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第九章 その一 エルザの冒険 の纏め

章題はシャーロック・ホームズの冒険、より



<<被害者(候補)>>


・A夫婦 ジェイク=マレット ヘレン=マレット婦人

 四日目の深夜に旦那が返らぬ人となる。

 婦人は金髪でストレート肩までのかつら。地毛はそれよりも少し茶色。眉毛がその色で違和感あり。


・B夫婦

 フランク=ピアソン グエンダ=ピアソン婦人

 五日目の深夜。誰かの剣でめった刺しで惨殺される。かつらは黒髪であるが、地毛はそれよりも茶色に偏っているために違和感がある。


C夫婦 トニー=スターク ジュディ=スターク婦人

 特に設定はなりですが、二つの夫婦と同じ出身地。



下記はそれぞれが十年程前に行ってしまった詐欺となってしまった行為。

・A->B夫婦へ

 Bさんへ赤い宝石付きの貴金属、ペンダントを売る。だが、その宝石は三流品で価値は十分の一であった。赤いエメラルドと言って売るが、ただのルビーであった。ルビーはそこそこの価値であるが赤いエメラルドとしては無価値であった。X氏から購入。


B->C夫婦へ

 Cさんへ屋敷を売るが、屋敷自体がボロボロで直すのに相同な金銭が必要であった。BさんはX氏から購入


C->A夫婦へ

 Aさんへ美術品を売る。巧妙な贋作でCさんお抱えの鑑定家でも見抜けなかった。X氏から購入。高名な画家の「時の支配者」と言う絵画で横2m、縦1.5mの大作であった。



<<犯行グループ>>

・X氏:マードック

スキンヘッドの細マッチョな男。40歳代前半。目は黒い。

A,B,Cさんらを船旅に招待する。

 普段は黒に近い茶色のかつらを被りあまり目立つ格好はしない。


 乗船時は茶髪のかつら。船上ではスキンヘッドで過ごす。

 何かを実行する時に金髪の長髪かつらと銀髪の短髪かつらを用意する。

 服も同じく派手目の上着を二着、隠し持つ。


 身長は175cmほどで兼元よりも高く、筋肉質。その見た目からは想像できないが頭脳派である。だが、その頭脳に頼るあまり、策に溺れる。


・Y氏:レイドック

 細身の男。30歳前後。目は黒い

 明るい茶髪の地毛。かつらは被っていない。変装時はかつらを着用する時もある。

 毒物の研究を主な生業としている。特に遅効性の毒物に深い造詣を持つ

 この船の船員のユニフォームをなぜか持っている。

 身長は赤川 兼元と同じ位だが、筋肉はついていない。


・Z氏:ベネット

 この船の船長。

 茶髪の短髪。43歳

 身長は175cmほど。中肉中背。シミター系を使いこなす。

 私と呼ぶが、口調が崩れると俺になる。



<<その他登場人物>>

・副船長:パール

 女性:39歳

 船長同じような制服を着ている。煉瓦色の長い髪を頭の後ろでまとめるポニーテール



・東方から流れて来た旅人:赤川あかがわ 兼元かねもと

 黒目黒髪、胸ほどの長さの髪を後ろに縛る。ズボンとブーツ、シャツに前揃えを羽織る。 武器は刃渡り1mの太刀。刃渡り50cm程の脇差は常に身に付けている。

 自身は”拙者”と呼ぶ。

 身長165cmほど(エルザは185cm)




<<乗船した客船について>>

・甲板が生活フロアとされている。ここに船長室、食堂スペース(兼多目的スペース)がある。それより一つ上に船橋(操舵室)がある。


・階段を一階層降りると第一層で貴族や金持ちが借りる客室となる。計8室。

 中央に帆柱(マスト)が貫いており、B101号室~B104号室が甲板前方の階段から降りる。

 B105号室~B108号室は甲板後部の階段を利用する。


 B102 ジェイク=マレット ヘレン=マレット婦人 → 旦那が殺された後B103へ

 B105 フランク=ピアソン ピアソン婦人

 B108 トニー=スターク スターク婦人


・甲板から階段を二階層降りると一般客が借りる客室がある。計16室

 第一層と同じように、中央を帆刃した(マスト)が貫いている。

 B201号室~B208号室がマストより前方の部屋で前方の階段を利用する。

 B209号室~B216号室が後方の階段を利用する。


 B204 エルザ

 B210 赤川 兼元

 B215 X氏 マードック

 B216 Y氏 レイドック


・甲板から三階層降りると最下層となる。船員の寝室、倉庫、牢屋など生活には適さぬ場所で喫水線より下となり湿気が他の階層よりも多い。

 ここは前後、どちらの階段を利用しても降りる事が出来る。

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