番外 南江遥の書
7:00
私!南江遥!今日は休みだけど凄い早起きしちゃった!朝は特にやることないけど、とりあえず顔洗って、歯磨きしよう!
7:10
今日の朝ごはんは何かなぁ、毎朝お母さんが献立を変えるから楽しみなんだ!
「おっ!遥おはよう、今日は随分と早く起きたね。」
「お母さんおはよ!ねぇねぇ今日の朝ごはんはなに?」
「今日はね、おにぎり茶漬けだよ。」
「やったー!」
おにぎり茶漬け、さっぱりしてておいしいんだよねぇ、ちょっとだけ塩味なのがいいのよ。
「ありがとうお母さん!いただきます!」
朝ごはんはお母さんと2人と一緒に食べてる、お父さんは土曜日も仕事でちょっと早いから、もう家にいないんだよね。ちなみに私が使ってる対妖魔格闘術はお父さんから学んだ、まあ学んだというか盗んだというか、お父さんがやってるとこを見てたら自然に覚えたんだよね…
7:30
「ごちそうさまでした!今日も美味しかったよお母さん!」
「あら、じゃあ今度また作るね。」
「うん!」
今日は何しよっかな〜、班のみんな誘ってどこかに行くのもありだし、千尋ちゃんだね誘って女の子同士買い物に行くのもいいし、うーん悩むなぁ…よし、とりあえず横浜に行って散歩しながら考えよう!
私の家は菊名の周辺にある普通の一軒家で、魁紀君みたいに名家の出身でもないし、普通の女の子、自分ではそうだと思うんだけど、班のみんなに言うとあんまりいい反応をしてくれないんだよね、なんでだろ。スカートもそんなに短くしてないし、ブレザーだってちょっと可愛くデコっただけだし、普通だよね!
さすがに休日に制服で出かけるのは学校になんか言われそうだから、久しぶりに私服で出かけよ、なんかかわいい服ないかな〜。最近は暑くなって来たし、半袖がいいな、下はショーパンでいいかな。よし!今日もかわいい!
9:00
結局服選びでいろいろ悩んで結構時間がかかった…結論、制服!制服でリズニーランド行く人だっているんだから横浜に行くくらい大丈夫でしょ!
9:30
横浜に到ちゃーく!菊名から横浜って近いから便利だよね、菊名には特に何も無いんだけど…強いて言うならスーパーが揃ってるってくらいかな…そして思ったことがある、早く来すぎたねこれは、店が一つも空いてない…どうしよ、さすがにこれだと暇だよぉ、仕方ない、こういう時はみんなを呼ぼう!
まずは千尋ちゃん!
ブルルルルル。
「もしもし千尋ちゃん?」
「遥ちゃんおはよ〜、どうしたの?」
「今って、暇だったりしない?するよね?」
「なんでそんなに決めつけるのかな…でも暇だよ!」
「よし!なら今横浜にいるんだけど、一緒に買い物したりしない?」
「うん!いいよ!ちょっと準備に時間かかるかもだから待っててね!」
「おっけ!ありがとう!」
よぉっし!1人確保!あとかよわい女の子2人だと心細いから、男子も呼ばなきゃ。最初は魁紀君と健太君だね。
ブルルルルル。
「もしもし魁紀君?」
「違いますおやすみなさい。」
「ねぇ待って!切らないで!横浜にいるからおいでよ!」
「えぇ…」
見なくてもわかる、凄い嫌な顔してそう。
「ほら、魁紀君が好きな観覧車あるよ!」
「いや、俺別に観覧車好きじゃないんだけど。」
「あれぇ?そうだったかぁ、でも来なかったらグーだからね!待ってるねー!」
「おいお前待て…」
よし、魁紀君も来れるっと、次に健太君っと。
ブルルルルル。
「もしもし健太君?」
「お、南江か、どうしたん?」
「今横浜にいるんだけど来れたりしない?」
「おーー、丁度横浜行きたい所だったから今から向かうわ。」
「ありがとう!またあとでね!」
「おーまたね!」
やったね!じゃあこの際だし班員全員集めよう!
10:00
「はぁはぁ…来てやったぞ南江…」
「おお魁紀君1番だね!待ってたよ!」
「あぁ、あぶね、こいつのグーはシャレにならないって…」
「ん?今なにか言った?」
「何も言ってません。」
他の4人ももうすぐ来ると思うし、もうちょっと待とう!
10:30
「よし!全員集まったね!」
久しぶりにみんなで横浜に来れたから凄く嬉しい!前は放課後でそんなに時間なかったけど、今日は1日もあるから、十分に遊べるね!
「遥ちゃん、今日はなにするの?」
「お買い物!ご飯!」
シンプルだけど、やっぱりみんな集まったらこれだよね!
「シンプル…だな。」
「そ、そうだね。」
「南江さんらしいや。」
「魁紀、なんでそんなに疲れてるんだ?」
「気にするな…」
「ではみんな!しゅっぱーつ!」
それから私たちは買い物をして、通君と魁紀君がゲームセンターに行きたそうにしてたからゲームセンターにも行った。ゲームセンターに行くのは初めてだったけど、あんなに面白いものがいっぱいあるとは思わなかった、特に音楽に合わせて太鼓を叩くあのゲーム、ストレス解消には向いてるかも。
昼ごはんも食べた、昼と言っていい時間なのかどうかはともかく、ちょっと食べ過ぎた。ザイゼンリアでハンバーグ5皿も食べてしまった。梁君はポカーンとした目でずっと見てきた、そんな目で見られると私、照れちゃうな〜なんてね。てへぺろ!
15:00
そして今、男子のみんなはトイレに行っていて、私と千尋ちゃんは荷物番をしている。
「全く、いきなり全員お腹痛いとか、みんな悪い物でも食べたのかなぁ。」
「それはわからないねぇ、でも通君は特にキツそうな顔してたよ。」
「そうだったね、大丈夫だといいんだけど…」
「お嬢ちゃん達、2人で何してるんだ?」
「よかったらおじさん達と遊ばないか?もちろんお金は全部こっちが払うからさ!その代わり、ちょっと長い時間付き合って貰うよぉひっひひひ。」
横浜にしては珍しいナンパだね、こういう時は素直に無視無ー視。
「おい、無視ってんじゃねぇよ!」
「ひゃ!」
「千尋ちゃんから手を放して。」
「いい声出すじゃねぇかお嬢ちゃん、ベッドでもっといい声期待してるぜぇ?」
やっぱりそういう感じなのか、こういうヤツらには、我慢は要らないよね。
「はぁ。」
「ほら、そっちのお嬢ちゃんも連れて行け、よぉくみればスタイル良いじゃねぇか、しかもJKだ、これはいいねぇ!」
「遥ちゃぁん…」
「おじさん達、千尋ちゃんを早く放さないと、子孫繁栄出来なくなっちゃうよ。」
「あ?何言ってんだこのガキ!グァッ…」
こういうおじさんには金的が一番効くのよね、そういうことがやりたいんだったらそういうことの元凶を潰してやれば気分もなくなるでしょ。紀衣ちゃんも言ってた、男の子が悪いことする時はこうやっても許されるって。
「だから言ったでしょ、早く千尋ちゃんを放して。」
「チィッ!ナメるな!あぁ…」
「おじさん残り1人になっちゃったけど、どうする?」
「ひぃ!ひぃぃ!!すみませんでしたあ!」
最初から話聞いてくれてたらこうならなかったのに…もう!私が乱暴な女の子に見えちゃうじゃない!
「遥ちゃんありがとう、怖かったよー…」
「大丈夫大丈夫!私がなんかしなくても魁紀君達がいるから大丈夫だよ!」
「なぁ、俺たち、出なくてよかったな…」
「あぁ、関係ないけどなんか痛いな…」
「そうだね、南江さんって、やっぱりおっかないね…」
「お、怒らせないように、しよう…」
「お!ちょっと男子!女の子が困ってるんだからさっさと帰ってきてよ!」
全く、いつまでトイレに篭もるつもりなんだ、私と千尋ちゃんが困ってるのに!
「い、いやぁお腹が痛くてなぁ。」
「そうそうお腹が…」
「それなら仕方ないね!でも女の子が待ってるんだから今後は早くするように!」
「「はい!!」」
妙に男子達の様子が変だけど、まあいっか!
「じゃあみんな、夜ご飯食べて帰ろ!」
いろいろあったけど、みんなと過ごせる休日も悪くないかも、これからもまたみんなと出かけたいな、荷物持ってもらうの超助かったし!
初めての番外編です!メインキャラは第五班の班長、南江遥です。彼女の休日の1日の様子を書いて見ました!これからも各キャラに焦点を合わせて、何かの話を書きたいと思います!今後もよろしくお願いします!




