05 亜桜趙蝶 著「魔王様はお嬢様の下僕になりました 」
主人公:5回目は亜桜趙蝶さんの「魔王様はお嬢様の下僕になりました 」より、魔王のアラン・ドゥ・ナイトメアと。……何このカンペ?作者??天の声??出していーのかよ……はいはい。亜桜趙蝶さんが来てます。ん?久しぶりの女子じゃん!!どこどこ!?!?
創造神:ここだよ?まあ、煩悩と欲にまみれた君には見えないのではないかな?
主:マジで天の声だし!!俺の専売特許取んなよ!てか美少女として降臨してこい!!
創:まあ、全て冗談なんだがね?君の前に降臨したら襲われそうだから遠慮しておこう。とりあえず、アランを呼んでよ、ね?お願い。
主:え……だってそのアランって男なんだろ……もう野郎が続いて俺にも潤いが欲し……(主人公の頭の中に両手を合わせる女の子のイメージ)あ。可愛いから許そう。呼ばれてるぞー。魔王様?入って来いよー。
アラン:なんで、創造神がここにおるのだ…。あー、魔王のアラン・ドゥ・ナイトメアだ。クソ、フェアめ。何故私が出ねばならんのだ。
主:フェア?誰だそれ。……魔王が神に恨み持つってやっぱり定番なのか?
ア:いや、創造神が嫌いなのは我の友人だ。フェアは我の…主だ。…脅されて下僕にされているのだ。
創:だって、閻魔ってからかうと面白いじゃん。というか、すぐサボろうとする閻魔が悪いよ。
ア:閻魔っていうのはさっき言った我の友人だ…。
主:え?魔王なのに主いんの?なにその主従関係??閻魔も居るのか……仕事はどの世界でもサボりたいもんだな。
創:閻魔は常時サボろうとしてるんだよ?そこらの人と比較にならないくらいやる気無し男だよ。しかも、サボって天界一、二を争う美しさの嫁さんとイチャイチャしようとしてるからね?
ア:我もあいつの仕事嫌いは異常だと思うがな。
主:ふーん。それより魔王の主っての教えてくれよ。今度の天地創造に使ってみたいな。
ア:あー…なんというかだな。
創:私が変わりに説明するよ。
まず、こいつは顔馴染みから魔族溺愛症って呼ばれてるほど、魔族大好きなんだ。
民衆中心の政治を行ってるから良い王様ではあるけどキモいよね。
ア:おい、ちょっと待て最後のなんだ貴様(殺気)
創:ヒィェ!!?
主:うん。そのキモい魔王になんで主がいるんだよ。
ア:お前もか。(呆れ)
創:そんで、こいつは勇者に殺されたんだだけど、こいつらの世界は死んだ者が生き返る復活ってものがあるんだ。ただ、復活する為には三つの条件があって…
・復活の手助けをする人が相手に恐怖を感じていないこと
・復活させる相手と同じか凌駕する量の正の力が必要なこと。
・復活の手助けをした人の願いをできる限り叶えること。
主:へー。ふーん。そんで、主が出来ちまったのか。面倒くせぇ相手に当たったな。その主はお前使ってなんかすんの?魔王だし強ぇんだろ?
ア:本人云く、おもちゃだそうだ。それと、雑用…。
主:おもちゃ……雑用……なんか、苦労してんな……。
おっさん所長:あ。今日もお客さん来る日だったね。今回は随分大きな方だね。立派な角だし。
主:この追加業務……俺のボーナス増やしてくださいよ。
所:この前の筋肉世界面白かったからね。また創ってよ。
主:ぜってぇ嫌だ……(ゲンナリ)
所:また後で見に来るね。
ア:あぁ…もう我は嫌だ…あの小娘、平気で我を殺すからなぁ。“愛する”魔族の為だからなんとか耐えられているが……。
主:え?小娘?お前の主って女の子なの?天の声もだし、まさかハーレム設定?羨ま。
創:アランはモテるかねぇ。残念なやつだけど。
ア:……まあそんな話はどうでもいいだろう。というか創造神、貴様女だったか?
創:私は謎に包まれた存在だから教えられないね。てか、私はアラン達に直接関わらないよ?
主:え?めっちゃ可愛いけど。お前会った事ねぇの?いつもこんなに側にいるのに
姪っ子:おじさん!ここに大きい動物さんいるの?
所:そうだよ。大きくてビックリしちゃうかもね。
主:この声……。
所:ほら、大きいだろ?
姪:!!!!……が……がいこつ……うっうっ……。
(アランの外見:狼の骸骨に鹿の角が生えたような頭。鹿の角を入れず3m程あり、どす黒いローブをまとっている)
ア:誰が動物だ!誰が!!
主:やべっ!!
姪:うわぁぁぁあああんっ!!!!怒ったーー!!こわいのー!!(号泣)
ガチャッ!(ドア)
フェア:何大きい声出してんのよ下僕…って、何してんの?(冷めた目)
主:ほ、ほら。大丈夫ぞ!この骨、ロ……ロボットなんだ!だから怖くないぞ!
姪:うわあああぁぁあっぁぁんおかぁあさぁぁんうわぁぁっ!!!
フ:……下僕ゥ?あんたが泣かせたの?最低……
主:ちょっと何してくれるんすか!?このデブ!!
所:あ。悪いことしちゃったなぁ。
姪:うわぁああっぁあぁあん!!!!うぐっうぐっ……うえぇぇぇ。
創:あーあ。アランが泣かせたー。
ア:ちょっと待て!我は泣かせようとした訳では……!!
フ:うっさい!黙って死ね!クズ!!
主:ほ、ほら、ほら!?お兄ちゃんと外行こうぜ!あ、遊ぼっか!?!?
姪:がいこつ怖いのおぉぉぉおっぉぉっ!!!!!
ア「」(死亡。体が跡形も無く消える)
創:やっぱりこうなるのか〜。
主:抱っこしてやるから!な!?
俺、ちょっと行ってきますから、あとおっさんやっといてくださいよ!!(個人研究室の扉開ける)
所:あ。そろそろ………く……。
姉貴:愚弟……どうしたの?
主:!!!!(殺される!!!)
姪:おかぁあさぁぁん、怖いのおぉぉぉおっ怒るの怖いのおぉ!!!
フェア:よしよし、大丈夫?怖かったわよね。あの男の人。
所:タイミングの悪さだけは神がかってるよね、君。
姉:ごめんなさいね。ご面倒かけちゃって。わざわざ来てくれたのに申し訳ないわ。
ところで愚弟。この前も女の子泣かせてたわね。愚弟はもっと、人の悲しい気持ちが分かるようにしないとね。
創造神:うーんと、ドンマイ?
主:!!!!!!(卒倒)
所:あーあ。お姉さん、許容量オーバーしちゃったよ?
姉:明日には元気だから心配ないわ
〜あの世にて〜
主:う〜ん……あれ。研究所にいたのに、ここどこだ?
アラン:あーまたか……一日に何度殺せば気が済むのだ小娘は……ん?お前も死んだのか?
主人公:は?死ぬ??……お前さっき消えたの……ここって……。
閻魔:あの世だよ。さぁ、お前の罪状を言うんだ。
アラン:閻魔……どうにかならんのか?三つの願いを叶えるという条件。
主:この世の美少女が全て俺のもの。だな。独り占めはいけなかった。
閻:どうにもならないよ。あー、ん?君、自意識過剰じゃないかい?
君の現世での生活だと女の影なんで全く無いよ?
主:ハーレム世界とか全部俺のだし。
てか、早く帰りてぇんだけど。まだ二期も三期も出番残ってるしさ。
創造神:そうだよー早く帰してやりなよ〜。
閻:(創造主の「考えろカス」という台詞が頭に浮かぶ。)
うっせぇぇんだよぉ!!てめぇに言われたくねぇんだよ!
人が仕事してる最中、遊びに行ったりしやがってよぉ!!死ねや!!つか、消えろ!!
主:何こいつ……閻魔だけあってすぐキレるの?
ア:怠惰なやつだからな。仕事と創造神が絡むとめちゃくちゃキレ…!!(暴れる閻魔の攻撃を躱す)
主:おぉっ!?見境ねぇな……(避けようと遠のく)
創:アッハッハッ!物に当たりすぎでしょ。気持ち悪ぅ。アマテラス呼んでこようか?
ア:煽るな!!
主:……完全に火に油注いでねぇか……あいつ……。
閻:テメェやっぱり姿現せやぁ!!ふざけやがってぇ!!
コキュートスに落ちろ腐れゴミめがぁ!!!!(主人公の体をガシッと掴む)
主:うわっ!!な、何だよ!?
閻:くそめがぁぁぁぁ!!(主人公を締め上げる)
ア:やめろ!閻魔!!そいつは…!!
主:このオチ、ま、え、に………(ガクン)
主:はっ!?!?!?!?
先輩:おぉ。良かったな。お前、今一瞬心臓止まりかけてたんだぞ。
創:なんか、ごめんね〜。
君マゾだからお姉さんみたいな人が来ると嬉しくなるんでしょ?所長さんから聞いたよ〜。
だから、卒倒したんだよね?呼んでおいてあげたよ。まあ、そういうことだからじゃあねー。
主:(舌打ち)……所長、この会話劇消していいっすか?
所:君のボーナス減るけどね。
ツンデレお嬢様と苦労性な下僕魔王。そしてとてもウザイ(けど美少女)の創造神に会える「魔王様はお嬢様の下僕になりました 」はこちら↓
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彼岸明
キャラは怒ると口が汚いですが、作者様はいい感じのツンデレキャラです。
少女というより、幼女に近い。
そちらは、ツッコミ茶々入れの三人称の本編を御覧ください。
あ、制作も勿論、とても楽しかったです。
亜桜趙蝶
今回参加させていただいた亜桜趙蝶であります。
とても楽しくできましたです!
天の声として参加させていただきましたが、そもそもは違うキャラですのでご了承くださいね。
お読みいただきありがとうございました!!




