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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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大食いタイガーで昼食を

創たちは手続きを終わらせてセシルの病室の前まできた。


『コンコンコンッ』


創はセシルの病室のドアをとノックした。


セ「はい、どうぞ〜。」


セシルの返事を聞いて創たちは中にはいった。


創「セシルの病態の回復を報告とリハビリの手続きをしてきたぞ。お金の方は心配するな。俺が全部払うから。」


セ「そんな、創兄さん!そこまでしてもらわなくてもいいですよ!!」


創「まあまあ、そういうな。俺たちはもう兄弟だろ?兄弟には遠慮は無用だ。それでも嫌なら出世払いということにしておくけど?」


セ「出世払いでお願いします。」


創「OK!それじゃあ出世払いということで!あと出世払いといってもお金に余裕ができてからじゃないと受け取らないからそこんとこはよろしく〜。」


セ「創兄さんにはかないませんね。」


創「それで俺はもう行こうと思うがみんなはそれでいいか?まだ一緒にいたいなら俺は別にいいが。」


創はそう言ってアンの方を見た。


アン「私は大丈夫だよ!」


創「それならもう行くとするか。それじゃあまたお見舞いくるからその時までお別れだ。じゃあな!」


アン「また会いにくるからね!バイバイ!」


陽「セシルくんそれじゃあまたね。今度はたくさんお話ししようね?」


アイ「セシル!!またね!!アイナのこともお姉さんって呼んでもいいからね!!」


ゼ「私も帰らせてもらうね?それじゃあまたね。」


創たちはセシルにお別れの挨拶をして病室から出ていった。


セ「早くリハビリを終わらせて創兄さんたちに会いに行こう。」


セシルは窓の外を見ながらとても嬉しそうに微笑んだ。


そして創たちがエレベーターで一階に向かっている途中


アン「今からの予定はなんなの?」


創「今からの予定はアンの家に行って引っ越しのために荷物をまとめて俺の家に運ぼうと思っている。」


アン「次の目的地は私の家ってことだね?それじゃあ案内するね。」


そうやって話しているとエレベーターは一階に着いた。


そして創たちは病院から出ていきアンについていった。


創「アンの家はどのあたりに住んでいるんだ?」


アン「私の家は王都の南東の方の端に住んでいるよ。ここからだったら中央通りを通っていって途中で右に曲がって少し歩いたら着くよ。」


創「ここからそう遠くないな。」


そうやってアンと創が話していると


『グゥ〜〜』


とお腹が鳴る音が聞こえた。


そして誰の音かと創が探しているとアイナの顔がものすごく赤くなっていることに気づいた。


創「そう思えばもう昼の12時だな。俺もお腹すいたしみんなで何か食べに行こう。」


そういうとアイナは下を向きながら頷いた。


陽「それで何食べる?」


ゼ「私はガッツリ食べたい。」


創「ゼルクレイグはメイドなのに遠慮がないな?」


ゼ「遠慮するなって言ったのはご主人様だよ?嫌ならやめるけど。」


創「いや、別に構わない。そうか、ガッツリ食べたいか。どんぶり系か定食系のお店がいいな。」


陽「それだったらここのカレー屋さんはどう?大食いのメニューもあるんだって。それに陽奈たちの進行方向にあるみたいだしちょうど良くない?」


創「それじゃあそこにしようか。」


創たちはそのカレー屋さんまで陽奈に案内してもらった。


創「それにしても神界でもスマホが使えるのは便利だなぁ〜。」


陽「スマホといっても神界用のだけどね。やっぱりスマホは便利だね。」


創たちがいる神界の技術は人界の地球とほとんど変わらない。


そのため地球で生まれ育った創たちは何不自由なく生活することができている。


陽「それに地球は神界とそう変わらないように作られているからね。」


創「ほんとにそこはありがたいよな。地球育ちの俺からするとな。それでカレー屋さんってあの看板がみえているところか?」


陽「そうそう!あそこのお店だよ!」


創たちはそのカレー屋さん「大食いタイガー」に着いた。


店員「ハイ!いらっしゃいまセ〜。何名様デスカ?」


創「五人だ。」


店員「ハイ、かしこまりマシタ〜。五名様ご来店ダヨ〜!」


その店の店員はいかにもなカタゴトで話していた。


それでその店員に案内されて五人席に座った。


そして創はメニュー表を見ながら


創「みんなどれにする?」


陽「私は普通のカレーライスでいいかな。」


アン「私も陽奈と一緒で!」


ゼ「私は普通のカレーライスの大盛りで。」


創「俺はこの店の看板メニューのメガタイガー盛りを頼むがアイナもそれでいいか?」


アイ「アイナは普通ので.........」


創「アイナ、恥ずかしいからって我慢するのは良くないぞ。」


アイナは少し硬直した後に


アイ「それじゃあ創くんと一緒ので..........。」


と言った。


そしてアイナの顔はさっきよりも赤くなっていた。


店員「ハイ!かしこまりマシター!!」


そう言って店員は厨房に行った。


アン「アイナって大食いなんだね。」


アイ「うん.........。」


創「はぁ、アイナ、そんなに心配しなくてもアンは引かないぞ。」


アイ「ほんとに?」


アン「アイナそんなこと気にしてたの?そんなことで私が引くわけないじゃん。だから安心して?」


アンがそういうとアイナはいつも通りの笑顔に戻った。


アイ「それでメガタイガー盛りってどれくらいのサイズなの?」


創「確か大盛りカレー十五人分だったはずだ。それに確かとんかつとかの揚げ物が沢山のってる感じだったぞ。」


陽「えっ?」


あまりの大きさに陽奈は驚きを隠せずに声が漏れてしまった。


アイ「十五人前だったら余裕でいけそうだね!」


陽「アイナちゃんが大食いなのは知ってたけどここまですごかったんだね...........。」


アン「そう思えばゼルクレイグはそこまで食べないよね。ドラゴンだからもっと食べると思ってたよ。」


ゼ「この姿の時は普通のひとと変わらないから胃の大きさも小さくなってるからあんまり食べれないんだ。」


アン「そういう理由だったんだね。」


そうこうしていると注文した料理がきた。


そして運ばれてきたメガタイガー盛りカレーのサイズを見た陽奈とアンは驚愕した。


そのカレーは机の半分以上の大きさの皿に山のようにカレーとご飯が積まれておりその周りを埋め尽くさんとする揚げ物が並んでいた。


陽「ねえねえ、これほんとに食べられるの?アイナちゃんは大丈夫だと思うけど創兄は食べられるの?」


陽奈はとても心配そうな眼差しを創に向けた。


アイ「創くんなら大丈夫だよ!だって創くんはアイナより大食いだから!」


陽「えっ?創兄ってアイナちゃんより大食いなの?けどいつも家にいる時は普通だったよ?」


アイ「それは仕事でいっぱい食べてるから家ではあんまり食べなくてもお腹いっぱいになるからだよ。」


陽奈はアイナの仕事で食べてる発言がいまいちピンときていなかったがアンは全てを悟った顔をしていた。


アイ「創くんの体は燃費がすごく悪いからね。普段は封印で力が抑えられてるから消費カロリーを抑えられてるけど今は封印がないから自分の力と力を相殺させて抑えてるから消費カロリーがものすごく多いんだよ。だからそれに見合った量の食事を取らないといけないんだ。」


陽奈はアイナの補足説明を聞いて創がどうしていつも食べている量が少なかったかを誤った理由(実際には誤っていないが本当の理由ではない)で理解した。


創「もうそろそろ食べないか?俺はすごくお腹が空いているんだ。」


陽「そうだね。冷めたらいけないしね。」


創「それじゃあ!」


みんな「いただきます!」







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