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第5話 目まぐるしい3連休が終わった

クローゼットの中が、みのり一式。

間違いなく、誰がどうみても、僕の部屋ではない。

僕は何も物を置かずに、シンプル

家を建てるなら、モノトーンなイメージ。目の前の現実は違っていた。



みのり(目をこすりながら、なんか変。あれ、なんか変)

「うわーー、パンツ逆!」

未来(うーん、なんだ、なんだ、大声で)

「おはようございます」


みのり(ベッドの上で立ち上がり)

「みなさい、これを、パンツ逆でしょう。お尻に食い込んでる」


未来(威張るな、裸で寝ちゃったのだから、パンツなんて履かせたことが無い)

(というか、胸がはだけすぎている)

「ごめん、あと服を着てください」



(あれ、なんで僕が誤るのだろう)


みのりは着替えて、朝食を、いい匂いがする。

いただきます。

そして、それぞれシャワーを浴びて


みのりはまた、バスタオル一枚で、パソコンに向かう

「東武に行く前に、調べておくの」


未来は覗き込むと

「え、買ったじゃん、コスメ」

みのり

「いいの、ここのが、じっくり選びたいからね」

「あと、お洋服と下着を買う」


新しい掃除機をかけて、着替えをし

東武に向かった。


未来

「はい?」


みのり

「あなたのも、買うわよ。下着、酷いから。」

「外着もね」


なんだかんだで、衣装を着せられるがまま、

まるでゲーム開始のアバダーを選んでいるかのように

僕はなすすべもなく、みのりに自由に扱われていた。


お昼になり、お腹も空いてきた

「はげてん、!あった、いこう、ここがいい」



食後は、俺にものを、すきなようにアッセンブリして

時計も買う。


未来

「え、スマホあればいらないよ」


みのり(デートできないじゃないの!)

「ダメ」

「自動巻きの時計」


未来(時計なんて付けたことも無い)


その後も、言われるがままであった。

スーツ、夏物、六大陸、これでよし、4着、ツーパンツ、ワイシャツ6枚、下着も一新。


次は、本屋さんに。この漫画買いたい、全部。

みのり

「家にいて暇」

未来

「J-COMは契約しているよ。」

みのり

「そうなの早く言ってよ」



いや、一方的に・・・話かける、隙間が無い。



夏服を受けとり、帰宅

丁度配達の方が到着し、冷蔵庫、洗濯機が新しいものに。

中身を入れ替えて、完了。結構疲れた。


未来

「明日から会社にいくのだけれど、俺、会社スーツじゃないよ」

「私服。」


みのり

「えええええーー、早く言ってよ。じゃーデートの時に着てねスーツ。」


未来(デート?)

「はあい?」

「今日ポロシャツ選んでくれたし、パンツも、それで行く」


みのり

「明日何時?」


未来

「8時40に出れば大丈夫、帰りは、そうだね18時30分かな。」

「勤務時間が、9時-18時だから。」


みのり

「お弁当は?」


未来

「作らないよ。マックいったり、松屋いったり、サイゼリア、そこらで済ませている」

「混んでいるときは、駅のコンビニ弁当とかで」


みのり

「スマートフォン、パソコンセットアップしようよ」



あたらしくかった、パソコンをいじりまくっている

みのり(まだ間に合う。予約しなくちゃ)

「未来、カードかして、よし、これ!間に合う。」


未来(間に合う?ま、良いか、父さん、母さんのプレゼントの話がなかったら、警察に通報案件だが)

(あの二人もかなり変わっている人だからな。研究没頭)


みのり

「今日の夕食は、調べるね。」

「ここ、ここ行きたい!駅前のイタリアンへ、居酒屋とかわらないのかな?」


歩いていくことになった。結構混んでいた。店内に入り

メニューを見て、ビール、私はワインと注文し、あとはみのりが、好きに頼んでいた

頂きまーすと言いながら、一気にグラスワインを飲みほした、みのり


未来

「ワイン飲みすぎだよ。ワイン僕は飲まないのだけれど、一気に飲むものじゅないよね」


みのりは話を聞かず、次々にワインをお替りと


食事が終わると、フラフラしていた。頭の中がぐるぐる回る。


みのり(こんなにお酒飲んだの初めて。美味しかったからつい…)

「歩けない・・・未来、おんぶして。」


未来(飲みすぎだよ、ビールを飲むように、ワインを飲んでいるのだから、水なのか?と思うくらいに)

「はぁい?、おんぶ?」


仕方がない、蹲っているみのりを、置いていくわけにもいかず、ほら、と、おんぶした。

胸が・・・もろに背中に。


みのり(ムフフ)

「今、重いって思ったでしょう」


未来

「思ってないよ、(ある意味、お胸が重く背中に…)」



帰宅


未来

「みのり、着いたよ。」

「寝てる、寝ちゃっている」

「起きて、起きて、着替えて」


みのりは、倒れこむように、ベッドに・・・


未来(しょうがないな、少し寝かすか)

(こう静かにしていると、美人さんなのだけれど)


お風呂を洗って、先にお風呂に入った。


ドタバタした三日間だったな。明日から仕事。

仕事は4年間。光の入らない、窓もない時間がわからなくなるような研究室で4年。

プロジェクトを完了。社長から表彰され。金一封と同時に、転勤。


密閉された空間での仕事、性質上うつ病になる人も多いらしい。

確かに時間がわからず、生活のリズムが無い。シャワー、浴びて仮眠。

食堂で唯一外の情報が入る。テレビとか新聞を目にする。


研究所は隔離されているからね。係長に昇進し年俸も3倍増。

これから3年間身体ケア的に、実家から近い事務所に7月1日から配属。


出勤は自由。テレワークでも良いし、リフレッシュ休暇を取っても良い。

おかしいと思ったら、専門医に相談する事。ある意味、今のこの状況がおかしいのだが。


三日間、疲れたが、新鮮で楽しい三日間だった。

ナビから女の子が出てきて、いや違うのだけれど、女の子が誕生日プレゼントとか

意味不明だが、美人だよな。女性の裸見たの初めてだ。ダメダメ、意識しちゃ。


みのりの姓名や年齢、実家等聞いていないことに、気が付いた。

強引に押し切られて、考える時間も無かったから、湯船でゆっくり考えられている。


お風呂から出て、みのりを起こすかね。


未来

「みのり、風呂は、風呂」


みのり(うーん、お水を、頭痛薬・・・)

「お水と、鎮痛剤、イブを」

未来(ワインは酔いが酷いのなか、俺ワイン飲まないから、わからないな)

「はい、これ」


みのり(口を開けて、ずっといる)

「はやく!」


みのりに薬を飲ませて、水はごくごく飲んでいく。

そのまま、ベットに横にある


未来(明日でも良いのでは)

「明日、お風呂入れば?」


みのり(えー、お風呂で、気分転換しないと)

「えー、脱がせて、立てない」


と言ったものの、寝てしまった。

そのまま、横にして、2,3時間したら起こすか、まだ、21時


部屋が生活感が出てきたな。新築賃貸マンション駅徒歩1分。家賃はこのあたりの相場の3倍

最新のセキュリティー賃貸マンション。7月に出来たばかりで、1番目に入居した。

まだ、他の部屋は誰も居ない。家賃が高いからそう顧客はつかないだろうな。

このあたりなら、家賃払うなら、戸建て買える金額。


買い物も済んでいるし、一人で家に居られるだろう。

言葉尻がひっかかる。少なくとも、船橋に土地勘はあるみたいだが。

明日帰ったら聞いてみよう。



缶ビールをあけながら、アーモンドをつまみに、ニュースを見て時間を過ごした



ばさぁ!!!

いけない、寝ちゃった!!

今、何時、え0時。


未来

「追い炊きしてあるよ、お風呂はいれそう?」


みのり(頭すっきりしている、酔いも抜けた。)

ベットから飛び出て、服を脱ぐ


未来(だから、洗面所で脱いで、目のやり場に、といいつつも、見てしまう)

(そういえば、気になっていた。腹部に傷があることに。今度聞いてみよう)

「そこで、裸にならないでと、もう、お風呂行ってください」


みのり(ニヤニヤしながら)

「行ってくる!いざ、お風呂へ」


未来(酔っているのかな?、お風呂大丈夫か)



ドライヤーでかわかし、タオル1枚で

冷蔵庫から缶ビールを取り出して

「お風呂上がりの、缶ビール最高!」


未来(親父か?)

(でも、視線は、おのずと、膨らみに)


みのりは、パジャマに着替えて、寝る。


未来(ねちゃったよ、マイペースだな)

(明日、起きられるのかな、鍵は新しく買ったスマホを登録してあるから、心配ない。二人分)

(パソコンのメアドは、送ってもらったから、連絡はつくか。)


俺も寝よう。みのりの隣に入り、おやすみなさい。



素性、名前、聞き忘れた。明日聞いてみよう


みのり 


この響き、どこかで聞いたことがある感じなのだよね。

女優さんなのかな

明日から仕事。帰ってから聞いてみよう。



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