表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出張7神会話劇  作者: 彼岸 明
6/8

05 亜桜趙蝶 著「魔王様はお嬢様の下僕になりました 」

主人公:5回目は亜桜趙蝶さんの「魔王様はお嬢様の下僕になりました 」より、魔王のアラン・ドゥ・ナイトメアと。……何このカンペ?作者??天の声??出していーのかよ……はいはい。亜桜趙蝶さんが来てます。ん?久しぶりの女子じゃん!!どこどこ!?!?


創造神:ここだよ?まあ、煩悩と欲にまみれた君には見えないのではないかな?


主:マジで天の声だし!!俺の専売特許取んなよ!てか美少女として降臨してこい!!


創:まあ、全て冗談なんだがね?君の前に降臨したら襲われそうだから遠慮しておこう。とりあえず、アランを呼んでよ、ね?お願い。


主:え……だってそのアランって男なんだろ……もう野郎が続いて俺にも潤いが欲し……(主人公の頭の中に両手を合わせる女の子のイメージ)あ。可愛いから許そう。呼ばれてるぞー。魔王様?入って来いよー。


アラン:なんで、創造神がここにおるのだ…。あー、魔王のアラン・ドゥ・ナイトメアだ。クソ、フェアめ。何故私が出ねばならんのだ。


主:フェア?誰だそれ。……魔王が神に恨み持つってやっぱり定番なのか?


ア:いや、創造神が嫌いなのは我の友人だ。フェアは我の…主だ。…脅されて下僕にされているのだ。


創:だって、閻魔ってからかうと面白いじゃん。というか、すぐサボろうとする閻魔が悪いよ。


ア:閻魔っていうのはさっき言った我の友人だ…。


主:え?魔王なのに主いんの?なにその主従関係??閻魔も居るのか……仕事はどの世界でもサボりたいもんだな。


創:閻魔は常時サボろうとしてるんだよ?そこらの人と比較にならないくらいやる気無し男だよ。しかも、サボって天界一、二を争う美しさの嫁さんとイチャイチャしようとしてるからね?


ア:我もあいつの仕事嫌いは異常だと思うがな。


主:ふーん。それより魔王の主っての教えてくれよ。今度の天地創造に使ってみたいな。


ア:あー…なんというかだな。


創:私が変わりに説明するよ。

まず、こいつは顔馴染みから魔族溺愛症って呼ばれてるほど、魔族大好きなんだ。

民衆中心の政治を行ってるから良い王様ではあるけどキモいよね。


ア:おい、ちょっと待て最後のなんだ貴様(殺気)


創:ヒィェ!!?


主:うん。そのキモい魔王になんで主がいるんだよ。


ア:お前もか。(呆れ)


創:そんで、こいつは勇者に殺されたんだだけど、こいつらの世界は死んだ者が生き返る復活ってものがあるんだ。ただ、復活する為には三つの条件があって…


・復活の手助けをする人が相手に恐怖を感じていないこと

・復活させる相手と同じか凌駕する量の正の力が必要なこと。

・復活の手助けをした人の願いをできる限り叶えること。


主:へー。ふーん。そんで、主が出来ちまったのか。面倒くせぇ相手に当たったな。その主はお前使ってなんかすんの?魔王だし強ぇんだろ?


ア:本人云く、おもちゃだそうだ。それと、雑用…。


主:おもちゃ……雑用……なんか、苦労してんな……。


おっさん所長:あ。今日もお客さん来る日だったね。今回は随分大きな方だね。立派な角だし。


主:この追加業務……俺のボーナス増やしてくださいよ。


所:この前の筋肉世界面白かったからね。また創ってよ。


主:ぜってぇ嫌だ……(ゲンナリ)


所:また後で見に来るね。


ア:あぁ…もう我は嫌だ…あの小娘、平気で我を殺すからなぁ。“愛する”魔族の為だからなんとか耐えられているが……。


主:え?小娘?お前の主って女の子なの?天の声もだし、まさかハーレム設定?羨ま。


創:アランはモテるかねぇ。残念なやつだけど。


ア:……まあそんな話はどうでもいいだろう。というか創造神、貴様女だったか?


創:私は謎に包まれた存在だから教えられないね。てか、私はアラン達に直接関わらないよ?


主:え?めっちゃ可愛いけど。お前会った事ねぇの?いつもこんなに側にいるのに


姪っ子:おじさん!ここに大きい動物さんいるの?


所:そうだよ。大きくてビックリしちゃうかもね。


主:この声……。


所:ほら、大きいだろ?


姪:!!!!……が……がいこつ……うっうっ……。

(アランの外見:狼の骸骨に鹿の角が生えたような頭。鹿の角を入れず3m程あり、どす黒いローブをまとっている)


ア:誰が動物だ!誰が!!


主:やべっ!!


姪:うわぁぁぁあああんっ!!!!怒ったーー!!こわいのー!!(号泣)


ガチャッ!(ドア)


フェア:何大きい声出してんのよ下僕…って、何してんの?(冷めた目)


主:ほ、ほら。大丈夫ぞ!この骨、ロ……ロボットなんだ!だから怖くないぞ!


姪:うわあああぁぁあっぁぁんおかぁあさぁぁんうわぁぁっ!!!


フ:……下僕ゥ?あんたが泣かせたの?最低……


主:ちょっと何してくれるんすか!?このデブ!!


所:あ。悪いことしちゃったなぁ。


姪:うわぁああっぁあぁあん!!!!うぐっうぐっ……うえぇぇぇ。


創:あーあ。アランが泣かせたー。


ア:ちょっと待て!我は泣かせようとした訳では……!!


フ:うっさい!黙って死ね!クズ!!


主:ほ、ほら、ほら!?お兄ちゃんと外行こうぜ!あ、遊ぼっか!?!?


姪:がいこつ怖いのおぉぉぉおっぉぉっ!!!!!


ア「」(死亡。体が跡形も無く消える)


創:やっぱりこうなるのか〜。


主:抱っこしてやるから!な!?

俺、ちょっと行ってきますから、あとおっさんやっといてくださいよ!!(個人研究室の扉開ける)


所:あ。そろそろ………く……。


姉貴:愚弟……どうしたの?


主:!!!!(殺される!!!)


姪:おかぁあさぁぁん、怖いのおぉぉぉおっ怒るの怖いのおぉ!!!


フェア:よしよし、大丈夫?怖かったわよね。あの男の人。


所:タイミングの悪さだけは神がかってるよね、君。


姉:ごめんなさいね。ご面倒かけちゃって。わざわざ来てくれたのに申し訳ないわ。

ところで愚弟。この前も女の子泣かせてたわね。愚弟はもっと、人の悲しい気持ちが分かるようにしないとね。


創造神:うーんと、ドンマイ?


主:!!!!!!(卒倒)


所:あーあ。お姉さん、許容量オーバーしちゃったよ?


姉:明日には元気だから心配ないわ



〜あの世にて〜



主:う〜ん……あれ。研究所にいたのに、ここどこだ?


アラン:あーまたか……一日に何度殺せば気が済むのだ小娘は……ん?お前も死んだのか?


主人公:は?死ぬ??……お前さっき消えたの……ここって……。


閻魔:あの世だよ。さぁ、お前の罪状を言うんだ。


アラン:閻魔……どうにかならんのか?三つの願いを叶えるという条件。


主:この世の美少女が全て俺のもの。だな。独り占めはいけなかった。


閻:どうにもならないよ。あー、ん?君、自意識過剰じゃないかい?

君の現世での生活だと女の影なんで全く無いよ?


主:ハーレム世界とか全部俺のだし。

てか、早く帰りてぇんだけど。まだ二期も三期も出番残ってるしさ。


創造神:そうだよー早く帰してやりなよ〜。


閻:(創造主の「考えろカス」という台詞が頭に浮かぶ。)

うっせぇぇんだよぉ!!てめぇに言われたくねぇんだよ!

人が仕事してる最中、遊びに行ったりしやがってよぉ!!死ねや!!つか、消えろ!!


主:何こいつ……閻魔だけあってすぐキレるの?


ア:怠惰なやつだからな。仕事と創造神が絡むとめちゃくちゃキレ…!!(暴れる閻魔の攻撃を躱す)


主:おぉっ!?見境ねぇな……(避けようと遠のく)


創:アッハッハッ!物に当たりすぎでしょ。気持ち悪ぅ。アマテラス呼んでこようか?


ア:煽るな!!


主:……完全に火に油注いでねぇか……あいつ……。


閻:テメェやっぱり姿現せやぁ!!ふざけやがってぇ!!

コキュートスに落ちろ腐れゴミめがぁ!!!!(主人公の体をガシッと掴む)


主:うわっ!!な、何だよ!?


閻:くそめがぁぁぁぁ!!(主人公を締め上げる)


ア:やめろ!閻魔!!そいつは…!!


主:このオチ、ま、え、に………(ガクン)





主:はっ!?!?!?!?


先輩:おぉ。良かったな。お前、今一瞬心臓止まりかけてたんだぞ。


創:なんか、ごめんね〜。

君マゾだからお姉さんみたいな人が来ると嬉しくなるんでしょ?所長さんから聞いたよ〜。

だから、卒倒したんだよね?呼んでおいてあげたよ。まあ、そういうことだからじゃあねー。


主:(舌打ち)……所長、この会話劇消していいっすか?


所:君のボーナス減るけどね。


ツンデレお嬢様と苦労性な下僕魔王。そしてとてもウザイ(けど美少女)の創造神に会える「魔王様はお嬢様の下僕になりました 」はこちら↓

亜桜趙蝶 マイページURL

http://mypage.syosetu.com/605273/

彼岸明

キャラは怒ると口が汚いですが、作者様はいい感じのツンデレキャラです。

少女というより、幼女に近い。

そちらは、ツッコミ茶々入れの三人称の本編を御覧ください。

あ、制作も勿論、とても楽しかったです。



亜桜趙蝶

今回参加させていただいた亜桜趙蝶であります。

とても楽しくできましたです!

天の声として参加させていただきましたが、そもそもは違うキャラですのでご了承くださいね。

お読みいただきありがとうございました!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ