘特化型の守護が第一目標に変わる。
そのため、創は西エリアにいる白き悪魔たちのヘイトを集め、入り口と反対側になるべく多くの白き悪魔たちを集めた。
その結果、創が最初に見た未来よりも多くの神が助かった。
だが創はその結果に納得ができていなかったようだ。
創はもっと助けられた結果があったんじゃないかと思い、今に至るまで自問自答してきた。
創「はあ、もう過去のことだ。こうやってずっと悩んでいても何も変わらない...........。」
創はそう自分に言い聞かせるがどうしてもの疑問が浮かび上がってくる。
創「俺はあの時、何をしていたら正解だったんだ...........。」
リ「貴方が選んだ選択は結果としてみたら正解だよ。」
そう答えるリアの声が聞こえ、創が振り返って見てみると後ろにリアが立っていた。
創「リア........?」
リ「貴方の選択のおかげでたくさんの神が助かった。だけどその選択は決して良いものでは無かった。」
創「それはどうしてた........?」
リ「それはその選択が正しかったとしても目の前で助けられる神たちを見捨てたから。それは決して許される行為じゃない。私は悲しいよ。創がそんな非神道的なひとだったなんて。私にとっての創はヒーローだったのに。」
創「そうだな......俺は最低の糞野郎だ。リアの期待を裏切るようなことしてすまなかったな...........。」
リ「これで充分でしょ?創は誰かに責められたかったんでしょ。自分は最低な糞野郎って。」
創「ああ、そうだ......俺はきっと誰かから責められたかったんだ........リアのおかげでなんだか気分が晴れたよ。ありがとう。」
リ「そう?なら良かった。それじゃあ私はもう寝るから。おやすみ。」
創「ああ、おやすみ。」
リアはそう言って自分の部屋に帰っていった。
創「俺も部屋に戻って寝るか...........。」
そうして創も部屋に戻り、レーナを抱き枕にして寝たのだった。




