防衛省と王直属部隊
そしてクロムウェルは創に手を引っ張られるままついていき、近くにあった椅子に座った。
ク「それにしてもここはすげぇな!見た目はあんなに古そうな協会だったが中に入ってみるとこんなにキレだったとはなぁ!驚きだぜぇ!」
防衛省アヴァロニクス支部の内装はとても近代的で外見からは想像もつかない。
ク「けどよ、この教会ってこんなに改造してもよかったのかぁ?昔は普通の教会だったんだろ?」
創「それは大丈夫だ。この協会はとっくの前に空き家になっていたからな。それでうちの防衛大臣がここを買い取って、中を改装してアヴァロニクス支部にしたんだ。」
ク「そう思えば防衛省の本部は確かここから遠かったよなぁ?」
創「そうだな、ここから車で半日ぐらいはかかるな。ああ、一応俺の部隊用の基地もあるんだぞ?」
ク「如月専用の基地があるのか!それはすごいな!」
創「クロムウェルにはその基地でこれから生活してもらう予定だから。それに俺の部下たちもたくさん住んでて面白いぞ?」
ク「それは楽しみだなぁ!」
そうやってクロムウェルと話していると
ヘ「創さーん!手続き終わりましたよ!」
ヘンゼルがカウンター越しに創たちを呼んでいた。
創「手続きが終わったようだ。ヘンゼルのところに行こう。」
ク「そうだな。」
そう言って創たちはヘンゼルのところに行った。
ヘ「クロムウェルさんご入隊おめでとうございます。これから貴方は創さんの部隊『王直属部隊』で活動してもらいます。そして王直属部隊を担当させてもらってます、ヘンゼルと申します。これからはよろしくお願いしますね」
ク「こちらこそよろしく頼むぜぇ!」
ヘ「それで防衛省のシステムについて話していきたいと思います。防衛省には二つの任務の種類がありまして、まずは自主任務の説明からしますね。自主任務とは防衛省から出されている任務の中から自分で好きなものを選んでこなすものです。これには任務のランクがあり自分のランク以上のものは受注できません。そこはご了承してください。」
ク「自主任務は簡単に言うとギルドのクエストみたいなものか?」
ヘ「そうですね。ギルドのクエストと制度は全く同じです。そしてもう一つの任務は部隊任務です。これは防衛省から各部隊に出される任務でその部隊は絶対にこの任務を遂行しなければなりません。そしてこの任務は各部隊が総力を上げて務めるため自主任務とは比にならないほどの危険が生じます。特に王直属部隊は部隊のレベルが高いため危険な任務が多いので気をつけてください。」
ク「それでその部隊任務は月どれくらいのペースで出るんだ?」
ヘ「時期によって様々ですが月に一回あるかないかくらいですね。」
ク「それで給料とかはどうなってるんだ?」
ヘ「それはですね、任務の難易度によって変わりますが最低ランクの任務を毎日一つこなせば生活に困らないレベルですかね。それに部隊任務は一回一回の給料がいいので給料は心配しなくても大丈夫ですよ。」
ク「それで自主任務を受けるときはヘンゼルに受注してもらう感じでいいのか?」
ヘ「そうですね。私がクロムウェルさんにあった任務を見繕いますのでいつでも言ってください。」
創「これでだいたいの説明は終わったな。クロムウェル何か他に聞きたいことはあるか?」
ク「いや、ねぇな。」
創「よし!それじゃあ入隊の手続きも済んだし帰るとするか!」
と創は言ってクロムウェルの手を掴み引っ張った。
ク「と言うことだ。それじゃあまたな!」
そう言ってクロムウェルは創にひきづられて防衛省アヴァロニクス支部を後にした。
ヘ「ほんと創さんは困った神ですね...........。」
ヘンゼルは創たちが出て行ったのを見た後ため息をついた。




