【二章まとめ】「お前なんぞみじん切りにしてくれるわ!」
2/21 二章まとめとして割り込み投稿しました。
*登場人物(一章終了時点)
・ナナセ
十六歳の誕生日、酒場だけ譲って貰う予定が両親が出ていってしまったので食堂やら宿屋やらもセットで貰い受けてしまった、八の字前髪と眼鏡がトレードマークの、ガタイがいいだけな普通の女の子。一応主人公。
ガチムチとロリが好きらしく、後輩からは変態として適当に慕われ(ないがしろにされ)ている。魔力で大きさを変えられる斧、ハンマーで戦う。
・オーガ
本人曰く『貴族の豚』の家で育てられてきた十五歳のひねくれ毒舌少女。
セミロングの髪を一つ結びにして黒いローブとモノクルを身につけている。ローブの下は普通にこの国の衣服。
魔力や潜在能力がとんでもないが、本人はガチで興味がないらしく毎日眠そうにカウンターでグラスを磨いている。ドラゴンと蛇ラブで、心の声がうるさい。
・ナミラ
実家で整体やマッサージについてガッチリ仕込まれて生てきたので、十五歳にしてかなり腕の立つ整体師。整体師用の制服を眼鏡と共に常に着用しており、前世のトラウマにより前髪をつくらず、髪は全部まとめて後ろで一つに結んでいる。
そして、家柄らしいがやたら運がいい。ちなみに武器(?)はおばあちゃんにもらったマッサージ用の針で、敵の動きを止めたりできる。
・ミキレイ
オレンジピールと共にお届けされた、先輩いわく『センスに満ち溢れてる』十五歳の少女。工房担当。ワカメのようにうねるセミロングの黒髪と眼鏡が特徴。東之国の衣服(甚平に近い)を適当に着こなしている。
信じられないほど運が悪く、なにもないところで転ぶのは日常茶飯事。刀を携帯しているが、本人曰く作る専門で腕は一応使えるといった程度。
・ハモォヌ
もじゃっと黒髪がアイデンティティな十五歳の女の子。ガッチリ系の体にチャイナ服のような民族衣装をまとっている。基本は酒場の料理や接客を手伝っているが、本業は同人作家で日夜創作活動に勤しんでいる。
テンションの高低差が非常に大きいため周りがついていけないことがよくある。かなりのゴリ押し系戦闘能力を有しており、オーガに並んで主戦力である。
・クレイモア
海月館の常連で、ゴリマッチョなオカマバーのママ。むかしはサドガルマゾというギルドで結構活躍していたらしい。
・ガルバディスト
お祝い会の一件から海月館に足を運ぶようになった、くすんだ金髪が特徴の腕の立つ冒険者。三十路。ドラゴンを倒せるほどの実力があるが、かなりお茶目なところもあるらしく、駄賃といってドラゴンの卵を押し付けてきたりする。
・エヴェリーナ
海月館常連の、街で人気な娼婦さん。腰まで伸びる焦げ茶のふわふわロングヘアーが特徴的で、背が高くてスタイルがいい……けど童顔で雰囲気が幼い!!というギャップ萌な女性。入れ替わり事件の元凶。
・ホシティオス+ナガイティール
ハモォヌの書いた、『理数のススメ』シリーズの登場人物。
一部に熱狂的なファンがいるらしい。
・勇者
隣国からやってきて世界を救った勇者様……の末裔。性格、行動、頭脳、どれをとっても最悪だったが、オーガの教育によってこのごろはだいぶましになってきている。ちなみに顔だけはいいので女にはモテる。
*国
・私達の国
永世中立国。国民の体格は普通。若干平和ボケしているが、そのくらい平和である。小さな国で、地域に寄って色々な物が取れるのでこれといった名産品はない。ちなみに、海月館周辺では植物、野菜、花、果物なんかの農産物がよく取れるし美味しい。
食材の素はいいのに調味料の使い方が下手らしく、料理が美味しくない。
昔隣国から来た勇者に救われたとかなんとか?
*施設
・ギルド
冒険者のための複合施設。武器屋道具屋クエスト受付バーに病院なんでもござれ。
ホールには飲んだくれ冒険者がたむろしている。




