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第4話 童貞と処女

いったいこの子は誰なのだろう

性別不明の訳はない、女性。名前知らない。みのり

は何故だろうか、みのりで話が続く。親御さん心配していないのかな




むにゅ、むにゅ

なんだ?この柔らかいものが

顔を…く、苦しい…そっと目をあけると


うわぁー!顔を放す。胸が・・・

女の人の胸がなんで、顔はさんじゃったよ。

そうだ突然美少女が表れて、泊まった、夢じゃないのだ



どういう寝相なんだ、はだけすぎだろう。おいおい、しずまれ。自分に言い聞かせる。


みのり(未来、かわいい)

「うーん、良く寝た。気持ちいい朝。未来、おはよう」


みのりは起き上がると、そのままトイレ、洗面所へ


みのり(大きな声で)

「なーーーーーーーーーーーーーい!」


未来(どうしたの、え?何があったの?)


みのり

「しまった。歯ブラシとか無い。」


未来(なんだ、歯ブラシか、てっきり、実は男の子で、生えてくるそんなわけないか?)

「コンビニで買ってくるよ」


みのりは少し考えて、パソコンを開き調べものを始めた。


みのり(ここだ!)

「ウェルシアにいこうよ」


未来

「はぁ?コンビニ目の前だよ」


みのり

「24時間のあるでしょ、ウェルシア」


未来

「あるよ、歩いてでもすぐだね。朝の散歩に」


みのり

「ばかなの?、この暑い中。何のために、車買ったのよ」


未来も着替えて、ウェルシアに到着。かごをもつと


みのり

「ダメ!カート、カート」

「昨日シャワー浴びたけれど、なにあれ、石鹸」

「無いよりはましだけど」



「日用品、揃える。生理用品も買わないと」


未来(そんなストレートに言葉に出さなくても…)


みのり

「あと、お化粧」


未来(何故か楽しいそうだな、みのり。息抜きには良いか。働きづくめだったし)


みのり

「お米、醤油、薄口たかい!、減塩も、こいくちも、塩、コショウ、砂糖、みりん、調味料、キムチ、納豆。」

「ヨーグルト、ミニトマト、レトルトのカレーとカップ麺も予備で、パスタは必須ね」


「え?今こんなにパスタソースって種類あるの」

「そうめんも。麺つゆも、冷凍食品」


「流水面、なにこれ?すごい、水でささっと、プチンとタレ、これ、うわーまぜるだけ、おいしそう」



未来(今こんなにパスタソースがある?今ある?どういうことだ。普通にCMしているだろうに)


みのり

「薬一式、マスクもね。綿棒。ムフフ、これも買う。夜のパワーアップ」

「ウィダーも買っておこう」

「OS1ふーん、いちをかっておこう」

「誰かさんのせいで、車の中で意識飛びそうになったからね」


「汗拭きシート、洗濯ばさみや、ハンガーも、洗濯洗剤、柔軟剤」


未来(こんなに、カートに一杯…)

「あのー、入らないのですが」


みのり

「もう1台持ってきて!早く!」


未来(え?僕?)

「はい、今すぐ」


みのり

「掃除道具も、お酒必須ね。」

「シャンプー、コンディショナー、トリートメント」

「パック、マスカラ、口紅、チーク、ファンデーション等」


「ムフフ、これも買おう、夜のお供。必需品。まだ、赤ちゃんは早いかな」


未来(なんのこちゃ?)


みのり

「これでよし!」


会計をすませ、車に運ぶ。後部席に積み込む。物凄い量だ。


みのりは、回りを見渡して、あっち!お隣もいく

「ここって朝からお店が空いていて良いね。」

「卵でしょ、お味噌、ホウレンソウ、小松菜、ベーコン、玉ねぎ、ジャガイモ、お肉もある。牛コマ、豚こま、まとめて買っちゃえー」。


みのり

「上に100均あるみたい」


未来(はい?)


みのり

「洗濯ネットとか必要でしょう、洗濯ばさみ、ハンガー」



車に乗って、帰る

重い…何往復したことだろうか。

みのりちゃん、手伝って…あら、居ない。



凄い量。しかし、冷蔵庫に入りきらない。


未来

「ところで、このお引越しセットみたいなの、どういうことでしょうか?」


みのり

「決まってるでしょう、私の生活必需品。ここが、私の家、マイホーム!」


未来

「ええええええええええ?」


みのり

「御父さん、御母さん言ってたでしょう、私が誕プレだって」

「朝ごはん作るね、エプロンは?無いの、しょうがないな」


未来(久しぶりだ、朝ごはん。いい匂いするな)


お味噌汁が、出てきてる。すげー


「料理できるんだね、凄いよ」


みのり(少し照れて)

「もちろん。食べてね」

「できない、あなたのほうが珍しいわ」


未来(そんな、珍獣を見るような目をしなくても)

「うめーーー。」


みのり

「どう、私必要でしょう」

美味しかった、ごちそうさまでした。


未来

洗い物はしないとな。


みのり

「食洗器、使わないの?」


未来

「いや使った事が無い」


みのり

「え?昭和の人?」


未来

「ちがうわい、外食専門ですので」


みのり(軽くすすいで、これでOK)


すかさず、パソコンを触りだす。


みのり

「へーこんなのあるのだ。この掃除機を買おう。ネットで買うと期待外れはショックだから、実物を見たい」


車でコジマ電気に到着。

早速ハンディー掃除機、ダイソンを実践。

みのり

「これすごい、こんなにきれいに。決めた。あと、ドライヤーも。これ、いいわ、2万安い」


未来(安いとか、高いとか、支払い僕なのですけど)


みのりは、僕の顔を覗き込んで

「私のパソコンとスマートフォンが欲しい」


未来

「ところで、みのりさん、気になっていたのですけど、お金あるのでしょうか?」


みのり(笑顔満載)

「ない」


未来

「はぁ?」


未来(しょうがないな。いったいこの人、何処から来たの?宇宙人とか?)

「じゃ、俺名義になるけど良いかな」

「前の機種は何か使っていたの?」


みのり

「Iphone」

「これがいい、Iphone最新のPro」

「IPADも欲しい。ペンも」


未来(僕でさえ、8年前位のアンドロイドなのだけど)


みのり

「その、昭和みたいのも、この際変えましょう。」

「お揃いね。これで決定!」


未来(昭和に、スマートフォンは無いと思うのですが、え?機種変更するの)

「はい?」

「改めてきくよ、カードとかは?」


みのり(もう1度、輝く笑顔で)

「ない」


未来(よくも、まー)


みのりは、腕に、胸をおしつけてくる


未来うわ

「わかりました、わかりました。はい、買いましょう。」


みのり(ムフフ)

「次は、洗濯機買い替えよう。ドラム式に」


未来

「え?、今ので良くない?」

みのり

「ダメ、あと、冷蔵庫も買い替えるの、650リットルに」

「いまの何も入らない、ビールだけしか」


お会計…高い。

お届けは明日になります


みのり

「はい、わかりました。」


帰宅後、整理整頓で夕方になってしまった。


みのり(ふー、これで部屋になったわね)

「暑い、シャワー浴びるね。」


未来(だから!)

「そこで脱ぐな!」


みのりは素っ裸で、そのまま脱衣所に。


シャワーの音と鼻歌が聞こえてくる。


みのり

「お待たせー♪」


未来(お胸が溢れている)

「だから、タオル一枚ででてくるな」


みのり

「明日は、西武に行きたい」


未来

「え?無いよ西武」


みのり

「嘘でしょ」



みのりは、パソコンにくいつく

「なんで、西武ないの、船橋にあったじゃない」


未来(え?どうして知っているの、いや、なんでもない)

「東武にしよう。夕方に冷蔵庫と洗濯機がくるから、明日は東武へ」


みのり(顔を覗き込んできた)

「夜ご飯作るのつかれた」


それは同意であった。


みのりは、パソコンで調べて

「ここいく。」

「ここってもっと別のお店が」

「今は無いみたい。出てこないもの」


未来(なんで、知っているのだろう?)

「僕が子供の頃はあったよね」

「何時無くなったのかは知らないけど、今は駅前だけみたいね、焼き鳥居酒屋」


歩いて、お店に到着


みのり

「では、晴れて引っ越し記念に、乾杯」

「これで、人並みの生活が遅れるわね、わたしに、感謝しなさい」


未来(なんのことだ?、普通に寝る事が出来れば十分なのだが)

「本当に住むの?同棲、おやじ、おふくろも、プレゼントだとか意味わからないし。」


(悪い子じゃないし、美人で、俺好みで、スタイルも良いのだけど、何処の誰なのか、実は結婚していて DVにあって、かくまってとか)


みのり(疑われている、そりゃ、そうか)

「あのね、わたしは独身、あえていうなら、処女、処女よ!、新品よ、新品。穢れの無い、処女」


一斉に、店内のお客さんが、振り返る


未来(顔が真っ赤になって)

「店の中で言うなー。」


みのり(かわいい、未来)

「そういう未来は?」


未来(言わなくていけないのか・・・、笑われるだろうな)

「…童貞です。彼女歴0」


みのり(やった!、エロス、処女に童貞)

「もう、分かったから(彼女歴0、ふーん)」

「食べよう」

「おいしい!」

「ビールお替り。」


未来(やたら、機嫌が良いな、嬉しそうに焼き鳥食べながら、ビール飲んでいる)

「芋焼酎、水割りで」



お腹いっぱいになり、家に帰ると、

未来

「だから、その場で脱ぐな」

みのり(胸を左右に、ぷるんぷるん)


未来(俺男なのわかっているのかな)

「あれ、寝ちゃってるし」

「裸なのですけど、少しねかしておくか、え?ベットに、抱っこしていいのかな」

「風邪ひいちゃうから」



起きないな、テレビでニュースでも、焼酎飲みながら

流石に、眠い、寝よう。お風呂明日の朝でいいや」


未来(あ、裸のままだ、みのり、パジャマ、パジャマ、あった。)

袖を通して、体を横向きに、…見てはいけない。見てはいけない。

触っても良いのかな、ダメだろう。反対側に袖をと」

パンツ、見ない、見ない、これでたぶんOK.

ドキドキしたー。正直ちょっと残念な、いかん、いかん。

寝よう。眠れるのかな。






退屈はしないから良いのだけれど、刺激が強すぎる。これで僕が、襲ったりしたら

そんな勇気は微塵も無い。

まず、それとなく素性、せめて名前だけでも、聞かなくては


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