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11話

3連休どこまで更新できるかなぁ。


11話





森に少し入りそのまま外の草原が見える位置を保ったまま森の中を歩くことしばし



「お?これかな?」


「ん?おー薬草だな。採っていいぞ!」


「よし!それなら、たしかこうして……」


「ふむ、初めてにしては上手く採れたな。採ったら袋に入れておけよ?」


「あぁ!」


「もう!今度は私が見つけてみせるわ!」


「いや、誰が採っても山分けするんだからそこまで気にするなよ。」


「なによ!自分が採れたからって、余裕のつもり?私は、養われるだけじゃいやなのよ!見てなさい!」


「おい!そっちは!」

 


エミリーは、さらに森の奥にと進もうとして……



「キャ!」


「エミリー!大丈夫か!?」


「もう、ちょっと泥濘に足を捕られただけよ………」


「まったく。そっちは進む方向ではないし、今回は進まない約束だろ?」


「そうだけど……、悔しいじゃない。」


「まだ、時間はあるし、ゆっくりやろうぜ?」





◇◇◇◇◇





アッガイ視点




ふむ、最初は、相性が悪いのかと思っていたがなかなか相性は良さそうだな。


それに、二人とも眷属持ちもあって基礎能力が高いこともだがなかなか見どころがあるじゃないか。


最初ミツルと出会ったときは、監視の意味も含めて面倒をみたがなかなかどうしていいやつじゃないか。


まだ、相棒のムーンウルフの銀月は幼体ということもあり寝ている時間が多いようだがこの講習期間で1段階上がるだろうしそうすればいい具合になるだろうな。



「おい、二人ともそろそろ昼食にするぞ。昼食にするときは基本見渡しのいい所で休憩することがいい。

そこで背中合わせで休憩することで周囲の警戒にも繋がる。まぁ、交代で休憩して気を緩める時間があってもいいが今回は訓練だから背中合わせで行うこの方法でいく。

それじゃぁ、一回森からでて少し離れるぞ。」


「森から出るだけじゃ、だめなの?」


「駄目だな。森に近いと森からでて来る魔物に襲われた時対処する時間が取りづらいからな。」


「なるぼどね。」



さて、昼飯は今回奮発して昔から一度食べてみたかった店のステーキサンド買ってきたから楽しみだ。


さて、二人の弁当はなにかな?


ふむ、ミツルは予想通り宿の弁当か。

そして、エミリーよ。なぜ、干し肉にドライフルーツに新鮮な山菜なんだ!

山菜はなにかこそこそ採取したいると思ったら昼飯だったのか。

それより普通に調理しようとしてるぞ?

火を起こして鍋に水入れて……



「って!エミリー!なんで調理しようとしているんだ?」


「え?そもそもなんで二人はしないの?」


「今回は野営じゃないし、日帰りだから弁当を持って来いといったと思うが?

そもそもそれ、食えるのか?

さすがの俺でもその全部入れた粥?みたいなのは食いたくないぞ?」


「え?これが基本じゃないの?家に出入りしていた冒険者にならったのに。」


「からかわらたな。」


「いいえ!きっと美味しいはずよ!」



そういって鍋ごと手元に持っていき粥?を食べた!




「あら?意外といけるわね。」


「いやいや、そんなわけが……、まぁ本人がいいなら良いが弁当と言ったら弁当を持ってくるんだ。

いいな?」


「それはなぜなんだ?」


「協調性の訓練のためだよ!まったく。まぁいい、次回からは気をつけてくれよ?」


「わかったわ。あーあこういうの憧れていたのに!」


「これから、いくらでも出来そうだから今は講習に集中しようぜ?」


「なんで、あんたに言われないといけないのよ!」


「ホントに仲がいいよなぁ。二人は。」


「「よくない!」」



さて、昼食が終わり森の歩き方など教えながら魔物を討伐して薬草を採取して、良い時間になったので街へと帰りギルドにて精算を済ませた。



「お疲れ様。初日にしてはなかなかの成果だったな。一人当たり金貨1枚なら上出来だ。」


「それにしても、あれだけやって金貨1枚かぁ。なかなか大変だなあ。」


「とりあえず宿に泊まれて3食とれて、さらに貯金出来るなら上出来だ。」


「くぅ!早く稼げるようになるんだから!」


「まぁ、かんばれや。とりあえず今日はこの辺で解散とするが明日の予定の確認だけするぞ。」


「「はい!」」


「明日は、今日進んだ方とは反対に進みながら魔物討伐と薬草などの採取を行うが明日向かう先には川が流れていて川には恵みもあるが魔物の脅威なども今日より高くなることを体験してもらおうと思う。」


「つまり、今日よりたくさん戦うってことね?」


「そういう事だ。」


「楽しみだわ!今日より、魔物を倒すってことは階梯も上がりやすくなるってことよね!」


「あぁ、そうだな。ま、今晩寝て起きたら今日の分の精算が終わり階梯が上がるだろうから明日を楽しみにしておけよ。」


「あ、そうだったな。確か初めて階梯が上がるときは何故か一晩必要でそらが終わると階梯が上がる必要な経験が貯まる度に階梯が上がるんだったよな。」


「あぁ、そうだ。相棒との繋がりがより強くなる一晩だから楽しみにしておけよ?」


さてさて、今晩を無事に乗り切れよ?



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