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テンションアップダウン第五回何をしますか?

「皆様のお部屋は大部屋になりますので此方になります」

 美人の仲居さんに連れられてボクらは旅館内を進む。

「『あの仲居さん美人だね、おっぱいもおっきいし』」

「ですね!美人でおっぱいもおっきいなんて反則ですね!」

「「……ッチ」」

 ボクと吠天先輩が仲居さんの評価をすると、フィーと先輩が揃って舌打ちをした。

「丹沙を誑かすなんて……お仕置きが必要みたいねあの仲居」

「……ですね、今夜早速やりましょう」

 不穏な空気をまき散らす二人。


「着きましたよ!私達はこの部屋に泊まりまーす!」

 通された部屋は、そこそこの大きさがある綺麗な和室だった。

「『あらあら、素敵な部屋だこと』」

「ですね」

 全く持ってその通りである、これが旅番組だったら普通すぎるコメントだ。

「仲居さん、後で話があるから時間作って貰える?」

「?……わかりました」

「「「『…………』」」」

 不穏な空気をまき散らしたままの先輩が仲居さんと何かを話している。

「『……よっしゃー!それじゃあ……何する?』」

 吠天先輩が話を切り換える。

 やっぱり今年もここから始まるらしい。

「……去年を思い出しますね」

 そんなことを言われたら去年の回想をするしかないだろう。

 では聞いて欲しい。

 それは去年の今頃の事だった……。

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