軍への報告
ノ「創くん!!大丈夫!!!?」
ノエルとリアが心配しながら創に走り寄ってきた。
創「俺は大丈夫だ。そっちは何もなかったか?」
リ「ええ、民間神もみんな東エリアに避難したよ。それでレーナに何かあった?」
創「ああ、ちょっと心にダメージを受けすぎたんだ。まあ、優しくしてやってくれ。」
ノ「創、心にダメージを受けたって、レーナは大丈夫なの?精神崩壊の危険性とかないの?」
創「ノエルってほんとにレーナのこと大好きだなぁ、そんなに心配しなくても大丈夫だよ。甘えん坊モードもだいぶ治ってきたしな。」
ノ「よかったぁ、レーナは大丈夫なんだね。」
レーナ「心配してくれてありがとうございます、ノエル。」
ノ「そんなお礼を言われるようなことしてないよ!」
創「それで早く東エリアの出口に行きたいんだがもう行っていいか?」
リ「ええ、私もベルが心配だから早く行きましょう。」
そうして創たちは東エリアに向かって歩き出した。
◾️
創たちはあれから何事もなく東エリアの出口まで行くことができた。
そして東エリア出口を通って外に出るとそこには完全武装した神たちがおり、作戦を決めているようだった。
創「あいつら軍の者だな。俺、ちょっとあいつらに用事あるからレーナ離れてくれないか?」
レーナ「嫌、レーナ離れたくない。」
創「おい、なんでさっきまで普通だったのに急に甘えん坊モードに入ってるんだ。アイナ、レーナのこと少し頼めるか?」
アイ「うん、任せて。レーナ、今創くんから以心伝心で聞いたけど言うこと聞かなかったら捨てるって言ってたよ。」
レーナ「うぅぅ、レーナ、創君に捨てられたくないから言うこと聞く...........。」
そう言ってレーナはアイナにくっついた。
創「おい、なんて嘘つくんだ。まるで俺がクソ野郎じゃねぇか。」
アイ「ここまで言わないとレーナが聞かないからしょうがないでしょ。」
レーナ「えっ?今の嘘だったの...........?」
創「嘘じゃないぞ。俺が帰ってくるまで大人しくしてないともう二度とレーナとは会わないし、連絡も一切取らない。」
創がそう言うとレーナは泣きそうになりながら首を縦に振った。
創「それじゃあ俺はちょっと話してくるな。」
そう言って創はその軍の者と思われる集団に近づいて行った。
そしてその中で一番くらいが高いであろう青髪の男に話しかけた。
創「お前らは神国アヴァロンの軍神だな?今から突撃するのか?」
軍「一般の方はそちらに避難ーーーってアヴァロン王!?どうしてここにいるんですか!?」
創は軍の者と話す前に認識阻害の魔術を解いていた。
創たちは基本、身元が知られたらまずいので認識阻害の魔術を使い、一般神を装っている。
創「なにバカンスに来ていたらテロに巻き込まれただけだ。それでお前らはどこの部署所属の部隊だ?」
軍「私たちはテロ対策部門です。」
創「そうか、なら白き悪魔はわかるな?」
軍「白き悪魔!?まさか白き悪魔がでたのですか!?」
創「ああ、そうだ。一応全部処理してきたが念のためだ。お前も中の調査には行ってくれ。俺が見落としている場合もあるからな。」
軍「はい、分かりました。それでは我々は白き悪魔の殲滅の確認と白き悪魔を放った神物の特定を行います。」
創「ああ、よろしく頼む。それで聞きたいんだがお前らは白き悪魔との戦闘経験はあるか?」
軍「ここにいる全員というわけではありませんが半分以上の者が白き悪魔の繁殖特化型との戦闘経験があります。ですので安心してください。」
創「よし、それならもし白き悪魔と出会っても安心だな。それとまだ黒幕が残ってるかもしれないが足取りを掴むのを優先で倒す事は考えるな。それに危ない時はは絶対に逃げる事だ。」
軍「はい、アヴァロン王の指示通り危険な敵の場合撤退します。それでは我々は西エリアの後処理と調査に行ってきます。」
創「調査の完了次第、報告よろしくな。それじゃあ気をつけて行ってこい。」
創がそう言うと軍の者たちは小隊を組み、西エリアを目指して歩いて行った。
そして創はアイナたちがいるところに戻ってきた。
アイ「何か大事な話はもう終わったの?」
創「ああ、終わったよ。」
レーナ「じゃあ、もう大丈夫だよね?」
創「もちろん。おいでレーナ。」
創がそう言うとレーナは再び創にくっついた。
創「それで陽奈たちはどこにいるんだ?」
アイ「たぶん駐車場にいるんじゃない?ここだったら創くんが出てきても見逃しそうだし、ガルたちにも報告にいかないといけないしね。」
創「それじゃあ駐車場まで行くか。」
そうして創たちは駐車場を目指して歩き出したのだった。
最近、話題の『異世界転生者殺し-チートスレイヤー』を見たんですけど、あれは酷いですね。1話で打ち切りになったのも納得です。




