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第13話 はじめて電車に乗った、取扱説明書はどこですか

私が1番綺麗なの、わかる、わかる人、わかる人手あげてー、よろしい。それで、よろしい。



朝お風呂に入り、美野里と朝食、当たり前にしているけれど、これって普通なのだろうか?


旅行の準備。トラベルケースは僕のがあるから。これに詰めるとして

美野里は何を持って行くのだろう・・・




夕方まで、荷物の整理で終わった。


未来

「もうこんな時間だ、17時からだから、行ってくるね」

美野里

「私も駅まで行くね」


未来は行ってしまった。


帰ってくると、一人である。先ほどまで旅行の準備で楽しかったのに

今は、一人である。つまらない。


時計を見る17時丁度、未来、歓迎会始まったのかな。


時計を見る

17時05分


まだ5分しかたっていない。もう3時間たったのでは?


時計を見る、1分しか進んでいない。


スマホの時間を20時に設定してみる。

しかし、すぐに、17時10分と元に戻る


暇ーー!!

とりあえず、アニメを観よう。時間を潰さなくては、缶ビールあけちゃえ。



時計を見る、19時。あと1時間


暇!暇!ひま、乙女一人置いて、未来はどこ行っているの

歓迎会、それは、わかっている、仕事だし、暇。


そうか、私も行けば良いのだ。歓迎会に、驚くかな未来?

着替え、着替え、お着換えして。これで良し。


では、いってまいりまーす。誰も居ないのよね。

右見て、左見て異常なし!駅に向かう。





そうだ、電車はどうやって乗れば良いの?

駅員さんに聞いてみよう


美野里

「すいません、電車ってどうやって乗れば良いのでしょうか?」


駅員

「え?(まさか、自殺とかでは?)」


美野里

「電車に乗った事が無くて、海外生活だったので」

駅員(そういう事か、安心した)

「何処まで行くのかな?」


美野里

「北習志野駅です」


駅員さんに説明を受け、切符を買った。何か言っているが、丁度、電車が来てしまい、ナイスタイミングと、想い、飛び乗った





未来

未来

未来に会える



電車に乗ったのは、産まれて初めて、ドキドキする。

電車は静かなのね。


新京成電鉄の事は、知っている。お父さんから、面白いんだぞと、見せて貰ったのが、水の中をつっきる、スプラッシュマウンテン新京成電鉄。


有名な話だと


お父さんと、お母さんとパソコンを観ながら、へー。スプラッシュマウンテンって、なあに?と聞き返したことも覚えている。




駅名はスマホで調べてあるからね。


凄いわよね


二和向台ふたわむこうだい


どの蓋なのだろう?お鍋、どこいっちゃったの?

むこうだーーい


面白い


これこれ、これも。


飯山満はさま普通に読んだら、人の名前、いいやまみつる

いいやまみつるさん 手あげて はーい

はさま なんて読めないよー、もう最高 電車



東海神ひがしかいじん  とうかいじん  神様でもいるのかしら

海の神様? ひがしかいじん  読まないわよ



極めつけは、これね、

北習志野きたらなしの


凄いネーミングセンス。きたらなしーの ばっちーいの

汚いイメージしか思い浮かばない。


そこに未来の事務所がある。職場、汚いのかな?

きたらなしの



電車の中で、路線を見上げながら

くすくすと一人で笑っていた





車内はシーンと静かである


ドアが開いた、あれ?鎌ヶ谷と書いてある。次は三咲では?

スマホを取り出して、違う事に気が付いた。ドアが閉まりかける寸前に、降りた。

どういう事、電車にのったよ、北習志野駅に私を、連れて行ってくれるのでは。



視線を遠くにむけると、やじるしがあって、北習志野。そうか、あっちに来る電車に乗らないといけないのだわ


電車、難しい!


少しまつと、新津田沼行きが来た。スマホで確認。これだ、これで、間違いない。


ばっちいい駅で降りれば良いのね。北習志野



ついた。これどこいけば外に出られるの?


駅員さんに聞いた、そうだ。牛角と言っていた

つげると、その階段はあがると出れないから、下に下りる階段があるから、そこからで等、丁寧に説明をしてくれた。





あった改札


通り抜けようとすると

ぴんぽーーーーーん


とうせんぼ



もう1度、ぴんぽーーん

おかしいな


もう1度、ぴんぽーーーん


どうして、通してくれないのよ


もう1度、ぴんぽーーーん


すると駅員さんが来てくれて、切符はここに入れてくださいと


なるほど、そういえば、二和向台の駅員さんも言っていた様な





開いた。ありがとう、駅員さん。

スマホのナビで、牛角を目指す。牛角は調べてあるので、看板はわかる。焼肉屋であることも。

今何時だろう。え、もう20時になる。ナビの案内のまま走って、牛角についた。目の前に…。







「乾杯!」


高野 早苗

「先輩、2段飛び昇進おめでとうございます」


所長

「凄い事が、俺も35年社会人をしているが、飛び級を見たのは初めてだ、来年の課長昇進も決まっている」

「しかしだな、ちゃんと休めよ。俺の首が飛ぶからな。新穂は休養のために、ここに配属になったのだから」



下田 加奈

「そうですよね、私は8年目だけれど、聞いたこともないです、凄い事なのよ、新穂君」


未来(焼肉!まだ美野里と焼肉は来たことがないな)


所長

「ガンガン飲むぞー、暑いから暑気払いだ」


早苗

「所長昨日も同じことを言って、飲みましたよね」


加奈

「たしかに、そうよね。毎日飲んでいますね。」


未来(皆、飲むペース早いな)

「お酒は、自分のペースで嗜みながらの方が」


早苗

「良いの、良いの、今日は、飲むぞー、先輩も」


未来

「僕は、ゆっくり麦焼酎、水割りでお願いします」


早苗

「えー、つまんないよー」



宴も終わり

未来(ほら、いわんこっちゃない)

「立てますか?高野さん、高野さん」

早苗

「無理ぃー。」

所長と営業の方が立たせて、外に出る。


あぶない、倒れこみそうになる早苗の肩を抑える、未来

そこに


美野里

「おそいーーい、未来」


美野里(嫌な気がしたのよね、来て正解)

「未来、帰りましょう。」


座り込む、早苗を見て


美野里

「タクシーを呼んであげては?」

「未来、私達は、帰るの」



未来

「そうだね、酔っているみたいだから、タクシーを」


早苗

「大丈夫です、家近いので…」

と言いながらも、フラフラしていたので、美野里はスマホアプリでタクシーを呼んだ。


美野里は、未来をつれて、その場を強引に離れた。




未来

「びっくりしたよ、美野里」

美野里は何も返事をしない


未来(え?怒っている、見方によっては変に捉えられるのかな、高野さんの事)



帰宅




美野里

「1つ聞いて良いかしら」


未来(うわ、やっぱり、怒っている)

「はい」


美野里

「先程の女性と、わたし、どっちが可愛い?」


未来

「はぁ?」


美野里

「だから、どっちが、可愛いの?」


未来

「そりゃー、美野里だよ」


美野里

「じゃ、どっちが、綺麗」


未来(なんのこっちゃい?)

「は?」


美野里

「だから、どっちなの?」


未来

「もちろん、美野里だよ」


美野里

「なにが?」


未来

「え?」


美野里

「たから?」


未来

「綺麗なのは、美野里です。美野里が1番、1番綺麗です」


美野里(笑顔で)

「ならよし!」

「焼き鳥食べに行きましょう」




乾杯!


未来(なんだったのだろう?)

「ところで、明日から旅行では?」


美野里

「準備はしてあるから、大丈夫。三泊四日、御昼過ぎに出ましょうね」

「買うものは、ホテルで帰るみたいだし」


未来

「何か必要なの?」


美野里

「水着!、マイクロビキニとか売っているのかな?」


未来(ビールを吹き出す)

「あるわけ、ないでしょうに」


美野里

「やっぱり、残念!ネットで買っておけば良かった」


未来

「良くない!良くない、人が観ているのだよ」


美野里

「見られたら困るの?ねー、困るの?困るの?未来」


未来は顔赤くなり

「そりゃ、ま、」


美野里

「なに?なに?聞こえない、聞こえないよ?未来くーーん?」


未来(やけに、ぐいぐいくるな・・・やはり、会社の事が)

「はい、観られてありません」


美野里(笑顔で)

「それで、よろしい」

「おかわり!」





ただいまー!


ホテルに泊まる、ホテルとはどのような所なのだ、調べよう。

美野里はベッドで寝てしまっている。

麦焼酎を、レモン炭酸で割って飲みながら、予約メールを確認し、これだな、龍宮城スパホテル三日月?


龍宮城とは、あれだよな。亀を助けて、浦島太郎になる。え?俺おじいちゃんになっちゃうの?そんな馬鹿な

特別室と書いてある。なんだここ。お部屋に露天風呂?


明日の天気は、え?雨、雨、雨

土日雨だー。それも台風が通る、あららら、美野里知っているのかな?土日雨なの。月曜日、火曜日は天気回復するみたいだが


台風が来るホテル三泊四日、二人はどのように、過ごすのであろうか


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