草薙の部屋ニ
創は期待を胸に抱きながら草薙の部屋の廊下を歩いていた。
創の家の全ての部屋はマンションの一部屋のなっていて、生活する上で必要なものはだいたい揃っている。(例えばトイレとか風呂とか)
ちなみに創たちは基本部屋の風呂は使っておらず大浴場を使用している。
そのため一部屋一部屋が大きくなっており中にはちょっとした廊下がある。
そして創はその廊下を物音一つたてないように慎重に進んでいった。(ちなみにアイナにも事前に伝えておりアイナも音をたてないように歩いている)
創の脳内で色々な妄想が展開されていく。
ものすごい妄想を脳内で生み出すたびに創はとても気持ち悪い顔で笑った。
そんな創の姿を見てアイナはとても情けなく思った。
自分が何よりも大切で大好きなひとがこんな取り返しもつきそうにないほどの変態であることを。
やはり類は友を呼ぶという言葉は本当だったんだなと思う作者であった。
そしてついにその時が来た!
そう!創は草薙かいるであろう寝室の扉の前についたのだった!
そして扉のドアノブを握った時、創はあることを思い出し今までの妄想が全て無駄になった。
創(そう思えば今の俺、女じゃねぇかぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!!!)
創は自分の今の性別が女性であることを忘れていたのだった。
そう!創は自分が男の時の妄想を脳内でしており、自分が女性である時の妄想を一切していなかったのだ!!
創(どうする如月 創?確かに俺は百合が大好きだ。しかし、それはあくまで他人がやっているのが好きであって自分でするのは好きではない。クソ!どうしてこういう時に限って俺の体が女なんだ!草薙とあんなことやそんなことができないじゃないか!!いや、まて。よく考えてみるんだ。別に草薙とあんなことやそんなことをする必要がないじゃないのか?草薙が自分でしているのをこっそり隠れながら見るのも良いじゃないか!すごく興奮する!!そうだ!!何事も固執することはよくない。その場その場で意見を変えることが大事なんだ!そういうことで早速覗いてみるか)
創は脳内で議論した後、結果通り扉を少し開け、中の様子を草薙にバレないように見た。
そうして創は中を見てみると、草薙はベットに寝転がっている姿が見えた。
創(これは!これは!来たのではないのか!!!)
創は期待を胸に膨らませながら草薙のことを観察した。
そうしていると草薙はいきなりこちらを向いた!
創(まずい!もしかして覗いているのがバレたのか!?)
創がそう思いながらよく草薙の方を見てみたら目をつぶっておりよくみみをすまして聞いてみるとスースーと寝息が聞こえてきた。
そう、草薙はただベットで気持ちよさそうに寝ているだけだった。
その真実を知った創はあまりの絶望感からその場で膝をついてしまった。
創「どうしてなんだ...........。」
アイ「草薙のことなんだから寝てるってだいたい予想できなかったの?草薙はすごく寝ること知ってるよね?」
創「それでも!俺は期待してたんだ!!草薙がお、んんんん!?!?」
アイナは再び危険を察知して創の口をおさえた。
アイ「もうしないって約束したよね?どうしてアイナとの約束守ってくれないの?」
アイナの目はとても怖かった。
創「んんんん、んんんうんうんうんんんんうん?(もうほんとにしないんで許してください)」
アイ「ほんとに?約束だよ?もし次破ったら覚えておいてね?」
アイナがそういうと創は勢いよく上下に首を何度も振った。
創「いきなり申し訳ないがアイナにどうしてもしたいお願いがあるんだ。」
創はいきなり真剣な顔でアイナの方を見た。
アイ「いきなりどうしたの?そんな真剣な顔しちゃって。アイナにお願いってどういうものなの?それ次第ではお願いきくけど。」
創「本当か!それはすごく助かる!それでお願いはーーー」
創からのお願いはとても衝撃的なものだった。




