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VRMMOで勝手気ままな魔猫になりました。  作者: きれいな紙片
デブ猫が星々を
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閑話:それぞれの神々

今回は星ちゃん以外の神が登場します。

side愛と嫉妬の女神

「やっぱり、あの猫ちゃん欲しいわ…でも、星と争うわけには行かないわね。ああ、妬ましい。」

「ふん、独り占めしようとするからだ。共有すれば良い。」

「太陽ちゃんは星の恐ろしさを知らないからそういうことが言えるのよ。」

「あんなばb」ドーン!!


太陽神の口の中に発生した超小規模ビッグバンによって失言する悪い口は強制的に塞がれた。


「…」


頭を吹っ飛ばされた太陽神が私の方を見ている。器用なことだわ。


「これが星の恐ろしさよ。口には厳重に注意することね。そして私以上に嫉妬深いからあの猫ちゃんを共有なんて出来るわけないわ。はぁ、本当妬ましい。」

「…」


side愛と嫉妬の女神と太陽神 終わり




side神々

「あの異界人の魔猫、凄まじい成長速度だのぉ。」

「まだ1ヶ月で、もう中級神。しかも上級神に最も近いとされるほど神格を持つとは。」

「あの数々のスキルや権能、星女神のお手付きか?」

「…あの猫と星女神は夫婦らしい。」

「はぁ?」

「たっまげたわぁ。」

「しかも、「神喰」を持っているぞ。」

「え?そうなるとまさか?」

「ああ、喰らっとる。あの無限の星女神の一部を。」

「おいおい、それだけじゃないだろ!「星喰い」所持者だぞ。」

「災厄の獣が神格を得たということかのぉ?」

「これ、下手に敵対出来ないぞ。」

「ああ、奴に手を出せば…」

「「「「「ごくり」」」」」

「た、たまに見るだけで留めておこうか。」

「あ、ああ。」

「あの猫には不干渉だ。」


side神々 終わり




side名も知れぬ神々

「あの猫、一体なんなんだ?」

「最下級神が上級神目前の中級神を何もさせずに圧倒的な力で滅せると思うか?」

「儂には無理だわい。」

「俺もやってやれないことはないが無傷ってのは無理だ。」

「私にもあんな芸当は無理。」

「我が奴と対峙したら同じように滅されてしまうな!ワッハッハ!」

「ふん、朕の眷属ならあのような獣を刈り取ってくれよう。」

「我が神よ。私どもでもアレは無理です。」

「な、なんだとォ?!」

「アレは戦場を支配する権能を持ち合わせています。数で相手をしても無駄死にするだけです。それとどうやら破壊された部位は再生出来ない権能も持ち合わせているようです。あのようなことを平然と行使する者に徒に兵を消耗されては我が神の命が危なくなります。」

「ワッハッハ!お主より眷属の方が上手だったな!」

「ぐ、忠信痛み入る。朕のために更に成就せよ。」

「は、勿体なきお言葉です。」

「貴方の悪いことは頭だけど、良いことは素直に認めることよね。」

「だから、俺らの中で1番眷属が多いしな。羨ましいな。俺のとこの眷属は馬鹿ばっかでよ。良い奴ではあるんだがな。」

「儂のとこはちぃと慎重すぎる連中でのぉ、たまには大胆なことをしてもらいたいわい。」

「老体を労わってるんだろ?」

「年寄り扱いするんじゃない!」

「いや、どう見てもおじいちゃんだよ。」

「お前はどう思うんだ?」

「ん?僕?僕はね、何もしない方が良いと思うよ。」

「なんじゃ?若いもんが覇気がないのぉ。」

「だって、あの猫さん…星を司る女神の伴侶だよ。」

「「「「「「な、なんだとォ!!?」」」」」」

「わぁ、驚きすぎだよ!」

「な、なぜ、あの女神の伴侶だとわかった?」

「あの猫さんが首にしてる飾りから女神のとてつもなく強い力?いや執着を感じたのと女神の権能のほんの一部を行使していたからだよ。」

「え、私達、とんでもない相手と敵対関係になっちゃったの?」

「「「「「…」」」」」

「ま、だから何しない方が良いってことだよ。出会っても戦っちゃ駄目。僕はすぐに逃げるを選ぶよ。」

「…逃げれなかったら?」

「…にこ」

「いやぁぁぁ!」

「「「「「最悪だ…」」」」」


side名も知れぬ神々 終わり

星ちゃんは神々の界隈で恐れられている存在です。陰口叩くとお口に超小規模ビッグバンをお届けされますので。神はほぼ不死の存在ですが再生を上回るダメージと再生に使うエネルギーの枯渇の両方が揃えば滅せる世界です。


レイドバトルの敵のようなものです。


ギンパッチは権能によって相手の部位を破壊すればその箇所が再生出来なくさせれるので、そのまま擬似太陽に焼かれたギラギラした名も無き神は滅しました。


ギンパッチより強い敵いないのか?いますよ。ただ、星ちゃんと敵対したくないので出て来ません。


キーワードで「無双」「俺TUEEEE」「主人公最強」とか入れていないのは強い敵が出て来たらそれらを消さなきゃいけないと思うので入れてません。


「男女平等主義者」は男を殴るなら女も殴る的なことです。男の比率が多いですが、先代聖女とフェリセットは一応女なので。


「ノー舐めプ」は「無双」「俺TUEEEE」「主人公最強」でたまに見かける「舐めプ主人公」をしませんという意思表示です。強いのに相手を舐めて苦戦したりする描写、個人的に好きではありません。強いなら圧倒的な力で相手を倒してこそです。確かに戦闘シーンが薄くなってしまいますが強いはずの主人公が苦戦しなくて良いのに苦戦してる方が私的には無くて良いと思い、私の書く物語ではそういう「舐めプ」行為を絶対しません。


それでは、次回*˙︶˙*)ノ"



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