獣狩り
創がその怪物たちに一歩近づいた瞬間、その真っ白な怪物たちは一斉に創に襲い掛かった。
創「八武神流 五式 百花繚乱ーーー」
創がそう言って草薙剣を目にも留まらぬ速さで縦と横に一回ずつ振った瞬間、
怪『!?!?!?!?!?!?』
創に襲い掛かってきた怪物たちが全て切り刻まれた。
しかし、その切り刻まれた怪物たちは一瞬で元の姿に戻った。
それも切り刻まれた肉片の数だけに..........
創はその光景に一切気にしていなかった。
そして分裂した怪物たちが再び創に襲い掛かろうとしたが、怪物たちの目の前から創の姿が消えていた。
創「燃え尽きろ.......」
創は怪物たちの真上に移動しており、手には物凄く圧縮した蒼炎の塊が展開されていた。
そしてその蒼炎を創は創造の権能で怪物の数だけ生み出し、同時に放った。
その速度はあまりにも速く、怪物たちは蒼炎を避けられることができず、怪物たちが蒼炎に当たった瞬間、その小さかった球はその怪物たちを飲み込むように大きく膨張し、全て塵と化した。
そして創はその塵を一つも残さず、暴食せし影の捕食者で捕食した。
創「何体か逃げていたか...........。」
創はそう言うとすぐにアイナの元に戻り、今度は片手で抱きかかえた。
創「今からアイナを安全な場所まで連れて行く。それとこの状況やあの怪物の正体は移動しながら話していく。そして絶対に声を出すな。目の前でどんなことが起きようとな。」
創がそう言うとアイナは頷いた。
アイナの返事を見ると同時に、創は音を立てず、なるべく速く走り出した。
アイ(創くんいったい何が起きているの!?)
アイナは今の状況を理解できておらず、以心伝心という潜在能力で創に聞いた。
以心伝心とは相手と心の中でコミニケーションが取れる潜在能力である。
そして以心伝心は同じ以心伝心持ちとしかコミニケーションがとることができない代わりに魔法や魔術、電子機器などと違い絶対に傍受されることはない。
そして口に出さなくても話せるため隠密作戦などにうってつけの能力だ。
ちなみに創の家族は全員『以心伝心』を保有している。
創(敵襲だ。この怪物は混沌に誘いし者たちが生み出した生物兵器だ。その名は白き悪魔だ。それで今俺が戦ってたのは白き悪夢の繁殖特化型だ)
アイ(それじゃあ混沌に誘いし者たちが襲ってきたってこと?目的はなんなの?)
創(俺がリヴァイアブル島に連れてきた戦力の確認が一番有力だな)
アイ(それでこれからどうするの?)
創(まずはレーナと合流したいと考えている。それでレーナと合流したらアイナはレーナと一緒に逃げてくれ。あとは俺が全て駆除する)
アイ(逃げ延びれた他のひとはどうするの?)
創(今は全員無視だ。今はレーナとの合流が最優先事項だ)
アイ(どうして助けないの?創くんの力があったら助けられるよね?どうして助けないで無視するの?)
創(今戦闘するのとレーナと合流してから戦闘するのでは助かる人数がレーナと合流してからの方が多いからだ。今俺が無理に戦闘するとアイナを守りながらの戦闘になるからかえって神が死ぬ。犠牲というものはつきものだ。目を瞑れ)
アイ(犠牲はつきものってそんな考えしちゃダメだよ!どうして助けられる命を無視するの!そんなのおかしいよ!!)
創(何度も言わせるな。それだったら目の前の神は助けられても他のところにいる神は助けることができないんだ。だから少しでも速くレーナと合流して、アイナがレーナと一緒に逃げてくれたら俺が本気を出せるようになる。そうしたらもっと多くの神が助けられるんだ。だから我慢してくれ)
アイ(創くんのバカ!クズ!)
創(アイナが罵倒したければ好きなだけすればいい。俺はアイナに罵倒されてもおかしくないことをしている自覚はある。だが感情や正義感だけでは神は助けられないんだ。だから俺はその行動が非神道的であっても最善策であれば実行する。だからわかってくれ)
創がそう言うとアイナはむすっとして黙り込んでしまった。
そして創は怪物に見つからないように気配を消して東エリアに向けて走ったのだった。
思ったより死にませんでしたね。まあ、獣狩りはまだ始まったばっかりです。
追記:この部分を書いたのは相当前なので今の時間軸の自分のコメントをする時は追記と書くことがあります。自分的にはこの獣狩り編はすごく好きなので楽しみにしといてください。それと報告なんですが今自分が書いているところはこの話からすると相当先なんですがまだまだ二章は終わってませんね。今自分が書いているところで半分から5分の3?くらいですね。まあ、ブックマーク、☆☆☆☆☆評価して気長に待っていてください。




