表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短歌・詩

心の寿命

作者: 囘囘靑

タイムマシンの夢を抱きしめながら

化粧のように塗り重ねる日常

奥に潜む記憶は針で縫い合わせても

消えぬ痕を残す


街は淡々と流れ

一握りの幸せを探す人々の影が断片となり

映画のように再生される


操作できぬ未来

輸血のように流れ込む他者の言葉

誰もが一瞬だけ過去と現在を抱き合わせ

鋭い痛みをも祝福に変える


そしてまた通常運転へと戻る

繰り返しの中に、一握りの幸せが宿る

祝祭日の鐘が鳴り響くとき






**********

詩「心の寿命」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ