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異世界に落とされた…  作者: ほのぼのる500
浄化は基本!
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95.春です…開拓に妊娠!

暖かくなったので新しく作った地下の上を開拓する。

いつも通り木を伐採。

切り株はシュリが持ち上げ親玉さんが移動。

連携がぴったり。

シュリも親玉さんも大きいな~。

軽トラぐらいか?


子蜘蛛達はある程度成長してからゆっくりになった。

ちび蜘蛛たちはまだ成長が止まっていない。

子蜘蛛達に追いついたりするのかな?

みんなが軽トラぐらいになった想像…やめた。

怖すぎる。


ゆっくり…いやかなりのスピードで移動する切り株を眺める。

早すぎないかな…。

まぁ処理が早くていいか。


この頃は狩りにも出かけるようになっている。

相変わらず狩ってくる獲物はでかい。

ただ、見ているといつも同じメンバー。

狩りに行かない子達がいるのだが…。

どうしたのかな?

体調が悪いとかではないといいが。

心配だ。


気が付くと目の前には広大な…広すぎる第2広場が。

一つ目たちが嬉しそうに柵を作り出したみたいだ。

冬の間は仕事が少なかったからな。

ただ、ずっと仕事があり続けることはないと思うのだが。

怖い想像になるのでやめよう。


農業隊は畑を耕して…耕しているのは子アリとちびアリか。

農業隊は種を植えているようだ。

…農業隊の数が足りないな?

果実の森へ行ったのか。

森も広いからな、頑張れ。


狩りも順調で子鬼たちが嬉々として解体を始めた。

解体のスピードを見て、完全に諦めた。

まぁ、わかっていたが。


三つ目たちから新しい服が来た。

前とは全く違うデザイン…服の数を数えるのが怖い。

あまり作る必要はないからな。


春は皆が仕事にやる気を出してくれるので俺は…暇だ。


……


狩りに行かない理由がわかった。

コアを含めたオオカミのメスと犬たちのメスの妊娠。

ちょっとびっくり。

…春だし、当たり前の事か。


…ちょっと人が恋しくなった。

とりあえず森の境界線を探そうかな。

焦らずゆっくり探そう。


妊娠はうれしい。

元気に生まれてくれたらそれでいい。


…食料は大丈夫だろうか?


この冬は何とか保存部屋の食料で全員が過ごせた。

驚いたのが全員がそれぞれ好きな野菜や果物ができた事。

野菜や果物は絶対に余ると思っていたが保存部屋にはあと少ししか残っていない。

家族が増えるなら保存しておく量を増やすことも考えよう。


「畑を増やすことも必要かな?」


聞かれた!

無意識に声に出していたようだ。

恐るべし農業隊。

次の日から農業隊が畑の開拓を希望してきた。

まだ決定ではないのだが…ないはずなのだが。

広げますよ、子供たちを飢えさせるわけにはいかないからな。

…けして農業隊が怖いわけではない。

怖いわけでは。


……


広すぎる!

もう少しでチャル達を見つけた洞窟に届くんだけど。

家が小さくしか見えないっておかしいから!

…ここまで!俺は頑張った。

次は負けそう…。


畑と同時に果実の森も広げた。

果実の森を見ている農業隊がこわかっ…お願いされたので。

ただ、広げた部分の半分以上がぶどうもどきってどうしてだろう?

まぁ確かにみんなが求めてはいるけど、酒乱は怖いから、怖すぎるから!


…いや、ワインを切らす方が…ハハハ。


狩りを手伝った。

畑にいると追い出される…ハハハもう気にならないからな!

肉の保存量も増やす必要があるからだ。


保存部屋を広げたが子供が増えたら足りない。

何処に作ろうかな。

やることができた、うれしい。


暖かくなって気持ちのいい風が吹くころに一気に出産が来た。

可愛い、頑張ろう。


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― 新着の感想 ―
[一言] 家族増えるのは良いことだ♪ 主人公ぼっちだけど
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